【2025年最新】リスボンから日帰りで行ける!シントラ&ロカ岬モデルコースを紹介!

シントラのペーナ宮殿ポルトガル

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リスボンから日帰りでシントラとロカ岬、1日でまわれる?
リスボンからシントラやロカ岬へ行くアクセス方法が分からないな…
効率よく観光する方法を知りたい!

そんな疑問に答えるため、この記事では実際に私がリスボンから日帰りでシントラとロカ岬を観光した経験を元に、観光のモデルコースやアクセス方法など分かりやすく紹介します。

本記事で分かること
  • リスボンからシントラ・ロカ岬への日帰りモデルコース
  • シントラとロカ岬の見どころと注意点
  • シントラとロカ岬観光の所要時間
  • シントラとロカ岬のアクセス方法

こんにちは!エンジニアの旅記録です!

現在はフリーランスエンジニアとして働きながら海外旅行を楽しんでおり、これまでに37カ国を訪れました。
世界一周中の1月にポルトガルのリスボンに10日間滞在して、念願だったユーラシア大陸最西端のロカ岬でのサンセットを見ることができました。
その時にシントラという街も合わせて日帰り観光できたので紹介させてください。

これからシントラやロカ岬へ行く予定の方にとって、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

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ポルトガルの基本情報

リスボンのアルファマ地区

リスボンから日帰りで訪れることができる人気観光地「シントラ」や「ロカ岬」は、ポルトガルの魅力が詰まったスポットです。
ここではポルトガルという国の概要や、旅行前に知っておくと便利な通貨や言語、治安情報などをまとめました。

ポルトガルってどんな国?

ポルトガルはヨーロッパ南西部に位置する国で、大西洋に面した海沿いの穏やかな気候と、美しい町並みが特徴です。
かつては大航海時代の中心地として繁栄し、リスボンやポルトなどには歴史的な建造物が今も多く残っています。
ヨーロッパ諸国の中では比較的物価が安く、治安も安定しているため、海外旅行初心者にもおすすめできる国です。
また、食事が美味しく、海産物やスイーツやワインなどのグルメも楽しむことができます。

通貨・言語・気温などの基本データ

ポルトガルの基本データをまとめました。

項目内容
公用語ポルトガル語
※英語も広く通じます
通貨ユーロ(EUR)
※2025年7月時点で1EUR ≒ 170円
時差マイナス9時間
※日本のほうが9時間進んでいます(サマータイム時はマイナス8時間)
気温夏(6〜9月):20〜35℃
冬(12〜2月):5〜15℃
雨季特に明確な雨季はなし
※冬季は雨の日がやや多め
服装夏:半袖・半ズボンでOK
冬:薄手のジャケットやセーターが必要
ビザ90日以内の観光滞在であればビザ不要(日本国籍の場合)
コンセントタイプCタイプ(ヨーロッパ2ピン)
日本からのフライト時間直行便なし(乗継含めて約16〜18時間)
治安比較的良好(外務省の危険情報レベルなし)
※観光地ではスリ・置き引きに注意

シントラとは?

ポルトガルのシントラの様子

シントラ(Sintra)はリスボンから電車で約40分の距離にある、小高い山の中に広がる街です。
19世紀に王族たちの夏の避暑地として栄え、多くの宮殿や庭園が建てられました。
その美しさから「エデンの園」とも称され、「シントラの文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録されています。

シントラには以下のような観光スポットがあります。

  • ペーナ宮殿:カラフルで可愛い外観が特徴
  • ムーアの城跡:万里の長城のような山の上にそびえる石造りの城壁で絶景が楽しめる
  • レガレイラ宮殿:RPGの世界に迷い込んだような不思議な庭園

ロカ岬とは?

ポルトガルのロカ岬のサンセット

ロカ岬(Cabo da Roca)は「ユーラシア大陸の最西端」として有名な岬です。
「ここに地果て、海始まる」と刻まれた石碑がシンボルとなっており、断崖絶壁と大西洋の壮大な景色を堪能できます。
特におすすめなのがここでのサンセットで、夕方の時間帯になるとたくさんの観光客が訪れます。

シントラ&ロカ岬モデルコース

ロカ岬

シントラとロカ岬はリスボンから電車とバスで簡単にアクセスできるので、時期によりますが1日あればしっかり観光できる人気スポットです。
ここでは、実際に私が日帰り観光した時の経験を元に、観光時間の目安や見どころなども踏まえてモデルコースを紹介します。
注意点として、4月から10月は日の入りが遅くて21時を過ぎてしまう場合もあります。
こうなってしまうと終バスに間に合わないため、ロカ岬へ行く場合はサンセットの時間は事前に確認しておいてください。

