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この記事では、実際に利島に行った時の旅行記と共に、観光スポットや旅費などについて紹介していきます。
利島について
利島の基本情報から行き方・費用などを実際に利島に行った観光者目線で書いていきます。
観光スポットについては別に記事にまとめてあるので、そちらをご覧いただければと思います。
基本情報
利島は東京から140km離れた伊豆諸島の一つで、島の周囲が約8kmで徒歩3時間で一周できるとても小さな島です。
そんな利島では山登りや自然を楽しむことができ、さらにドルフィンスイムなどもできます。
高台が多いため、特に利島を一周している時に高台から見る景色は絶景でした。
しかし、この利島は断崖絶壁で囲われた島のため、ビーチのような砂浜はありませんでした。
海水浴は期待できませんが、それ以上に自然が手付かずのまま残っていて、とても魅力的な島でした。
行き方
利島への行き方は船となります。
船は静岡の下田・東京の浜松町・神奈川の横浜から乗ることができます。
浜松町と横浜から出航する船は大型客船とジェット船の2種類があります。
大型客船は運賃が安いですが、乗船時間は長く、ジェット船に比べると大きく揺れます。
対照的にジェット船は運賃が高く運行日数が少ないですが、乗船時間は短く、大型客船に比べて船の揺れは少ないです。
乗船時間や島への到着時間が異なるので、その辺りを考えてどちらの船に乗るか決めることになります。
個人的には大型客船の方が旅をしている気持ちになれますし、早朝から島観光を始められるのでおすすめです。
大型客船 | ジェット船 | |
運賃 | ○ | △ |
乗船時間 | △ | ○ |
揺れ | △ | ○ |
運行日数 | ○ | △ |
旅している感 | ◎ | △ |
船の値段は時期によって異なりますが、1番運賃が高いと思われる8月の運賃で比較いたします。2021年の8月の運賃は以下のようになっています。
区間 | 2等 | 特2等 | 1等 | 特1等 | 特等 | ジェット船 |
東京から利島 | 6,380円 | 9,580円 | 12,770円 | 15,320円 | 17,870円 | 9,670円 |
また、運賃はweb予約割引や学生割引ができます。web予約の場合、特1等と特等以外は繁忙期が15%、通常期が20%引きされます。学生割引はいつでも20%引きになりますが、学生証の提示が必要です。
割引 | 2等 | 特2等 | 1等 | 特1等 | 特等 | ジェット船 |
web予約通常期 | 5,104円 | 7,664円 | 10,216円 | 割引なし | 割引なし | 7,736円 |
web予約繁忙期 | 5,423 | 7,664 | 10,855 | 割引なし | 割引なし | 8,220円 |
学割 | 5,104円 | 7,664円 | 10,216円 | 12,256円 | 14,296円 | 7,736円 |
観光スポット
観光スポットについては別の記事にまとめました。
旅費
今回の旅費は合計26,670円でした。
すいません、宿代にレンタカー代と食事代も含まれていたため、それぞれの金額をメモできておらず、雑な内約になってしまいます。
交通費 | 船(竹芝桟橋と利島往復) | 13,270円 |
小計 | 13,270円 | |
宿泊費 | 宿&レンタカー&食事 | 13,300円 |
小計 | 13,300円 | |
食費 | お水 | 100円 |
小計 | 100円 |
1泊2日にしては少し高めにだと思う方もいると思いますが、それ以上に船旅から自然を満喫できたと思います。
節約ポイントは船の等級を下げることなどが考えられます。
旅行記
一人旅?
今回は、島好き友人と二人での旅です。
しかし、船に乗るのは一人😶
何故でしょう・・・・・・・
例のごとく、私は浜松町の竹芝客船ターミナル出発のため、22時ごろに竹芝桟橋の方に到着しました。
直前に決まった旅行だったため、船の予約もいっぱいで1等和室という雑魚寝スタイルの部屋しか予約できませんでした。(自分の寝る場所は決まっています)
旅慣れていますが、なかなか知らない人と雑魚寝は難しいですね💦
すぐに就寝してしまいました。
朝6時半に利島到着です🥱
天気は最高過ぎるほどの晴れ☀️
太陽に感謝です!
利島で降りる人は少なく、1人の私は船が次の島に行くのを見送りました。
甲板から他の乗客から手を振っていただきました。
お互い良い旅を🙋♂️
写真に手を振っている人がいませんが、ちゃんと振ってくれましたからね!!!????
