【2026年最新】硫黄島3島クルーズ完全ガイド|予約方法・料金・スケジュール・注意点まで解説

硫黄島3島クルーズを紹介するサムネイル画像 国内旅行

こんにちは!エンジニアの旅記録です。
今回は、2026年6月に実際に参加した「硫黄島3島クルーズ」について紹介します。

硫黄島3島クルーズはおがさわら丸で南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を船上から巡る特別なクルーズです。
「硫黄島」と聞くと、太平洋戦争の激戦地として知っている方は多いかもしれません。
一方で、南硫黄島や北硫黄島については聞いたことがない方も多いと思います。

  • どこにある島なのか
  • 普通の観光地なのか
  • なぜクルーズで見る価値があるのか
  • そもそも上陸できるのか

結論から言うと、硫黄島3島クルーズは、一般的な観光旅行とはかなり違います。
南硫黄島・硫黄島・北硫黄島に上陸するツアーではなく、船上から島々を眺めるクルーズです。
ただ、それでも参加する価値がある理由は、通常の旅行ではなかなか近づけない島々を一度の航海で見られるからです。

特に南硫黄島は、手つかずの自然が残る貴重な島です。
また、硫黄島は戦争の歴史を今に伝える場所であり、北硫黄島はかつて人が暮らしていた歴史を持つ島です。

この記事では、2026年の硫黄島3島クルーズについて、実際のスケジュール、料金、予約方法、父島での宿泊、船内設備、注意点までまとめます。

私自身、予約開始時間から電話をかけ続け、414回目の電話でようやく予約できました。
また、父島の宿探しにもかなり苦労しました。

  1. 硫黄島3島クルーズとは?
  2. 硫黄島3島クルーズで巡る3つの島の魅力
    1. 南硫黄島|人が住まなかった原生自然の島
    2. 硫黄島|人々の暮らしと戦争の記憶が残る島
    3. 北硫黄島|かつて人が暮らしていた無人島
  3. 硫黄島3島クルーズの料金
    1. 東京・竹芝発の料金
    2. 父島発の料金
  4. 硫黄島3島クルーズで実際にかかった費用
  5. 硫黄島3島クルーズのスケジュール
    1. 東京・竹芝発の全体スケジュール
    2. 父島発の場合の流れ
  6. 実際に参加して分かった硫黄島3島クルーズ当日の流れ
    1. 1日目|父島出港後の船内イベント
    2. 2日目|南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を巡る本番
  7. 硫黄島3島クルーズの予約方法
    1. 予約開始直後は電話がつながりにくい
    2. 予約時に確認したいこと
  8. 硫黄島クルーズで一番大変だったのは宿の予約
    1. クルーズ予約前に宿をおさえている人が多い
    2. 父島または母島で2泊以上必要
    3. 宿泊予約のコツ
  9. おがさわら丸船内で知っておきたいこと
    1. 船内の食事は参加費に含まれていない
    2. 船内にお風呂はないがシャワーはある
    3. テレビは衛星放送のみ
    4. 深夜はデッキに出られない
  10. 父島到着後の荷物預かりについて
  11. 6月16日の父島から東京へのチェックイン
  12. 硫黄島3島クルーズにおすすめの持ち物
    1. 船旅で持っていきたいもの
    2. 撮影目的で持っていきたいもの
    3. 父島滞在で持っていきたいもの
  13. 硫黄島3島クルーズの注意点
    1. 南硫黄島・硫黄島・北硫黄島には上陸しない
    2. 天候や海況で行程が変わる可能性がある
    3. 予約と宿泊をセットで考える
    4. 船酔い対策をしておく
    5. 外部デッキの場所取りは想像以上に大変
    6. 2日目は想像以上に体力を使う
    7. グッズ販売は現金のみだった
    8. 母島東側通過も見どころ
    9. 父島でのフリータイムの予定も考えておく
  14. 硫黄島3島クルーズはどんな人におすすめ?
    1. おすすめな人
    2. あまり向かない人
  15. よくある質問
  16. まとめ|硫黄島3島クルーズは予約と宿泊準備が重要

硫黄島3島クルーズとは?