モデルコースとは少し異なりますが、実際に私がシントラとロカ岬を日帰りで観光した時のYoutube動画があります。
観光の雰囲気を知りたい方はこちらも是非ご覧ください。
今回紹介するモデルコースはこちらの実体験を元により良い観光ルートを考えたものになります。

モデルコース概要

以下は、リスボンを朝に出発して日帰りでシントラとロカ岬を観光するモデルコースです。

  • 所要時間:1日(約10〜12時間)
  • 移動手段:電車、バス、徒歩
  • スタート地点:Rossio駅(リスボン市内)
  • 終了地点:リスボン市内(Rossio駅またはホテル)
  • 想定時期:11月から3月

こちらがモデルコースの概要です。
注意点:4月から10月は日没が遅く7月は21時ごろで終バスに間に合わないため、11月から3月なら日帰りできる

① 07:41
ロシオ駅(Rossio Train Station)を出発

② 08:24
シントラ(Sintra)に到着

③ 09:00
ペーナ宮殿を観光

④ 11:00
ムーアの城跡を観光

⑤ 12:00
シントラ市内へ移動

⑥ 12:30
シントラ市内でお昼ご飯

⑦ 13:30
レガレイラ宮殿を観光

⑧ 15:41
シントラ市内を出発

⑨ 16:21
ロカ岬を観光

⑩ 18:00
ロカ岬からリスボンのロシオ駅へ移動

モデルコース詳細

それでは、モデルコースを紹介いたします。
タイムラインの時間はあくまで目安だと思ってください。

  • 07:41
    ロシオ駅(Rossio Train Station)を出発

    リスボン市内にあるロシオ駅(Rossio Train Station)から電車に乗ってSintra駅を目指します。
    平日はSintra駅までの電車が約30分おきに出ていますが、タイトなスケジュールになっていることもあり、07:41発のものに乗れるように駅に着くようにしてください。

    リスボンのロシオ駅

    電車のチケットは当日に券売機から購入することができます。
    チケットの中にTrain&Busというものがあり、こちらはシントラでバスに3回乗ると元を取れるものになります。
    (※シントラからロカ岬までのバスでは使用できません。)
    それ以外の場合はNavegante(ナヴェガンテ)と言う交通系ICカードを購入またはチャージするようにしてください。

    リスボンのロシオ駅の券売機

    無事チケットを購入できたら改札を通って中へ入ります。
    朝早いと若干治安の悪さ(物乞いがいたり)するので、事前にチケットを購入しておくとスムーズに電車にも乗れるので安心かもしれません。

    リスボンのロシオ駅の改札

    電光掲示板にどのレーンに電車が来るか表示されているので、その表示を頼りに電車に乗ります。
    私が観光した時の電車は朝早いこともありガラガラでした。

    リスボンからシントラへ行く電車の中の様子

    乗り換えも不要なので、このままシントラを目指してください。

    ロシオ駅とチケットについて

    ・料金:
     ・Train&Bus:EUR14.5(約2,500円)
     ・往復チケット:EUR4.8(約830円)
     ・料金体系はCPの公式サイトを確認してください(https://www.cp.pt/StaticFiles/Passageiros/1_horarios/precos/lx/lisbon-urban-trains-price-zones.pdf
     ※PDFが開きます
    ・注意点:
     ・早朝は物乞いなどいるため少し治安が悪いかもしれません
     ・チケットの購入にはNavegante(ナヴェガンテ)が必要です
     ・Train&Busを購入した時はレシートを捨てないように持っていてください(提示を求められることがあります)

  • 08:24
    シントラ(Sintra)到着

    大体08:30前にSintra駅に到着するので、改札を出て右側へ回り込むように歩いていくとバス停が見えてきます。

    シントラの434番のバス

    434番のバスに乗ってペーナ宮殿を目指します。
    Train&Busのチケットで乗車する場合は購入した時のレシートを見せて欲しいと言われます。(通常のNaveganteと見分けがつかないため)
    なので、レシートは無くさずに取っておいてください。

    シントラの434番のバス
    シントラのバスについて

    ・乗車するバス:434番(改札を出て右側へ回り込むとある)
    ・料金:EUR4.1(約710円)
    ・注意点:Train&Busチケットの場合レシートの提示を求められる

