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ブルガリアのソフィアにあるリラ修道院ってどんなところなんだろう?
市内からは遠いみたいだから、ツアーで参加しようかな?
実際に参加したことのある人の話を聞いてみたい!
この記事ではそんな疑問に答えるため、ブルガリアのソフィアにあるリラ修道院観光ツアーについて体験談を元に徹底解説します!
こんにちは!エンジニアの旅記録です!
今回はブルガリアの首都ソフィアにあるリラ修道院観光ツアーに参加してきました。
最初は節約のために個人で行こうと考えていたのですが、リラ修道院に行けるバスの時間や本数を考えてツアーに参加することにしました。
そんな背景の元参加したツアーについて体験談を元に紹介します!
同じように個人で行こうかツアーで行こうか迷っている方もいると思うので、この記事が参考になれば嬉しいです!
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リラ修道院ツアーの基本情報
リラ修道院観光ツアーは様々なツアー会社が行なっています。
ツアー内容もリラ修道院を観光するだけでなく、ボヤナ教会観光も含まれるものもあります。
そのため、ツアー内容・ツアー料金・旅の行程を考えて、どのツアーに参加するかやツアーではなく個人で行くことにするかを考える必要があります。
最低必要日数 | 1日 |
アクセス時間 | ・ボヤナ教会まで:約30分・リラ修道院まで:約2時間 |
料金 | 4000円〜 |
ツアー会社 | ・GetYourGuide・veltra・トリップアドバイザー・フォートラベル・expedia等 |
ツアー内容 | ・ボヤナ教会観光・リラ修道院観光等 |
ボヤナ教会の基本情報
ボヤナ教会は1979年に世界遺産に登録された、ブルガリアのソフィア郊外に位置する中世の正教会の教会堂です。
この教会は右から1048年に創建された聖ニコラウス聖堂、1259年に創建されたパンティレイモン聖堂、1845年に創建された第三聖堂であり、3つの教会の複合体になっています。
そのため、外観を見るとレンガの大きさや建物の色が異なっているように見えます。
ボヤナ教会は大きくも無く外観からはどうしてこれが世界遺産なんだと思われますが、ボヤナ教会が有名な理由は内部のフレスコ画にあります。
特に真ん中の聖堂が傑作と言われていて、聖人の生涯、キリストの生涯の場面、当時のブルガリアの歴史が分かるようなブルガリア最古の歴史人物を含め240以上の壁画が描かれています。
さらに、有名は最後の晩餐までもが描かれています。
観光の注意点として、「ボヤナ教会内部の滞在時間は10分まで」「ボヤナ教会内部に滞在できる人数は8人まで」「ボヤナ教会内部の写真撮影禁止」などがあります。
名称 | ボヤナ教会(Boyana Church) |
入場料 | 大人:10BGN学生:2BGN |
住所 | BojanaVitosha, ul. “Boyansko ezero” 3, 1616 Sofia, ブルガリア |
営業時間 | 11月~3月:9:00~17:304月~10月:9:00~18:00 |
アクセス | タクシー、バス(James Bourchierから) |
コメント | 外観だけでなく内部のフレスコ画を是非見て欲しいです! |
リラ修道院の基本情報
リラ修道院は1983年に世界遺産に登録された、ブルガリア南西部のリラに位置するブルガリア最大の正教会の修道院です。
そんなリラ修道院には3つの見どころがあります。
1つ目は、中央にある聖母誕生教会です。
この聖母誕生教会は19世紀に建設されたものになります。
黒と白のアーチ状の外観も美しいですが、特に見どころとなるのが回廊に描かれたフレスコ画です。
外観をぱっと見ただけでは気づかないですが、回廊に入ってみると壁だけでなく天井までびっしりとフレスコ画が描かれています。
フレスコ画の内容は聖書の36場面を描いているそうです。
また、教会の中は黄金に囲まれていて、奥にはブルガリア正教には大切なイコノスタシスがあります。
聖堂を観光する時の注意として、「内部の撮影が禁止」があります。
2つ目は、教会の横に立つ「フレリョの塔」です。
フレリョの塔は1335年にセルビアの貴族フレリョ・ドロゴボラにより建造された鐘塔です。
ではなぜこの塔が見どころかというと、この塔が14世紀の姿そのままであり、リラ修道院の中で最も古い建造物だからです。