硫黄島3島クルーズのパンフレット

硫黄島3島クルーズとは小笠原諸島のさらに南にある「南硫黄島・硫黄島・北硫黄島」をおがさわら丸の船上から巡る特別クルーズです。
2026年は「おがさわら丸就航10周年」の企画として、6月12日東京発、6月17日東京着のスケジュールで実施されます。

東京・竹芝から出発する場合は、東京から父島へ向かい、父島から硫黄島3島クルーズに参加し、その後ふたたび東京へ戻る流れです。
もちろん、父島から参加するプランもあります。

硫黄島3島クルーズで巡る島は以下の3つです。

特徴
南硫黄島人の手がほとんど入っていない原生的な自然が残る島
硫黄島太平洋戦争の激戦地として知られる島
北硫黄島かつて人が暮らしていた歴史を持つ島

このクルーズの大きな特徴は、普通の観光地のように上陸して歩くのではなく、船上から島を眺めることです。
そのため、「島に降りて観光したい」という方には向いていません。

一方で、普段の旅行ではなかなか見ることができない島々を、海上から一度に見られる貴重な機会です。

南硫黄島を小笠原丸から眺める参加者

硫黄島3島クルーズで巡る3つの島の魅力

硫黄島3島クルーズで巡るのは、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島の3つです。

3つの島は名前こそ似ていますが、それぞれ持っている背景は大きく異なります。
簡単に分けると、以下のような特徴があります。

特徴
南硫黄島人が定住したことがない、原生自然が残る島
硫黄島戦前は島民が暮らし、太平洋戦争の激戦地となった島
北硫黄島かつて集落があり、現在は無人となっている島

硫黄島3島クルーズは、島に上陸するツアーではありません。
船上から島々を眺めるクルーズです。

それでも魅力があるのは、通常の旅行では近づくことが難しい島々を、海上から一度に見ることができるからです。
それぞれの島の背景を知ってから眺めると、ただの島影ではなく、自然や歴史、人の暮らしを感じられる景色になると思います。

南硫黄島|人が住まなかった原生自然の島

南硫黄島を北側から見た様子

南硫黄島は硫黄列島の最南端にある島です。
この島の大きな特徴は、過去に人が定住したことがないことです。

ただし、「人が一度も入ったことがない島」という意味ではありません。
南硫黄島には、過去に漂流者が発見された記録があり、学術調査や行政目的の調査隊も上陸しています。
そのため、正確には「人が定住したことはないものの、限られた調査や特別な事情で人が上陸したことはある島」と理解すると分かりやすいです。

南硫黄島が特別なのは、人間の生活圏にならなかったことで原生的な自然が今も残っていることです。
現在は自然環境を守るために厳しく保護されており、一般の人が自由に上陸できる島ではありません。

さらに、南硫黄島の調査が難しい理由は、保護されているからだけではありません。
そもそも地形的に、人を簡単には寄せつけない島です。
南硫黄島は周囲約7.5kmの小さな島ですが、最高標高は916mあります。
海から見ると、海面から急斜面の山がそのまま立ち上がっているような地形です。
平均斜度は約45度とされ、外周は断崖絶壁に囲まれています。

また、南硫黄島は原生自然が残る貴重な島のため、外来種や種子を持ち込まないよう、調査であっても荷物の洗浄や検疫などが厳しく行われます。
つまり南硫黄島は、法律で守られている島であると同時に、地形そのものが人を簡単には寄せつけない島でもあります。

硫黄島|人々の暮らしと戦争の記憶が残る島

硫黄島の外観

硫黄島は太平洋戦争の激戦地として知られる島です。

ただし、戦争の前には約1,100人の島民が暮らし、農業や漁業を営む日常がありました。
硫黄島は最初から戦場だったわけではなく、島民にとっては生活の場であり「故郷」でした。

しかし、戦況が悪化した1944年夏、島民は本土へ強制疎開させられます。
一部の男性は軍属として島に残され、翌1945年2月には米軍が硫黄島に上陸しました。

激しい戦闘の末、日米両軍合わせて約2万8千人もの命が失われ、軍属として島に残った島民の中にも多くの犠牲者が出ています。

現在も硫黄島は一般の人が自由に観光できる島ではありません。

旧島民や関係者を対象とした墓参・訪島事業は行われていますが、かつてのように島で暮らすという意味での帰島は、現在も叶っていません。

そのため、硫黄島3島クルーズで船上から硫黄島を望むことは、単なる観光以上の意味を持つと思います。

硫黄島を見るときは「戦争の島」としてだけでなく、かつて島民の暮らしがあり、戦争によって故郷を失った島として向き合いたい場所です。

北硫黄島|かつて人が暮らしていた無人島

かつて人が暮らしていた北硫黄島

北硫黄島は硫黄列島の北側にある現在は無人の島です。

南硫黄島や硫黄島に比べると知名度は高くありませんが、かつては人が暮らしていた歴史があります。
1899年ごろ、母島から移住した人々によって開拓が始まり、東海岸の石野村、北西海岸の西村という集落がありました。
南硫黄島が「人が住まなかった島」だとすれば、北硫黄島は「かつて人が暮らしていた島」です。
戦争の影響により島民は島を離れ、現在は無人島となっています。