  • 09:00
    ペーナ宮殿を観光

    ペーナ宮殿(Palácio Nacional da Pena)は、シントラの山頂にそびえる色鮮やかな宮殿で、ノイシュバンシュタイン城を建てたバイエルン王ルートヴィヒ2世のいとこ、フェルナンド2世によって建てられた、19世紀のポルトガル・ロマン主義建築を代表する建物です。
    まるでおとぎ話に出てくるような外観が特徴で、黄色・赤・青のカラフルな外壁がとても可愛いです。

    ここはかつて王室の夏の離宮として使われており、現在ではユネスコ世界遺産「シントラの文化的景観」の一部として登録されています。

    シントラのペーナ宮殿

    バス停を降りて少し歩くと入り口が見えてきて、ここで入場券を購入することができます。
    しかし、時間ごとに入場できる人数も決まっていることもあり、事前にオンラインで購入しておくと安心です。
    この後にムーアの城跡も行く予定の場合はセットのチケットを購入した方がお得になります。

    シントラのペーナ宮殿のチケット売り場

    また、入り口から宮殿までは山道を約10分から20分かけて登る必要があります。
    入り口から宮殿までを結ぶシャトルバスも運行しており、片道3ユーロで利用できますが、節約したい方は徒歩でも十分登ることが可能です。

    1つ目の見どころは、「宮殿内部の装飾」です。
    カラフルで幻想的な外観やユニークな建築スタイルで有名ですが、内部にも見どころがたくさんあります。
    19世紀のポルトガル王室が実際に使用していた家具や調度品がそのまま保存されており、当時の王族の暮らしぶりを見ることができます
    また、内部の装飾にはイスラム建築の影響を感じさせる繊細なアーチ模様やタイル装飾が見られ、ポルトガルがかつて多文化の影響を受けてきた歴史を感じることができます。ゴシック、ルネサンス、マヌエル様式、そしてムーア様式が混在した独特の空間は、まるでおとぎ話の中に迷い込んだような気分にさせてくれます。

    シントラのペーナ宮殿の内部

    2つ目の見どころは、「トリトンの像」です。
    入り口の門の上には、ギリシャ神話に登場する海の神ポセイドンの息子であるトリトンの彫刻があります。
    波や貝殻のモチーフに囲まれたトリトン像は、ペーナ宮殿の中でも特に人気のフォトスポットです。

    シントラのペーナ宮殿のトリトン像
    ペーナ宮殿について

    ・所要時間:1時間〜2時間(外観+内部を見学する場合)
    ・料金:
     ・宮殿+公園セットチケット:大人 EUR20(約3,500円)、子供(6〜17歳)EUR18(約3,100円)
     ・チケット購入はオンライン推奨(当日券は売り切れる場合あり)
     ・チケット購入はklookでもできます
    ・注意点:
     ・宮殿の入り口から建物までは徒歩で約10から20分かかります(登り坂)
     ・シャトルバスはEUR3(約520円)かかります
    ・公式サイト:https://www.parquesdesintra.pt/en/parks-monuments/park-and-national-palace-of-pena/

    ▷ klookの「ペーナ宮殿・庭園 入場チケット(シントラ)」はこちら

  • 11:00
    ムーアの城跡を観光

    ムーアの城跡(The Moorish Castle)はシントラの丘の上に広がる9世紀の要塞跡で、イスラム教徒(ムーア人)によって築かれた防衛拠点です。
    標高約400メートルの山の上に位置する曲線を描く石造りの城壁は「ポルトガルの万里の長城」とも呼ばれているようです。

    シントラのムーアの城跡

    ムーアの城跡の入り口はペーナ宮殿の入り口から徒歩で約5分で訪れることができます。バスに乗ってしまうとバスは一方通行なのでまたSintra駅まで戻ってしまうので乗らないように注意してください。

    シントラのムーアの城跡の入り口

    この城跡の最大の見どころは、城壁の上から見下ろすシントラの街並みとペーナ宮殿です。
    城壁を歩きながら景色を堪能できるため、冒険感もあり写真撮影にも絶好のスポットです。

    シントラのムーアの城跡
    ムーアの城跡について

    ・所要時間:30分〜1時間
    ・料金:大人EUR12(約2,100円)/ 子供(6〜17歳)EUR10(約1,700円)
    ・注意点:階段が多く滑りやすい箇所あります
    ・公式サイト:https://www.parquesdesintra.pt/en/parks-monuments/the-moorish-castle/

    ▷ klookの「ムーア城 入場チケット(シントラ)」はこちら

  • 12:00
    シントラ市内へ移動

    バスに乗ってシントラ市内へ戻ります。
    バス停はムーアの城跡とペーナ宮殿の間付近にあるので、来た時と同じ434番のバスに乗って市内を目指します。

  • 12:30
    シントラ市内でお昼ご飯

    シントラ市内に到着したら市内を散策しながらお昼ご飯を食べます。
    どのお店に入るかは予算次第ですので、事前に気になるレストランを調べておくと、当日慌てないで行動ができると思います。

