台北2泊3日モデルコース|旧市街・台北101・十分九分を巡る完全ガイド【2025年版】

台北の象山からの夜景台湾

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台北は何日あれば楽しめる?
夜市はどこに行くべき?
台北観光と九分観光を組み合わせるには?

この記事では、私の10日間の台湾滞在(台北・台南・十分・九分)の実体験をベースに、はじめての台北にちょうどいい「2泊3日モデルコース」を紹介します。
費用目安・ベストシーズン・アクセス・注意点までまとめて解説します。

本記事で分かること
  • 台北観光におすすめの2泊3日モデルコース(旧市街/台北101・象山/故宮/夜市)
  • 市内移動のコツ(MRT・徒歩・配車アプリの使い分け)
  • 宿泊エリアの考え方とおすすめゾーン
  • ベストシーズン/持ち物/混雑・マナーの注意点(2025年最新の実体験ベース)

こんにちは!エンジニアの旅記録です。

世界一周の旅を終えた現在はフリーランスエンジニアとして働きながら海外を旅しており、これまでに39ヵ国を訪れました。
そんな私は今回台湾へ10日間滞在し、台北、台南、九分、十分を観光してきました。

この記事ではその体験をベースに、「2泊3日で台北を満喫できる」モデルコースをご紹介します。
観光ルートだけでなく、食事・ホテル・費用の目安までまとめたので、旅行計画の参考にしていただければ嬉しいです!

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台北観光の基礎知識

台北はMRT(地下鉄)+徒歩で主要スポットを効率よく回れる都市です。
短期滞在なら台北の「中心(中正紀念堂〜西門〜龍山寺)」「台北101・象山(信義)」、さらに台北から足を伸ばして九分や十分の観光をおすすめです。
夜市は寧夏夜市と士林夜市が定番です。

入国条件

パスポートの有効期限やビザ要否、往復航空券の提示、TAIWAN ARRIVAL CARDの扱いなどは運用が変わることがあるため最新情報のチェックが必須です。
以下は日本国籍・観光想定の一般的な目安です。

  • 入国条件の基本情報(日本国籍・観光想定)
    ・観光90日以内はビザ不要(日本国籍)
    ・パスポート残存有効期限:滞在日数以上が望ましい
    ・往復航空券(出国証明)の提示を求められる場合あり

【体験談】
私が訪れた時は荷物を預ける時に帰りの航空券を買っているか、いつ戻るかを聞かれました。
さらに、入国時の保安検査でTAIWAN ARRIVAL CARDへの申請が完了しているかを聞かれました
TAIWAN ARRIVAL CARDは保安検査前にQRコードがあります。
スムーズに入国するためにも、eSIMやSIMカードを購入しておくことをおすすめします。
▷ eSIM / SIMはKlookがおすすめ!

注意
条件は変わることがあります。出発前に必ず最新の公式情報をご確認ください(在台北日本台湾交流協会/台湾移民署 など)。
👉 外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/

ベストシーズン(台北の気候感)

台北は高温多湿の時期と、湿度が落ち着く時期がはっきりしています。
街歩き重視なら秋〜春が快適です。
夏は雨と暑さ対策を前提に、日中は屋内・朝夕に屋外へ振り分けると動きやすいです。

月ごとの観光適性(目安)

最高(℃)最低(℃)観光適性特徴
1月1913涼しく歩きやすい時期です。薄手の上着があると快適です。
2月2013乾燥気味で街歩き向きです。小雨対策を用意します。
3月2316日差しが強まり始めます。日焼け止めを用意します。
4月2619暑さを感じます。屋内を挟むと楽です。
5月2922蒸し暑くにわか雨が増えます。折りたたみ傘が安心です。
6月3124本格的な暑さです。水分補給を徹底します。
7月3326猛暑+夕立。朝夕行動がおすすめです。
8月3326台風期。運休情報の確認が必要です。
9月3125暑さは残りますが朝夕は動きやすいです。
10月2822比較的カラッとして快適です。
11月2418観光のベスト時期です。
12月2114さわやかで歩きやすいです。
出典:Weatherspark(台北市の気象履歴/2024実績を参考に作成)

日本からのアクセス(台北入り)

日本各地から台北(桃園TPE/松山TSA)へ直行便があります。
到着空港で市内までの移動を調べておくと、その日の観光がスムーズになります。

結論

  • 便数と価格のバランスは桃園(TPE)着がおすすめです。
    • 桃園空港は市内から離れていて、市内へは空港MRT(約35〜50分)でアクセスできます。
  • 市内ど真ん中へ短時間移動なら松山(TSA)着が最短です。
    • MRTまたはタクシーで即市内入りできます。
  • 到着当日はホテルに荷物を預ける前提で、旧市街または101方面のどちらを先に回すか決めておきます。

ルート別の行き方

  • 桃園(TPE)→台北市内:
    ・空港MRT:エクスプレスで約35分→台北駅(NT$160、約834円)
    ・バス:約70~90分→台北駅(NT$133、約692円)
    ・タクシー:渋滞次第で45〜60分目安(NT$1,000〜1,500、約5,000〜7,500円)
  • 松山(TSA)→台北市内:
    ・MRT:台北駅・中山・信義へ短時間で移動
    ・タクシー:中心部まで10〜20分目安