硫黄島3島クルーズで北硫黄島を見るときは、ただの無人島としてではなく、かつて集落があり、人々の暮らしがあった島として眺めると、見え方が変わると思います。

硫黄島3島クルーズの料金

2026年の硫黄島3島クルーズは、東京・竹芝発と父島発で料金が異なります。
東京発は、おがさわら丸で東京から父島へ向かい、硫黄島3島クルーズに参加して、再び東京へ戻るプランです。
父島発は、すでに父島に滞在している人向けのプランです。

東京・竹芝発の料金

区分料金
大人75,000円
学生66,000円
小人39,000円

東京・竹芝発の旅行代金には、おがさわら丸の東京〜父島間往復と、父島〜硫黄島等周遊の2等和室運賃、燃料調整金、消費税、保険料などが含まれています。
ただし、航海中の食事は料金に含まれていません。
また、父島または母島での宿泊費も別途必要です。

父島発の料金

区分料金
大人25,000円
学生23,000円
小人15,000円

父島発はすでに父島に滞在している方向けの料金です。
父島から硫黄島3島クルーズに参加し、再び父島へ戻る行程になります。
東京から参加する場合は、父島までの移動や宿泊が必要になるため、基本的には東京発のプランを検討する方が多いと思います。

硫黄島3島クルーズで実際にかかった費用

ここでは、私が2026年6月の硫黄島3島クルーズで実際に使った費用を紹介します。
今回の旅行で実際にかかった費用は、クルーズ料金を含めて合計139,105円でした。

ただし、私は過去に一度小笠原諸島を観光しており、南島、ドルフィンスイム、ナイトツアー、母島観光はすでに体験済みです。
そのため、今回の父島での観光費用は少なめになっています。
初めて小笠原へ行く方で、南島ツアーやドルフィンスイム、母島観光などもあわせて楽しむ場合は、ここで紹介する金額より高くなる可能性があります。

項目金額内容
クルーズ料金75,000円東京・竹芝発の大人料金
宿泊費18,000円父島ペンション3泊分
通信費8,000円Starlink有料Wi-Fi往復分
観光費17,000円父島周遊ツアー、ハートロックトレッキング
食費17,005円船内・父島での食事、カフェ、飲み物など
お土産代4,100円硫黄島グッズ物販
合計139,105円

硫黄島3島クルーズのスケジュール

2026年の硫黄島3島クルーズは、東京・竹芝発の場合、6月12日出発、6月17日到着の5泊6日行程です。
「クルーズ」と聞くと、1日だけの船旅をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、東京から参加する場合は、小笠原までの船移動も含めて数日間の旅になります。

硫黄島3島クルーズに乗る参加者

東京・竹芝発の全体スケジュール

日程時間行程宿泊
6月12日(金)11:00東京・竹芝桟橋 出港船中泊
6月13日(土)11:00父島・二見港 入港船中泊
6月13日(土)出港まで父島でフリータイム
6月13日(土)17:30搭乗手続き開始
6月13日(土)18:20乗船開始予定
6月13日(土)19:00父島・二見港 出港船中泊
6月14日(日)06:00〜07:10南硫黄島周辺父島泊
6月14日(日)08:40〜10:20硫黄島周辺
6月14日(日)11:55〜13:05北硫黄島周辺
6月14日(日)16:45母島周辺通過
6月14日(日)18:30父島・二見港 入港父島泊
6月15日(月)終日父島でフリータイム父島泊または母島泊
6月16日(火)出港まで父島でフリータイム船中泊
6月16日(火)15:00父島・二見港 出港船中泊
6月17日(水)15:00東京・竹芝桟橋 入港

天候や海上の状況によって、行程が変更または中止になる場合があります。
「必ず予定通りに見られる」と考えるよりも、自然条件に左右されるクルーズだと理解しておくと良いです。

父島発の場合の流れ

父島発の場合は、6月13日の夜に父島・二見港を出港し、6月14日に南硫黄島・硫黄島・北硫黄島周辺を巡って、同日夕方に父島へ戻る流れです。
すでに小笠原に滞在する予定がある方や、父島・母島旅行と組み合わせたい方には、父島発も選択肢になります。

なお、実際の船内イベントや3島周遊の詳しい流れは、次の章で紹介します。

実際に参加して分かった硫黄島3島クルーズ当日の流れ

ここでは、私が実際に参加した2026年6月13日〜6月14日の硫黄島3島クルーズの流れを紹介します。
当日の詳しい行程は、受付時にもらえる冊子に記載されていました。