    レストランではありませんが、「Casa Piriquita」というお店がおすすめです。
    Casa Piriquita はシントラ旧市街の中心にある1850年代創業の老舗カフェ&菓子店で、地元の人からも観光客からも愛される名店です。
    特に「ケイジャーダ(Queijada)」というフレッシュチーズと卵、砂糖、シナモンで作られた小さなタルトは、シントラの伝統菓子として知られており、おすすめです。

    シントラのCasa Piriquita
  • 13:30
    レガレイラ宮殿を観光

    レガレイラ宮殿はまるでRPGの世界に迷い込んだような気持ちになれるシントラの人気観光スポットのひとつです
    正式名称は「キンタ・ダ・レガレイラ(Quinta da Regaleira)」で、20世紀初頭に裕福なポルトガル人実業家アントニオ・カルヴァーリョ・モンテイロによって建てられました。
    フリーメイソンや錬金術、神秘主義といった象徴に満ちた建築や庭園が特徴で、「地下迷宮」や「イニシエーションの井戸」などが有名です。

    シントラのレガレイラ宮殿

    レガレイラ宮殿へはシントラ市内から435番のバスで行くことが出来ますが、徒歩でも約10分ほどで行くことが出来るので徒歩をおすすめします。(待つ時間など考えると歩いた方が早いです)
    歩いていると宮殿が見えてきますが、入り口はぐるっと後ろに回った場所にあります。
    当日チケットを購入することも出来ますが、繁忙期は混むため、事前に購入しておくことをおすすめします。

    レガレイラ宮殿の入り口

    1つ目の見どころは、「イニシエーションの井戸」です。
    レガレイラ宮殿の入り口から上へ上へ目指していくとあるイニシエーションの井戸は、実際に水を汲むために使われたものではなく、象徴的な目的で設計されたものとされています。
    深さは約27メートル、内部は螺旋階段で構成されており、9層に分かれた階段は「地獄の9階層」などの象徴とも言われています。
    井戸の底にある石の模様は、テンプル騎士団やフリーメイソンなどの象徴ともされており、「人生の再生」「精神の旅」「秘密の儀式」といったテーマが込められているとされています。

    レガレイラ宮殿のイニシエーションの井戸

    2つ目の見どころは、「洞窟トンネル」です。
    イニシエーションの井戸の1番下からは洞窟トンネルが続いています。
    宮殿の敷地内を地下から移動できるこの洞窟はただの通路ではなく、宮殿の“秘密主義”や“象徴主義”を体感できる演出のひとつらしいです。
    井戸から洞窟の出口までは一方通行になっており、洞窟を出ると戻ることは出来ないので注意してください。

    レガレイラ宮殿の洞窟トンネル
    レガレイラ宮殿について

    ・所要時間:1時間〜1.5時間
    ・料金:大人EUR15(約2,600円)、子ども(6〜17歳)EUR10(約1,700円)
    ・注意点:
     ・敷地が広く迷う可能性があるため、地図などを事前に見ておくことをおすすめします
     ・繁忙期はチケット売り場が並ぶ可能性があるので、事前の購入をおすすめします
    ・公式サイト:https://www.regaleira.pt/en

    ▷ klookの「レガレイラ宮殿 優先入場チケット・音声ガイド(シントラ)」はこちら

  • 15:41
    シントラ市内を出発

    シントラ市内からバスに乗ってロカ岬(Cabo da Roca)へ向かいます。
    こちらの地図のバス停から1253番のバスに乗ります。
    Cabo da Rocaは終点では無いので、降り忘れないように注意してください。
    また、運賃(EUR2.6)の支払いでTrain&Busチケットを使うことが出来ないので注意です。
    さらに、クレジットカードでの支払いも私は拒否されたので現金を持っておくと安心です。

    シントラからロカ岬までのバス停
    ロカ岬までのバスについて

    ・所要時間:約40分
    ・料金:EUR2.6(約450円)
    ・バスの番号:1253
    ・注意点:
     ・Train&Busチケットは使うことができません
     ・クレジットカードも使うことができません
     ・約40分お手洗いがありません
    ・コメント:困ったらGoogleMapで現在位置からロカ岬までを検索してみてください!バス停やバスの番号など案内が見つかるはずです