冒険の始まり
船が行ってしまい、利島にいる状況を思い出し、ワクワクしてきました。
冒険の始まりです。
夏の暑い日だったので、覚悟を決めて炎天下を歩き始めます。
宿に向かう途中に察したのですが、この島は坂が多いです。
そのため、夏は特に徒歩での移動は大変かもしれません🥵
陽の光を遮るものも無いため、真夏の日光を直で浴びています☀️
汗だくになりながら、宿に到着して手続きをしました。
今回お世話になった宿は宿Soudaimoさんです。
この宿ですが、レンタカーやドルフィンウォッチ、ドルフィンスイムなどのツアーも提供しています。
時間 | 料金 |
半日 | 3,000円 |
1日 | 6,000円 |
アクティビティ | 年齢 | 料金 |
ドルフィンスイム | – | 7,700円 |
ドルフィンウォッチ | 中学生以上 | 4,950円 |
小学生以下 | 3,850円 |
お昼まで中には入れないということなので、友人が到着するまで一人で散策します。
そうなんです。
今回の旅は利島待ち合わせなのです😤
実は日程が合わずに、船を乗り継いで来てくれます🛳
宿Soudaimoさんに可愛らしい利島のガイドマップをいただきました。
行くあてもなくふらふら散歩です。こんな感じの海の見える道が続きます。
気づいたら結構丘の上にいました。
どこを歩いても景色が綺麗です✨
学校を発見。利島村立利島小中学校という小中学校のようです。
自然に囲まれた学校は都内で住んでいた私からすると憧れだったりします☺️
今日は土日なので誰もいないようです。
暑くて木陰を探しながら歩いていると、トカゲを発見しました。
オカダトカゲという名前らしく、とにかくたくさんトカゲに遭遇しました。
普通に道路を横切ったり、道路の横を見ると岩を上っていたりします。
クワガタも発見。
大人版、僕の夏休みです😤
友人の到着と観光スポット巡り開始
10:10に友人から到着したとの連絡が入ったので、港へお向かいに行き、宿のレンタカーを借りて観光スポット巡りを開始します。
利島は利島一周道路という道で一周することができます。とても簡単ですね😌
利島一周道路でまず向かったのが、宮塚山です。
私も友人もボーイスカウト出身なので、山登りは得意です🚶
なので、気を使わなくて楽でした☺️
と言いつつ、実はこの時私は熱中症気味で頭がぐわんぐわんに痛かったです・・・
水分補給はしていたのですが、ずっと日光に当たっていたのが悪かったんだと思います💦
この宮塚山の頂上はお鉢になっていて、一周回ることができるはずなんですけど・・・
山頂が見当たりません😶
草木をかき分けて進むことで、山頂にたどり着けました。
(途中山頂は諦めようかと思っていました。)
この宮塚山には島を一望できる展望台があります。
展望台には簡単にたどり着くことができ、展望台からは大島も見ることができました!
私が降りた港を拡大して撮影。海が真っ青です。
展望台はウッドデッキのようになっていて、そんなに広くはない印象でした。
次は南ヶ山園地に向かいます。
この場所は港から丁度真反対にあり、南に位置します。
この園地からは鵜渡根島(うどねしま)と新島(にいじま)を見ることができます。
新島(写真の右側)は有人島で、利島と同じく浜松町から出ている船で行くことができます。
もう一つの鵜渡根島(写真の左側)は無人島で人は住んでいませんが、神社がある不思議な島です。
日も暮れそうになり写真も逆光になってしまうため、海岸でゆっくりすることにしました。
港方向に車を進め、海沿いの道を進みます。
ただの道なのに、断崖のおかげでまるで絶景です😳
利島は断崖絶壁で囲まれているため、ビーチのような場所はありません。
砂浜がないと言っても、やはり海は綺麗です。
これが東京の海というのが信じられないですよね😧
堤防に座りながら、ぼーっと日が沈むまでいましたが、なかなか沈みませんでした。
大人になってから1日が終わるスピードが早くなった気がしますが、利島のような離島行くると1日がとても長く感じられます。こういうところも離島のいいところだと思っています☺️
日も暮れたので宿に戻り少し仮眠をとりました。
満点の星
起きると既に外は真っ暗になっていて、空は青空から満点の星に変わっていました🌌
夏の天の川もくっきり目で見ることができました。
都会の光もなく、自然本来の空に近い離島だからこその星空を見ることができます。
離島旅に行ったとき、もし夜に晴れていたら空を見上げてみてください🔭
観光案内に無い絶景
後日、朝食を宿で食べ、まだ行っていなかった椿園に向かいました。
実は利島は椿林に囲われた島で、椿の生産量は日本一らしいです。
そのため、「椿の島」とも呼ばれているようです。
帰りの船の時間も迫りくる中、島を一周しているととんでもない場所を見つけてしまいました。
海と空の境目が分からなくなるようなこんな素晴らしい景色は初めてみました😭
まるで漫画の世界のようです。
友人も夢中で撮影をしていました。
もっと早くこの場所を見つけていれば・・・!と思いながら、島を後にしました。
船旅
大島が見えてきます。やはり大島は大きな島なので、建物がたくさん立っています。
大型客船での旅はやはり、旅をしている感じがしてワクワクします☺️
大島の港に到着し、大島から浜松町に向かう人たちを乗せます。
船の甲板で風を浴びながら飲むビールは別格でした🍻
大島を出航し、無事に浜松町へ帰ってくることができました。
伊豆諸島から浜松町に帰ってくる時、レインボーブリッジをくぐるのが意外と楽しみだったりします。
帰ってきたー!って感じになります。
おわりに
利島の紹介と旅記録はいかがだったでしょうか。
今回の旅では観光スポットとしてネット上や口コミに載っていないが、絶景が見れるところはあるということを学びました。
特に最終日の景色は他の離島で見る景色と比べても素晴らしいもので、また行きたいところでもあります。
また、離島特有の「時間がゆっくり進む」を再び体験できたことが嬉しかったです。
みなさんも、離島旅に出て色々な体験をしていただけるととても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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