硫黄島3島クルーズの工程が書かれたパンフレット

南硫黄島・硫黄島・北硫黄島の周辺を巡るだけでなく、船内展示、グッズ販売、映像放映、船内放送での解説、講演会などもあり、硫黄列島について学びながら参加できる内容でした。

1日目|父島出港後の船内イベント

時間内容
17:30受付開始
18:20乗船開始
19:00〜21:304デッキ411号室で「硫黄列島と海鳥」のパネル展示
20:00〜21:004デッキ案内所横でグッズ販売
20:45〜22:00レストラン父島で「秘境 南硫黄島」「硫黄島・北硫黄島の歴史」を放映
23:00消灯・外部デッキ閉鎖

1日目の船内では、硫黄列島や海鳥に関するパネル展示、グッズ販売、映像放映などがありました。

4デッキ411号室では「硫黄列島と海鳥」のパネル展示が行われており、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島の自然や、周辺で見られる海鳥について学べます。

4デッキ411号室で行われていた「硫黄列島と海鳥」のパネル展示の入り口
4デッキ411号室で行われていた「硫黄列島と海鳥」のパネル展示の様子

硫黄島3島クルーズでは、島影だけでなく、周辺を飛ぶ海鳥を目的に参加している方も多くいました。
パネル展示では、アカアシカツオドリ、アカオネッタイチョウ、シラオネッタイチョウなど、硫黄列島周辺で見られる海鳥について紹介されていました。
ただし、船上から見る海鳥はかなり小さく、肉眼だけで種類まで見分けるのは簡単ではありません。
野鳥をしっかり見たい方は双眼鏡、撮影したい方は400mm以上の望遠レンズを持っていくと安心です。

また、4デッキ案内所横では硫黄島3島クルーズ関連のグッズ販売もありました。

4デッキ案内所横で行われていたグッズ販売の列
4デッキ案内所横で行われていたグッズ販売の様子

私が参加した時は、グッズ販売の支払いは現金のみでした。

夜には、レストラン父島で「秘境 南硫黄島」「硫黄島・北硫黄島の歴史」の映像放映もありました。

レストラン父島で映像が放映されていた時の写真

翌日に3島を眺める前に、南硫黄島の自然や硫黄島・北硫黄島の歴史を知ることができるため、かなり良い予習になりました。

2日目|南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を巡る本番

時間内容
04:30外部デッキ解放
05:30点灯
06:00〜07:10南硫黄島周辺を左回りに2周。船内放送で解説あり
07:30〜17:004デッキ411号室で「硫黄列島と海鳥」のパネル展示
08:30〜10:20硫黄島周辺を右回りに1周。船内放送で解説あり。島を離れる前に献花・黙祷
11:55〜13:05北硫黄島周辺を左回りに2周。船内放送で解説あり
14:30〜16:00レストラン父島で3島についての講演会・質問タイム
15:00〜17:004デッキ案内所横でグッズ販売
16:45母島東側を通過
18:30父島・二見港に入港

2日目は早朝から外部デッキが解放されます。

南硫黄島は6:00ごろから見え始めるため、良い場所で見たい方はかなり早起きが必要です。
私は4:10ごろに外部デッキ解放を待とうとしましたが、その時点で野鳥撮影を目的にした方々がすでに並んでいました。
南硫黄島をデッキ最前で見たい方は、4時台から並ぶくらいの気持ちでいた方が良いと思います。

早朝から外部デッキが解放されるのを待つ参加者

また、2日目は南硫黄島、硫黄島、北硫黄島、母島東側通過と見どころが続くため、想像以上に体力を使います。
私はできるだけ最前で見たかったため、ほとんどの時間を外部デッキで過ごしていました。
船内で休む時間もありますが、写真を撮りたい方や島をしっかり見たい方は、体力を使うクルーズだと考えておいた方が良いです。

硫黄島周辺では、島を離れる前に献花と黙祷の時間もありました。
硫黄島は太平洋戦争の激戦地であり、現在も一般の人が自由に観光できる島ではありません。
船上から眺めるだけのクルーズではありますが、硫黄島を見る時間は単なる観光とは少し違う、重みのある時間でした。

硫黄島での献花と黙祷

2日目の午後には、レストラン父島で3島についての講演会と質問タイムがありました。

レストラン父島で行われた3島についての講演会・質問タイム

午後の講演会では、実際に南硫黄島や北硫黄島の調査に関わった方の話を聞くことができました。
周回中の解説で気になったことを、講演会や質問タイムでより深く知れるのも、このクルーズの大きな魅力だと感じました。

