※本ページは広告が含まれています。

チャンギ空港に着いたけど、市内への行き方がよく分からない…
MRTやタクシーってどれが1番便利で安いの?
観光初心者でも迷わず移動できるように、乗り方を写真付きで知りたい!
そんな疑問に答えるために、この記事では実際にチャンギ空港から市内へ移動した私の体験を交えながら、各移動手段の特徴やMRTの使い方を分かりやすく解説します。
- チャンギ空港から市内への移動手段
- MRTの乗り方・乗換え方法【写真付きで解説】
- 初めての方でも安心なおすすめのルートと注意点
- 移動手段の選び方「時間・料金・快適さ」で比較
こんにちは!エンジニアの旅記録です!
世界一周ひとり旅を終えてフリーランスエンジニアとなった私はバリ島でのノマド生活をするためのトランジットでシンガポールを2度訪れました。
チャンギ空港から市内への移動は思っていた以上にスムーズでしたが、初めての方には少し分かりづらい部分もあったので、この記事では「写真付きで分かるように」まとめています。
これからシンガポールを旅する方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
▷【2025年版】世界一周経験者が教える!海外トラブル事例と防犯対策グッズ
チャンギ空港からシンガポール市内へのアクセス方法

シンガポール・チャンギ空港に到着して最初に考えるのが「市内への移動手段」だと思います。
なるべく安く済ませたいけど、初めての土地で迷わず行けるか心配…という方も多いのではないでしょうか。
ここでは旅行者に人気の3つの主要なアクセス方法を比較しながら紹介します。
費用、所要時間、利便性の違いやどういう方へおすすめなアクセス方法なのかも解説いたします。
MRT(地下鉄)での移動
MRT(地下鉄)を使うことで、チャンギ空港からシンガポール市内まで最も安く行くことができます。
空港直結の駅から乗れるため、初めて訪れる方でも安心して利用できます。
市内方面へ向かうには「タナメラ駅(Tanah Merah)」で1度乗り換えが必要ですが心配はほとんどありません。
実際に私も利用しましたが案内もわかりやすく、初めてでも乗り換えで迷うことはありませんでした。
MRTは費用を抑えつつ現地の雰囲気を味わいながら移動できるので、私のおすすめの移動方法です。
- 交通費を抑えたい方
- 現地の交通機関を使うなどのローカルな体験を楽しみたい方
- 日中にシンガポールへ到着する方(早朝・深夜は注意)
- 時間に余裕のある方
所要時間と料金の目安
運賃は支払い方法によって多少異なりますが、いずれもお手軽です。
所要時間についてはタクシーや空港送迎よりは時間がかかるので、急ぎの方はMRT以外をおすすめします。
・運賃:大人で約S$2(約230円前後)
・所要時間:チャンギ空港駅から市内中心部(City Hall駅など)まで約50分
・乗り換え:Tanah Merah(タナメラ)駅での乗り換えが1回だけ必要
支払い方法

MRTには様々なチケットがあるので、旅行日数や目的に応じて自分に合ったものを選択してください。
選択肢として以下のものがあります。
支払い方法 | 特徴 | 料金 | こんな方におすすめ |
EZ-Linkカード | ・交通系ICカード ・チャージ式でバス・MRT両方で利用可 | ・カード発行代金:S$5(約570円) ・チャージ代金:S$5(約570円) | ・クレジットカードやモバイル決済を使いたくない方 |
SimplyGo(VISA / MasterCard対応) | ・クレジットカードをそのまま改札機にタッチするだけ ・チャージ不要 | ・距離に応じて計算されます(例:チャンギ空港駅からシティホール駅までの運賃は約S$2.04(約170円)) | ・短期旅行者 ・巡る観光地が少ない方 |
Singapore Tourist Pass(STP) | ・観光客向け乗り放題パス | ・1Day Pass:S$17(約2,000円) ・2Day Pass:S$24(約2,700円) ・3Day Pass:S$29(約3,300円) | ・たくさんの観光地にいきたい方 |