19世紀に起こった火事により修道院の建物のほとんどが崩壊した中、この塔だけが崩壊を免れました。
そんなフレリョの塔は5階建てになっていて、別途料金を支払うことで5階にある礼拝堂で14世紀に描かれたフレスコ画を見ることができます。
また、現在1階はお土産屋さんになっています。
3つ目は、教会を取り囲むように建てられている宿坊です。
ここは世界遺産というだけでなく、今でも修道院が暮らしていて、リラ修道院の中には300以上の部屋と1000人分の料理ができる鍋が厨房にあります。
そんな宿坊のアーチ状の柱の模様はペンキで描かれているようで、その美しさも見どころの一つになっています。
さらに、この宿坊には観光客が宿泊することもできるようになっていて、じっくりと観光したい方やリラ修道院に宿泊してみたい方は是非泊まってみてください。
名称 | リラ修道院(Rila Monastery) |
入場料 | 無料 |
住所 | 2643 Рилски манастир, ブルガリア |
営業時間 | 聖母誕生教会:7:00~20:00歴史博物館:夏季8:30-19:30、冬季8:30-16:30 |
アクセス | バス&鉄道、ツアー |
コメント | 聖母誕生教会のフレスコ画が本当に綺麗でした!猫ちゃんがたくさんいました! |
ボヤナ教会とリラ修道院の場所
ボヤナ教会はブルガリの首都ソフィアから約10km、リラ修道院はブルガリアの首都ソフィアから約120kmの距離に位置しています。
ボヤナ教会はツアーでなくても簡単に行くことができますが、リラ修道院はツアーで行くことをおすすめします。
リラ修道院ツアーの行程
私が参加したリラ修道院ツアーの行程について紹介します。
行程はツアー会社に寄って少しずつ異なると思いますがどれも日帰りツアーのため、大きく異なることはないと考えています。
時刻 | 内容 |
8:45 | アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 集合 |
9:00 | アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 出発 |
9:30 | ボヤナ教会 到着 |
10:30 | ボヤナ教会 出発 |
12:30 | リラ修道院 到着 |
14:20 | リラ修道院 出発 |
14:30 | 昼食 |
17:30 | アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 到着 |
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂からボヤナ教会までは車で約20分ほどですが、ボヤナ教会からリラ修道院までが車で約2時間かかります。
途中休憩が無いため、お手洗いが心配な方はボヤナ教会やリラ修道院で行っておくことをおすすめします。
ボヤナ教会とリラ修道院両方に行くツアーでは帰りの時間も遅くなるため、当日はこのツアーで終わると思って旅行の行程を考えるといいと思います。
私が参加したツアーでは帰りもアレクサンドル・ネフスキー大聖堂で解散でした。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂がライトアップされていて綺麗でした!
リラ修道院ツアーの体験談
今回私はGetYourGuideというツアー会社で日帰りツアーを予約しました。
結論から言うと、慌ただしくないのんびりとしたツアーで、行きたかったボヤナ教会とリラ修道院両方にいけたので大満足です。
ボヤナ教会がソフィアから少し離れているので、同時に行けてラッキーでした。
ここでは私が参加したリラ修道院ツアーの体験談を時系列順に紹介していきます。
アレクサンドル・ネフスキー大聖を出発
8:45
ツアーは8:45にアレクサンドル・ネフスキー大聖前のレストラン集合でした。
私は9:00集合だと思ってのんびりしていたのですが、15分前集合とメールに記載されていて、走って集合場所へ向かいました。
ツアー参加者は約30人ほどの思っていたよりも大人数で、日本人はほとんどいませんでした。
ツアーを予約せずにツアーに参加したいと言いに来た方もいましたが、どうやらキャンセルで参加者が減ったらしく参加することが出来ていました。
ものは試しだなと思いながら、ツアーバスに乗車します。
9:00
ツアーガイドの解説の中、最初のボヤナ教会へ向けてバスが出発します。