硫黄島3島クルーズの予約方法

硫黄島3島クルーズで最も大変だったのが予約です。

2026年の予約は4月13日10:00から電話で受付開始でした。
私は予約開始時間から電話をかけ続けましたが、なかなかつながりませんでした。
最終的に予約できたのは、414回目の電話です。

414回電話をかけた履歴

毎年非常に人気があるため、硫黄島3島クルーズに参加したい方は予約開始時間に合わせて準備しておく必要があります。

予約開始直後は電話がつながりにくい

予約開始直後は、電話が集中します。
呼び出し音が鳴ることもありましたが、オペレーターが取れないまま回線が切れることもありました。
つまり、呼び出し音が鳴ったからといって、必ず予約できるわけではありません。
実際に私は414回目でようやく予約できました。

予約時に確認したいこと

予約時には、以下の点を確認しておくと安心です。

確認項目内容
支払い方法支払い期限や方法
キャンセル規定取消料がいつから発生するか
宿泊手配父島または母島で何泊必要か
荷物父島到着後の荷物預かりの有無

硫黄島クルーズで一番大変だったのは宿の予約

今回、私が一番困ったのは宿の予約です。
クルーズの予約も大変でしたが、それ以上に大変だったのが父島の宿探しです。

硫黄島3島クルーズは船旅ですが、小笠原丸の就航スケジュールに合わせる必要があるため、父島または母島で宿泊しなければいけません。

「クルーズだから船の中だけで完結する」と思っていると、ここで困る可能性があります。

クルーズ予約前に宿をおさえている人が多い

宿の予約で大変だった理由は硫黄島クルーズの予約開始前から宿を予約できるためです。
硫黄島3島クルーズを狙っている人の中には、クルーズの予約が始まる前に、すでに父島や母島の宿をおさえている人もいます。
そのため、クルーズの予約が取れてから宿を探すと、かなり苦戦する可能性があります。

私も父島の9割以上の宿に電話やメールをしました。
それでもなかなか空きが見つからず、ようやく父島ペンションを予約できました。

父島の宿は数が限られているため、硫黄島3島クルーズのような特別な日程では早めの確認が重要です。

父島または母島で2泊以上必要

東京発で硫黄島3島クルーズに参加する場合、父島または母島での宿泊が必要です。
2026年の行程では、6月14日に父島へ戻ったあと、6月16日の出港まで小笠原に滞在する流れになります。
そのため、現地での宿泊先を確保しておかなければなりません。

宿泊予約のコツ

硫黄島3島クルーズに参加する場合、宿泊予約は早めに動くのがおすすめです。
特に父島の宿は人気が集中しやすいため、以下のように複数の方法で問い合わせると良いです。

  • 宿の公式サイトを確認する
  • 電話で空室を確認する
  • メールで問い合わせる
  • 父島だけでなく母島も検討する
  • キャンセル待ちができるか確認する
  • 何泊分の支払いが必要か確認する
  • キャンセル規定を確認する

私が宿泊するペンション父島は、3泊18,000円でした。
「硫黄島クルーズに参加します」と伝えたうえで、必要な宿泊数や支払い条件を確認しましょう。

おがさわら丸船内で知っておきたいこと

硫黄島3島クルーズでは船内で過ごす時間が長くなります。

東京から父島までの移動、父島から硫黄島3島へのクルーズ、父島から東京への帰路を含めると、かなり長い時間を船内で過ごします。

事前に船内設備や食事について知っておくと安心です。

船内の食事は参加費に含まれていない

航海中の食事は参加費に含まれていません。
船内では、レストラン、展望ラウンジ、売店、自動販売機などを利用できます。
6月13日夜発の硫黄島3島クルーズでは、船内店舗の営業時間も設定されていました。

店舗6月13日6月14日
レストラン Chichi-jima19:00〜21:0007:40〜09:00 / 12:00〜14:00
展望ラウンジ Haha-jima19:00〜21:0007:00〜17:30
売店ショップドルフィン19:00〜21:0007:00〜17:30

食事の時間帯は、レストラン Chichi-jimaや展望ラウンジ Haha-jimaがかなり混雑します。
特に昼食や夕食の時間帯は利用者が集中し、列ができていました。
営業時間内でもすぐに利用できるとは限らないため、船内で食事を取る予定の方は、少し時間をずらすか、軽食を用意しておくと安心です。