計画のコツ

  • 台北101・象山は夜景がおすすめです。
  • 旧市街中心観光であれば、西門・台北駅周辺の宿泊がおすすめです。
  • 深夜着は桃園であればバスがあります。24時間チェックインができる宿を選びましょう。

台北2泊3日モデルコース

台北の国立中正紀念堂の自由広場

台北観光は2泊3日あれば、旧市街・台北101&象山・夜市・十分や九分まで無理なく回れます。
1日目は旧市街を観光、2日目は十分と九分、3日目は帰りの便を考えてまだ行けていない場所へ訪れてみてください。

日程時間行程備考
1日目08:30国立中正紀念堂を観光交代式と蒋介石の銅像
10:00剝皮寮歴史街区を観光赤レンガ街区
11:00龍山寺を観光台北を代表する古いお寺
11:30西門紅楼を観光館内ショップ
12:00西門で食べ歩き台湾グルメ
16:00迪化街を観光歴史街
17:00寧夏夜市を観光食べ歩き
2日目07:30台鉄(TRA)で移動瑞芳駅へ移動
10:00十分老街ランタン飛ばし
10:30静安吊橋歴史のある橋
11:00十分瀑布台湾のナイアガラの滝
15:00九分食べ歩きと景色
その他観光候補台北101夜景鑑賞
象山夜景鑑賞

さらに、プラス2日あれば台中や台南へ観光に行くこともできます。
特に台南は日本でいう京都にあたる場所で、歴史的な建物などがたくさんあるので、おすすめです。

▷ 【2025年最新】台南観光1泊2日モデルコース|安平古堡・赤崁楼・花園夜市を巡る完全ガイド

1日目(旧市街)

台北観光1日目は、中正紀念堂から龍山寺・剝皮寮・西門紅楼へと徒歩+MRTで訪れて、
夜は寧夏夜市で食べ歩きを楽しみます。

08:30 国立中正紀念堂(チョンジェン・ジーニェンタン)を観光

台北の国立中正紀念堂

国立中正紀念堂は台湾の初代総督である蒋介石を追悼するため、死去翌年の1976年に着工。1980年に完成した記念施設です。

堂の正面には89段の大階段があり、これは蒋介石(蔣中正)の享年にちなんだ段数といわれます。
階段を上ると大広間に座像(ブロンズ像)が鎮座し、所定時刻には儀仗兵による交代式が行われます
広場は回廊で囲まれ、池や庭園の散策路が続くため、強い日差しや雨でも回廊下を使って移動しやすいのが好評です。

台北の国立中正紀念堂にある蒋介石の像

1つ目の見どころは、「大広場と堂までまっすぐ伸びる軸線」です。
正門(大中至正門)から記念堂まで一直線に延びる視界は圧巻で、広角でも望遠でも画になります。
朝は逆光になりやすいです。

台北の国立中正紀念堂と広場

2つ目の見どころは、「交代式」です。
人が集まりやすい見学スポットなので、開始10分前に待機すると前方で見やすい位置を確保しやすいです(混雑時はロープ前が埋まりやすいです)。

【体験談】
私が訪れた時は9:00に交代式が始まりました。
時間については事前に調べていくことをおすすめします。
とても格好良くて見入ってしまいました。

台北の国立中正紀念堂の交代式
国立中正紀念堂について

・所要時間
 ・外観と広場だけなら40〜60分
 ・堂内+展示まで見るなら90分
・営業時間:9時00分~18時00分
・料金
 ・広場・回廊・堂の見学は無料
 ・展示室・特別展は有料の場合があります
・アクセス:MRT中正紀念堂駅
・交代式:所定の時刻に実施
・注意点:広場ではイベントや集会が行われることがあります

10:00 剝皮寮歴史街区(ボーピーリャオ・リーシー・ジエチュー)を観光

台北の剝皮寮歴史街区の入り口

剝皮寮歴史街区は清代〜日本統治期の街並みを保全・活用した赤レンガの歴史エリアです。
アーチが続く騎楼(アーケード)や木扉、窓格子など、当時の姿を色濃く残しており、台北の歴史を感じることができます。
現在は文化展示スペースや期間限定の企画展が開催されており、建築鑑賞と文化体験を同時に楽しめるスポットです。

街区内は撮影自由なエリアが多く、レトロな建物をバックに写真を撮る観光客で賑わっています。
龍山寺から徒歩圏内にあるため、合わせて訪れるのがおすすめです。

1つ目の見どころは、「赤レンガの騎楼と歴史的な街並み」です。
清代から日本統治期にかけて建てられた建物が保存されており、アーチ状の騎楼(アーケード)が連なる景観は当時の商店街の雰囲気を感じさせます。

台北の剝皮寮歴史街区の様子

2つ目の見どころは、「文化展示と企画展」です。
街区内には台北の歴史や文化に関する常設展示があり、期間限定で映画・アート・教育などをテーマにした企画展も開催されています。
無料で入場できるため、気軽に立ち寄って台北の歴史を学ぶことができます。