私は2日間だけだったので、「SimplyGo」を利用しました!
持っているクレジットカード(VISA / Master Card)をタッチするだけで乗れるので簡単です!
タクシー・配車アプリ(Grab)での移動
チャンギ空港からシンガポール市内へは、タクシーや配車アプリ(Grab)を使えば快適に移動できます。
特に大きな荷物がある場合や、MRTの乗り換えに不安がある方にはとても便利な選択肢です。
空港から市内中心部までは約20分~30分程度で到着することができるので、MRTよりも移動時間が短くて済みます。
- 深夜・早朝便で到着予定の方
- 大きなスーツケースや荷物が多い方
- 家族旅行などグループでの移動を予定している方
- 言語の壁や迷う心配を減らしたい方
所要時間と料金の目安
Grabなどのアプリでの料金は時間帯などに応じて変動します。
所要時間は混雑状況にもよりますが空港から市内までは約20分~30分で行くことが出来るので、MRTよりも早く市内へ行きたい方におすすめです。
・タクシー:約S$20〜S$35(約2,300円〜4,000円)
・Grab:約S$18〜S$30(約2,000〜3,400円)
参考までに、Grabでは14:00頃空港から市内までS$25.13(約3,000円)でした。
Grabのアプリでは事前にクレジットカードをアプリ内に登録しておけば、クレジットカード払いができます。
タイやベトナムなど様々な東南アジアの国で使える配車アプリなので、今後旅行を予定している場合はこの機会に登録しておいても良いかもしれません。

タクシー・Grabを利用する際の注意点
タクシーやGrabを利用する際の注意点があるので、紹介いたします。
- タクシー乗り場は各ターミナルに設置されていて、案内表示に従えばすぐにたどり着けます。
- Grabのピックアップポイントは指定場所のみです。
アプリ上に案内写真が表示されますが、Grab上の地図の現在位置がうろうろしてしまうこともあり、迷ってしまう可能性があります。
予約する前にピックアップポイントへ行くことをおすすめします。 - Grabではアプリ内で事前に料金が表示され決定するため、料金トラブルの心配がありません。(国によってはチャット上でドライバーから値段交渉などされますが、私はその際は無視してキャンセルします)
- Grabは予約後にドライバーとのチャットが可能になり、ドライバーからピックアップポイントについてなどのメッセージが来る可能性があります。
現地SIMまたはeSIMがあるとスムーズです。
空港送迎サービスを利用する
空港送迎サービスは事前に予約できるため、海外旅行が初めての方や家族連れ、深夜便で到着予定の方でも安心して利用できます。
- 初めての海外旅行で移動に不安がある方
- 深夜便・早朝便での到着予定の方
- 家族旅行や荷物が多い方
- スムーズで快適な移動を重視したい方
事前に予約できる空港送迎サービスをいくつか紹介します。
どれも日本語対応の予約サイトで、料金が明確なので安心して利用できます。
MRTの乗り方完全ガイド

シンガポールでの移動手段として最も便利でリーズナブルなのが「MRT(地下鉄)」です。
特にチャンギ空港から市内中心部までのアクセスはとても簡単です。
今回は、チャンギ空港駅から観光地「マーライオン公園」までの行き方を、実際の写真付きで分かりやすく解説していきます。
どこへ行く場合も「タナメラ駅(Tanah Merah)」までは同じで、そこから行き先によって降りる駅などが変わります。
空港から市内中心部までは、タクシーも便利ですが、費用を抑えたい方や現地の雰囲気を味わいたい方にはMRTがおすすめです。
- 利用路線:
イースト・ウエスト線(緑) → ノース・サウス線(赤) - 出発駅:
チャンギ空港駅(Changi Airport MRT) - 目的地最寄駅:
シティホール(City Hall)またはラッフルズプレイス(Raffles Place) - 乗り換えルート:
- チャンギ空港駅(Changi Airport)から
- タナメラ駅(Tanah Merah)で乗り換え(同じホーム・対面乗換)
- シティホール駅(City Hall)で下車(マーライオン最寄駅)
チャンギ空港駅からMRTに乗るまでの流れ
MRTの「チャンギ空港駅(Changi Airport MRT)」は、第2ターミナルの地下にあります。
第1・第3・第4ターミナルからシンガポールに到着した方もSkytrainや連絡通路を使えば簡単にアクセス可能です。
まず、到着ロビーには「Train to City」や「MRT」と書かれた案内板が出ているので、それに従って進んでいきます。


第2ターミナルに着いたら、同様に案内板に従って地下へ降りていきます。
迷ったとしても案内板を見つけたり、人の流れに付いて行けば着くと思うので、安心してください。
エスカレーターは2つ使います。


地下を降りるとすぐ改札が見えてきます。乗車方法は3つあるので、いずれかの方法で乗車します。
私は1日観光だったのと徒歩移動もしたので、クレジットカードのタッチ決済で入場しました。
- EZ-Link Card(イージーリンクカード):
日本のSuicaやICOCAなどの交通系ICと同じで、チャージして利用可能できます。
駅のチケットオフィスやセブンイレブンで購入できます。 - Tourist Pass(ツーリストパス):
電車とバスが乗り放題の交通系ICです。駅で購入することができます。 - SImplyGo:
クレジットカードやスマホのタッチ決済で乗車できます。