  • 16:21
    ロカ岬を観光

    最後はロカ岬でサンセットを見ます。
    ロカ岬はユーラシア大陸の最西端に位置する岬で、「ヨーロッパすべての西に果てにあり、ここに地終わり海始まる」という碑文で有名です。
    昔のポルトガルではここが地の果てだと考えられていたそうです。
    大西洋に面した断崖絶壁と、果てしなく広がる水平線の景色は本当に絶景です。

    ロカ岬の様子

    見どころは、「ヨーロッパ最後のサンセット」です。
    水平線に沈む太陽は空をオレンジ色に染める美しいサンセットを見ることができます。時期によってサンセットの時間も異なりますので、事前に調べておいてサンセットの時間に合わせてシントラを観光することをおすすめします。

    ロカ岬のサンセット

    さらに、ロカ岬では「ヨーロッパ最西端到達証明証」の購入やポストから手紙を出すことができます
    どちらも観光案内所で手続きが出来ますが、繁忙期には多くの人が訪れるので到着して直ぐに到達証明書やポストカードを購入することをおすすめします。
    また、切手はここでは売られていないため、手紙を出したい方はリスボン市内で購入して持ってくる必要があります。
    郵便局だけでなくリスボン市内のお土産やさんであれば可愛い切手を購入することが出来ます。

    ロカ岬について

    ・所要時間:30分〜1時間
    ・料金:
     ・ヨーロッパ最西端到達証明証:EUR11(約1,900円)
     ・ポストカード:EUR1(約170円)
    ・注意点:
     ・サンセットの時間は時期によって異なります
      ・特に冬は21時などとても遅い時間になり終バスが無い可能性がるため事前に調べておいてください
     ・観光案内所にお手洗いがありますが有料です
     ・繁忙期は混むため早めに証明書などの購入を済ませることをおすすめします
     ・切符はここには売られていないため、手紙を出す予定の方はリスボン市内のお土産やさんなどで購入して持ってきてください
     ・一部手すりの無い場所もあるので滑落には気をつけてください

  • 18:00
    ロカ岬からリスボンのロシオ駅へ移動

    ロカ岬からリスボン市内のロシオ駅へ戻るには一度シントラ市内へ戻る必要があります。
    まずはロカ岬のバス停から1253番のバスに乗り、約50分かけてSintra駅へ向かいます。
    その後はSintra駅から電車に乗りリスボン市内のロシオ駅に戻るだけです。
    もし、Sintra駅を過ぎてしまってもPortela de Sintra駅からの電車でも帰れるので安心してください。

よくある質問

Q
シントラ観光では事前にチケット予約した方がいいですか?
A

はい、事前予約をおすすめします。
特にペーナ宮殿やレガレイラ宮殿はとても人気があり、繁忙期には当日券がすぐに売り切れることもあります。
公式サイトや旅行代理店から事前にオンライン予約しておくことで、観光出来なかったり、チケット購入の長い列に並ばなくてすみます。

Q
ロカ岬の到達証明書はどこで買えますか?
A

ロカ岬のビジターセンターで購入できます。
ロカ岬のバス停直ぐ近くにあるビジターセンターで1枚EUR11(約1,700円)で購入できます。
その他ポストカードなども売られています。

Q
ロカ岬には手紙を出すための切符は売られていますか?
A

いいえ、ロカ岬のビジターセンターでは切符の購入ができません。
そのため、手紙を出す予定の方はリスボン市内の郵便局やお土産屋さんで事前に切符を購入しておく必要があります。

Q
1日でシントラとロカ岬をまわるのは体力的に大変ですか?
A

移動と観光を組み合わせるとややハードに思えますが、しっかり計画すれば十分可能です。
丘の上にあるペーナ宮殿やムーアの城跡では坂道の上り下りがあるため、歩きやすい靴を持ってくることや、体力的に厳しそうであればそれを見越したスケジュールを立てておくことをおすすめします。
効率良くシントラとロカ岬を観光したい場合、ロカ岬でのサンセットの時間を基準に考えると計画がしやすいはずです。
サンセットの時間が早いとシントラでの観光を削らないといけなく、遅いと終バスがない可能性があるので注意してください。

まとめ

シントラとロカ岬は、ポルトガルを代表する人気の観光スポットです。
リスボンからはやや距離がありますが、海外旅行初心者でも日帰りで訪れることができます。

今回ご紹介したモデルコースは、実際に私が現地を観光した際の体験をもとに構成しています。
所要時間や移動の目安も記載しているので、ご自身の旅のスタイルに合わせて柔軟にスケジュールをアレンジしてみてください。

それでは、良い旅を

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