混雑する展望ラウンジ Haha-jimaの様子

船内にお風呂はないがシャワーはある

船内にはお風呂の設備はありません。
ただし、24時間使用できるシャワーがあります。
リンスインシャンプーとボディーソープも備え付けられています。

おがさわら丸のシャワー室

テレビは衛星放送のみ

船内のテレビは衛星放送のみです。
また、DVD映像も流れる場合があります。
長時間の船旅になるため、本や動画、音楽など、暇つぶしできるものを持っていくと過ごしやすいです。

深夜はデッキに出られない

危険防止のため、深夜はデッキに出ることができません。
星空を見たい方や、夜の海を撮影したい方は注意が必要です。
船旅ではデッキに出られる時間帯が限られる場合があります。

父島到着後の荷物預かりについて

東京発で参加する場合、6月13日に父島へ到着したあと、硫黄島3島クルーズに向けて再乗船するまでフリータイムがあります。
この時間に便利なのが、荷物の一時預かりです。

6月13日の父島入港30分後から12:00まで、二見港船客待合室で荷物を一時預かりしてもらえます。
引き渡し時間は16:30〜18:00です。

父島到着後の荷物預かりの様子
内容時間
一時預かり受付時間父島入港30分後〜12:00
一時預かり引渡し時間16:30〜18:00

荷物預かりは無料です。
父島でフリータイムを過ごす際に必要なものは、手元に残しておきましょう。

6月16日の父島から東京へのチェックイン

6月16日は父島から東京へ戻る日です。
搭乗手続きは13:00から開始されます。
父島船客待合所内の2番窓口前に、6月16日「父島乗船」の搭乗券引換書を持って行きます。

乗り遅れないように、時間には余裕を持って行動しましょう。

内容時間
搭乗手続き開始13:00
父島・二見港 出港15:00

出港日は、父島で最後のフリータイムがあります。
ただし、午後には乗船手続きがあるため、遠出しすぎないように注意しましょう。
南島など父島でのツアーなら、最終日に組み込むことも可能です。

硫黄島3島クルーズにおすすめの持ち物

硫黄島3島クルーズは、通常の国内旅行よりも船内で過ごす時間が長い旅です。
実際に参加して、特に持っていくべきだと感じたものは以下です。

持ち物理由
小さな椅子長時間デッキで待機する場合に便利
望遠レンズ(400mm以上)野鳥や島の細部を撮影したい方に必要
双眼鏡野鳥や島の地形を見たい方に便利
帽子・日焼け止め長時間デッキに出るため、熱中症・日焼け対策が必要
現金グッズ販売が現金のみの場合がある
サンダルシャワールーム利用時に便利
小さめバッグ船内移動やデッキ待機時に使いやすい
飲み物デッキに長時間いる場合の水分補給用

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船旅で持っていきたいもの

  • 酔い止め
  • モバイルバッテリー
  • 充電ケーブル
  • 羽織れる上着
  • 飲み物
  • 軽食
  • 本や動画など暇つぶしできるもの
  • 耳栓
  • アイマスク
  • 小さめのバッグ
  • 現金

特に酔い止めは持っていくのがおすすめです。
船に長時間乗るため、普段はあまり酔わない人でも体調や海況によって気分が悪くなる可能性があります。
不安な方は、事前に酔い止めを準備しておきましょう。

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撮影目的で持っていきたいもの

  • カメラ
  • 望遠レンズ
  • 双眼鏡
  • 予備バッテリー
  • SDカード
  • レンズクロス

硫黄島3島クルーズでは、島に上陸せず船上から眺めるため、写真を撮るなら望遠レンズがあると便利です。
スマホだけでも記録はできますが、島の地形や迫力を残したい方は、カメラや望遠レンズを用意しておくと良いと思います。

硫黄島3島クルーズでは、「アカアシカツオドリ」「アカオネッタイチョウ」「シラオネッタイチョウ」など、硫黄列島周辺で見られる珍しい鳥を観察できる可能性があります。

私自身、「アカアシカツオドリ」「アカオネッタイチョウ」「シラオネッタイチョウ」を自分の目でしっかり確認することはできませんでした。
野鳥を撮影したい方は、400mm以上の望遠レンズがあると安心です。
見るだけでも、双眼鏡は持っていくことをおすすめします。

また、外部デッキでは野鳥撮影をする方が椅子や三脚を使って場所を確保していることもあります。
最前列で島や鳥を見たい方は、早めにデッキへ向かう必要があります。

父島滞在で持っていきたいもの

  • 着替え
  • 日焼け止め
  • 帽子
  • サングラス
  • 歩きやすい靴
  • 水着
  • タオル
  • 虫よけ
  • 洗面用具
  • 常備薬