チャンギ空港駅は終点駅のため改札に入ったあとは来た電車に乗るだけです。
マーライオン公園までは1回だけ乗り換えが必要で、チャンギ空港駅から2駅先のタナメラ駅(Tanah Merah)での乗り換えます。
MRTでは罰金が課せられる注意点があるので、気をつけてください。
- 飲食禁止:S$500(約57,000円)の罰金
- 喫煙禁止:S$1,000(約113,000円)の罰金
- 火器禁止:S$5,000(約566,000円)の罰金
- ドリアン禁止



導線がしっかりしているので、私が初めて訪れた時も迷わずに乗ることができました!
乗り方をひと言でまとめると、案内板に従って歩き、クレジットカードをタッチして改札を通り、来た電車に乗るだけです!
乗り換え方法と注意点(例:タナメラ駅での乗り換え)
チャンギ空港から市内へ向かう場合、タナメラ駅(Tanah Merah)で1度乗り換えることになります。
MRTの空港線(Changi Airport branch)は本線(East West Line)と分かれており、市内方面へ行く電車に1度乗り換える必要があるからです。
そのため、マーライオン公園の最寄り駅へ行くためにもこの駅での乗り換えます。
乗り換えは降りたホームの反対側(同じホーム上)にある電車にそのまま乗り換えるだけなので、安心してください。
なので、エスカレーターや階段の移動もないので、スーツケースがあっても安心です。
乗り換え先の電車の目印は「to city」という文字で、「Tuas Link」行きのEW(East Wes)に乗り換えます。
ほとんどの人が同じ乗り換えをすると思うので迷った時は人が多い方へ移動し、「to city」などの目印を見つけると安心できると思います。


マーライオン公園の最寄り駅まで
マーライオン公園の最寄り駅はラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)またはシティ・ホール駅(City Hall)と言われていますが、ラッフルズ・プレイス駅が最寄り駅だと思いますので、シティ・ホール駅の1駅先のラッフルズ・プレイス駅で降りてください。
改札の出方は日本と同じで、入場した時の交通系ICをタッチするか、クレジットカードで入った場合はそのクレジットカードをタッチしてください。
改札を出たら、GoogleMapなどの地図アプリを用いてマーライオン駅へ向かいましょう。
(写真はシティ・ホール駅のものですが)


チャンギ空港からの移動でよくある質問
実際にシンガポールを訪れてみて感じたことや、他の旅行者からよく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました。
- QMRTは早朝・深夜でも使える?
- A
路線によって若干異なりますが、MRTの運行時間はおおむね朝5:30頃〜夜00:00頃まで。
そのため、深夜から早朝に到着または出発する場合はGrabやホテルなどの空港送迎サービスの利用がおすすめです。
- QMRTの混雑状況や治安は大丈夫?
- A
シンガポールのMRT(地下鉄)は全体的に治安が非常に良く、旅行者でも安心して利用できます。
私が乗った際も観光客やビジネスパーソンも多く、防犯カメラも設置されていました。
電車内での禁止事項もあるため、厳しく管理されているという印象もあります。
- Qスーツケースを持っていてもMRTに乗れる?
- A
スーツケースを持って乗車することは問題ありません。日本国内の電車や地下鉄と同じように考えてよいと思います。
実査に多くの旅行客がスーツケースを持って利用しているのを見ています。
- Q移動時に両替は必要?現金は使える?
- A
シンガポールのMRT(地下鉄)やGrabなどはキャッシュレスでも利用可能です。
しかし、移動以外に現金が必要になるケースもあるため、少額でも現地通貨を用意しておくと安心です。
まとめ
チャンギ空港から市内へのアクセス方法について、MRT・タクシー・送迎サービスの3つを比較しながらご紹介しました。
- 安く移動したい・現地の電車に乗ってみたい場合には、MRTがおすすめ。
- 荷物が多い・家族旅行・深夜到着早朝出発などの場合は、空港送迎サービスが安心でおすすめ。
- 柔軟に移動したい方には、配車アプリ(Grab)が便利でおすすめ。
この記事を読んで、「どうやって市内まで移動すればいいの?」「初心者でも迷わず行ける?」という疑問が少しでも解消されたなら嬉しいです。
それでは、良い旅を
コメント