朝も早かったので私はすぐに寝てしまいました。
ボヤナ教会
9:30
ボヤナ教会の駐車場に到着して、教会敷地の中に入ります。
本来はボヤナ教会への入場は大人1人10BGN(約800円)必要でしたが、私が参加したツアーにチケット代が含まれていたので、そのまま入場できました。
ちなみに学生は2lvで入ることができます。
敷地を歩いていくと、ボヤナ教会が見えてきます。
入り口に到着すると、列に並ぶように言われました。
このボヤナ教会には「滞在時間は10分まで」「写真撮影禁止」「一度に入れる人数は8人まで」という3つのルールがあり、私は入るための順番を待ちます。
ボヤナ教会の外観は思っていたよりも地味で、1周歩いて30秒くらいの大きさでした。
こんな教会がなんでそんなに有名なのかなと思いながら中に入ると、教会内部内側全体に広がる美しいフレスコ画に感動しました。
ボヤナ教会は外観よりも内観の方が美しいので、ここまで来た人は是非お金を払って教会の中を見ていただきたいです。
10:30
お手洗い休憩も含みながら約1時間の観光のあと、リラ修道院に向けて出発します。
リラ修道院
12:30
お昼頃にリラ修道院に到着しました。駐車場からアーチ状の入り口をくぐって中に入っていきます。
ツアーなので、最初は自由に見て回ることは出来ず、ガイドさんの解説を聞くことになりました。
大体1時間ほどリラ修道院の歴史や建物についての解説を聞き、最後に中央の聖堂に向かいます。
聖堂の外壁は天井までびっしりとフレスコ画で埋め尽くされていました。
色も鮮明でとても美しく、写真撮影に夢中になってしまっていました。
もちろんですが、このフレスコ画についての解説もありました。
フレスコ画の解説の後は、ついに聖堂の中に入っていきます。この聖堂の中は外観から見るよりも広く感じられ、たくさんの金色の装飾がほどこされていました。
内装の写真も撮りたかったのですが、ここも神聖な場所ということで撮影が禁止でした。
聖堂の内部の解説の後は自由時間になったので、解説中は撮れなかった写真を撮ったりしながら、ガイドでは行かなかった場所を散策しました。
リラ修道院に入ってきた入り口とは反対側にはお土産屋さんやパン屋さんがあったので、私もパンを購入しました。
パンは1BGM(約80円)とは思えないくらい美味しかったので、是非訪れた時には食べてみてほしいです!
リラ修道院の自由時間がせまってきた頃に、帰りに備えてお手洗いによって、駐車場に戻りました。
昼食
14:30
お昼の時間を少し過ぎてから、昼食の時間になりました。
昼食はリラ修道院から近くにあるGorski Kut Hotel And Restaurantという名前のレストランでした。
昼食代はツアー代に含まれていないため実費であり、どれも観光客価格なので少し高めなので少し悩んだ結果お肉を注文しました。
本当に焼いたお肉だけが届いて笑っちゃいました。
周りを見渡して他のツアー参加者が何を頼んでいるのかをみてみたのですが、ほとんどの人がスープだけなど1品での注文でした。
1時間ほど時間が経った後はソフィアの市内に向けて再出発しました。
会計はクレジットカードが使えたので安心です。
アレクサンドル・ネフスキー大聖で解散
17:30
集合場所と同じアレクサンドル・ネフスキー大聖でツアー解散になりました。
ちょうど夕飯時だったので、私はソフィアのヴィトシャ大通りで夕飯を食べつつ、お土産屋さん巡りをしました。
リラ修道院ツアーの注意点
必要なもちものなども特にありませんが、注意点が2点あります。
教会の中は写真撮影・動画撮影が禁止
ボヤナ教会とリラ修道院の聖堂ともに内部の写真撮影が禁止でした。
特にボヤナ教会の内部のフレスコ画はとても綺麗なのですが、見張りがいるほど禁止されているので注意してください。
また、ツアーとは関係ありませんが、ソフィアにある教会の多くが内部の写真撮影が禁止されていました。
ガイド付きツアーは自由行動できる時間が短い
こちらも当たり前だと思いますが、ガイド付きのツアーでは自由行動できる時間が短くなります。
その理由は限られた時間の中で解説と自由時間の両方を行うからです。
天候状況などを考えての写真撮影やじっくりと自分で観光したい方はガイド付きではなく、ガイド無しで自由行動ができるツアーに申し込むことをおすすめします。
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