父島ではフリータイムもあります。
海沿いを歩いたり、展望スポットへ行ったりする場合は、日焼け対策も大切です。
また、父島や母島では宿やお店の数が限られるため、必要なものは東京出発前に準備しておくと安心です。

硫黄島3島クルーズの注意点

硫黄島3島クルーズは通常の観光旅行とは違う注意点があります。
予約、宿泊、船酔い、天候、上陸の有無など、事前に知っておきたいポイントをまとめます。

南硫黄島・硫黄島・北硫黄島には上陸しない

硫黄島3島クルーズは船上から島々を眺めるクルーズです。
南硫黄島、硫黄島、北硫黄島に上陸するツアーではありません。
そのため、島内を歩いたり、観光スポットを巡ったりすることはできません。
「硫黄島に上陸できるツアー」と思って申し込むと、イメージと違う可能性があります。
あくまで船上から島を望むクルーズだと理解しておきましょう。

天候や海況で行程が変わる可能性がある

硫黄島3島クルーズは海の状況に大きく左右されます。
天候や海上の状態によって、行程が変更または中止になる場合があります。
また、予定通りに島の近くを通っても、天気によって見え方は変わります。
晴れていれば島影がはっきり見えるかもしれませんが、曇りや雨、海況によっては視界が悪くなることもあります。
自然相手のクルーズなので、予定通りにいかない可能性も考えておきましょう。

予約と宿泊をセットで考える

硫黄島3島クルーズで特に大切なのが、予約と宿泊をセットで考えることです。
クルーズの予約が取れても、父島または母島の宿が取れなければ行程を組みにくくなります。
私自身、父島の宿探しにはかなり苦労しました。
硫黄島クルーズを狙っている方は、クルーズ予約日だけでなく、宿の空室状況も早めに確認しておきましょう。

船酔い対策をしておく

船に長時間乗るため、船酔い対策は必須です。
特に、外洋を航行する時間が長いため、海況によっては揺れを感じることもあると思います。
酔いやすい方はもちろん、普段あまり酔わない方も酔い止めを用意しておくと安心です。
前日は睡眠をしっかり取り、空腹や満腹を避けるなど、体調管理にも気をつけましょう。

外部デッキの場所取りは想像以上に大変

硫黄島3島クルーズで良い位置から島を見たい方は、外部デッキの場所取りも意識しておきましょう。
特に南硫黄島は早朝に周辺へ到着するため、外部デッキ解放前から並んでいる人もいました。
私が4:10ごろに外部デッキ解放を待とうとした時点で、すでに野鳥撮影を目的にした方々が並んでいました。
デッキ最前で南硫黄島を見たい方や、野鳥を撮影したい方は、かなり早めに行動する必要があります。

外部デッキにずらりと並ぶ参加者

また、せっかく最前を確保しても、お手洗いや食事で少し場所を離れると、すぐに別の人が入ることがあります。
一人で参加する場合は、近くの方と声をかけ合える関係を作っておくと、少し場所を離れたい時にも安心です。

2日目は想像以上に体力を使う

硫黄島3島クルーズは船上から島を見るだけのツアーですが、実際に参加してみると想像以上に体力を使いました。
特に2日目は、早朝から南硫黄島、硫黄島、北硫黄島、母島東側通過と見どころが続きます。
私はできるだけ最前で見たかったため、ほとんどの時間を外部デッキで過ごしていました。
日差しや風を受けながら長時間デッキに出ることになるため、帽子、飲み物、羽織れる上着、日焼け対策は準備しておくと安心です。

グッズ販売は現金のみだった

船内では硫黄島3島クルーズ関連のグッズ販売もありました。
私が参加した時は、4デッキ案内所横でグッズ販売が行われていました。
ただし、支払いは現金のみでした。
小笠原やおがさわら丸ではキャッシュレス決済が使える場面もありますが、特別販売や船内イベントでは現金が必要になることもあります。

母島東側通過も見どころ

硫黄島3島クルーズの主役は南硫黄島・硫黄島・北硫黄島の3島です。
ただ、実際に参加して印象に残ったのが、父島へ戻る途中に通過する母島東側です。
通常の航路では見られない角度から母島を眺められるため、実はここも見どころだと思います。
この航路で母島東側を見られるのは硫黄島3島クルーズならではです。

父島でのフリータイムの予定も考えておく

東京発で参加する場合、父島でのフリータイムがあります。
6月13日は父島到着後から再乗船まで、6月15日は終日フリータイム、6月16日は出港まで時間があります。
せっかく小笠原まで行くなら、父島観光もあわせて楽しみたいところです。
ただし、出港時間や荷物の受け取り時間、宿のチェックイン時間などもあるため、予定を詰め込みすぎないようにしましょう。

硫黄島3島クルーズはどんな人におすすめ?

硫黄島3島クルーズは、万人向けの気軽な観光ツアーではありません。
船旅や予約、宿泊手配の大変さもありますが、他の旅行では味わえない特別感があります。

おすすめな人

硫黄島3島クルーズは、以下のような人におすすめです。

  • 小笠原諸島に興味がある人
  • 南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を見てみたい人
  • 普通の観光地ではない場所に惹かれる人
  • 船旅が好きな人
  • 歴史や自然に興味がある人
  • 父島観光もあわせて楽しみたい人
  • 人があまり行けない場所を見てみたい人

特に、南硫黄島の原生的な自然や、硫黄島の歴史、北硫黄島のかつての暮らしに興味がある方には、かなり印象に残るクルーズになると思います。

あまり向かない人

一方で、以下のような方にはあまり向かないかもしれません。

  • 短い日程で旅行したい人
  • 船酔いしやすい人
  • 島に上陸して観光したい人
  • 宿や交通を簡単に手配したい人
  • 天候による予定変更が苦手な人
  • リゾート気分だけを求めている人

硫黄島3島クルーズは、上陸観光ではなく船上観察がメインです。
また、天候や海況による変更もあります。
その点を理解したうえで参加すると、より楽しめると思います。

よくある質問

Q
硫黄島3島クルーズは上陸できますか?
A

いいえ、上陸はできません。
硫黄島3島クルーズは、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を船上から眺めるクルーズです。
島内を歩くツアーではないため、上陸観光を期待している方は注意しましょう。

Q
硫黄島3島クルーズは何日必要ですか?
A

2026年の東京・竹芝発の場合は、6月12日出発、6月17日到着の5泊6日行程です。
父島発の場合は、6月13日夜に父島を出発し、6月14日夕方に父島へ戻る行程です。
ただし、父島発で参加する場合でも、父島までの移動や宿泊が必要になります。

Q
硫黄島3島クルーズの料金はいくらですか?
A

2026年の東京・竹芝発は、大人75,000円、学生66,000円、小人39,000円です。
父島発は、大人25,000円、学生23,000円、小人15,000円です。
食事や父島・母島での宿泊費は別途必要です。

Q
予約は取りやすいですか?
A

予約はかなり取りにくいです。
私の場合、予約開始時間から電話をかけ続け、414回目でようやく予約できました。
毎年人気が高いため、参加したい方は予約開始時間に合わせて準備しておきましょう。

Q
硫黄島3島クルーズは宿泊予約も必要ですか?
A

東京発で参加する場合、父島または母島での宿泊が必要です。
父島・母島の宿は数が限られるため、クルーズ予約とあわせて早めに確認しておきましょう。

Q
船内で食事は出ますか?
A

航海中の食事は参加費に含まれていません。
船内のレストラン、展望ラウンジ、売店、自動販売機などを利用します。
営業時間は日程や海況により変更される可能性があります。

Q
船内にシャワーはありますか?
A

船内にお風呂はありませんが、24時間使用できるシャワーがあります。
リンスインシャンプーとボディーソープも備え付けられています。

Q
硫黄島3島クルーズは一人でも参加できますか?
A

一人でも参加できます。
ただし、予約や宿泊手配は自分で行う必要があります。
特に父島や母島の宿は早めに埋まりやすいため、一人旅でも宿泊先の確保は早めに進めましょう。

まとめ|硫黄島3島クルーズは予約と宿泊準備が重要

硫黄島3島クルーズは、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を船上から巡る貴重なクルーズです。
上陸するツアーではありませんが、通常の旅行ではなかなか近づけない島々を一度に見られる特別な機会です。
南硫黄島では手つかずの自然を、硫黄島では戦争の歴史を、北硫黄島ではかつて人が暮らしていた島の記憶を感じられます。

2026年の東京・竹芝発は、6月12日出発、6月17日到着の5泊6日行程です。
東京発の大人料金は75,000円で、航海中の食事や父島・母島での宿泊費は別途必要になります。

私自身、予約開始時間から電話をかけ続け、414回目でようやく予約できました。
父島の宿探しにも苦労したため、参加を考えている方は早めに準備しておくと安心です。

船旅が好きな方、歴史や自然に興味がある方、小笠原のさらに先にある島々を見てみたい方にとって、硫黄島3島クルーズは忘れられない旅になると思います。

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