台北の剝皮寮歴史街区の展示
剝皮寮歴史街区について

・所要時間:30〜45分
・営業時間:9時00分~18時00分/月曜定休日
・料金:無料
・アクセス:龍山寺から徒歩圏

11:00 龍山寺(ロンシャンスー)を観光

台北の龍山寺の正面

龍山寺は1738年創建の古いお寺で、観音菩薩を主尊としながら多くの神仏を祀る「融合寺廟」として信仰を集めています。
堂内は線香の香りが満ち、屋根の剪粘(貝殻細工)や木彫・石彫など装飾が繊細で美しいです。
境内には池や回廊もあり、参拝と鑑賞をゆっくり楽しめます。

1つ目の見どころは、「本堂の彫刻と屋根装飾」です。
柱や梁の細部まで繊細な彫刻が施されていて、その一つ一つに驚かされました。

台北の龍山寺の繊細な彫刻

2つ目の見どころは、「参拝体験の所作」です。
観光客以外にも地元の方々がたくさん参拝をして、祈りをささげていたのも印象的でした。
線香やおみくじ(擲筊・籤)など、案内に従って静かに体験できます。
お願い事の手順が掲示されているので、その流れに沿うとスムーズです。

台北の龍山寺で祈りを捧げる人々
龍山寺について

・所要時間:40〜60分
・営業時間:6時00分~22時00分
・料金:無料
・アクセス:MRT龍山寺駅すぐ

11:30 西門紅楼(シーメン・ホンロウ)を観光

西門紅楼は1900年代初頭に建てられた八角形の赤レンガ建築がシンボルの文化施設です。
館内には若手デザイナーの小さなショップや企画展示が入り、周辺一帯は「西門町」としてカフェ・映画館・雑貨店が集まる人気エリアになっています。

1つ目の見どころは、「八角楼の外観」です。
赤レンガと幾何学の外観が美しく、正面からの対称構図が映えます。
イベントを行うことも多く、私が訪れた時はコスプレイベントをやっていました。

台北の西門紅楼の外観

2つ目の見どころは、「クリエイター系ショップ」です。
アクセサリーや紙もの、イラスト雑貨など台北らしいデザインに出会えます。
お土産としては高価ですが、可愛い雑貨などがたくさんあり、みているだけでも楽しいと思います。

台北の西門紅楼の中にはクリエイターショップが並ぶ
西門紅楼について

・所要時間:30〜45分
・営業時間:11時00分~20時00分/月曜定休日
・料金:無料
・アクセス:MRT西門駅徒歩すぐ

12:00 西門で食べ歩き

台北の西門の阿宗麺線

西門町は台北の「原宿」とも呼ばれる若者に人気のエリアで、ファッション・映画館・カフェ・屋台グルメが集まる賑やかな繁華街です。
西門紅楼の周辺には食べ歩きに最適な屋台やテイクアウトグルメが多数あり、台湾の定番スイーツやドリンクを気軽に楽しめます。

おすすめグルメ:

  • 阿宗麺線(アーゾンミェンシェン):かつお出汁の麺線(そうめん)が名物
  • 天天利美食坊:サクサクのフライドチキンが人気
  • タピオカミルクティー:西門町には有名チェーン店が複数あり、飲み比べも楽しい
  • 胡椒餅(フージャオビン):ジューシーな豚肉が入った焼き餅
台北の西門のタピオカ

西門町は歩行者天国になっているエリアが多く、食べ歩きしながらショッピングや街歩きを楽しめます。
週末は特に混雑するため、平日訪問もおすすめです。

西門について

・所要時間:60〜90分
・料金:食費のみ(1品NT$50〜150程度)
・アクセス:MRT西門駅直結
・注意点:週末は非常に混雑します。貴重品の管理に注意してください。

16:00 迪化街(ディーホアジエ)を観光

台北の迪化街の様子

迪化街は台北最古級の問屋街として知られていて、乾物・お茶・漢方・布・雑貨の老舗が並ぶエリアです。
近年はお洒落なカフェ・ベーカリー・デザイン文具のお店も増えていて、今と昔を楽しむことができます。

迪化街の近くに「林華泰茶行」という創業142年の老舗お茶問屋があります。
お茶の購入はもちろん、解説などを聞くこともできるのでおすすめです。
支払いは現金のみですが、日本円が使えたり、店員さんが流暢な日本語を話してくれるので、英語が苦手な方にもおすすめです。

台北の有名なお茶屋さんの林華泰茶行
迪化街について

所要時間:60〜120分
料金:散策無料
アクセス
 ・MRT北門駅/大橋頭駅から徒歩

19:00 寧夏夜市(ニンシア・イェシー)を観光

台北の有名な夜市の寧夏夜市の様子

寧夏夜市は台北の有名な夜市です。
通りがコンパクトで回りやすく、回転の速い人気店が多いのが特徴です。

17:00ごろからお店が開き始めて、人気のお店には早いうちから行列ができます。
ゴミを捨てる場所もあるのでたくさん買っても安心です。

寧夏夜市について

所要時間:60〜120分
料金:無料
アクセス:MRT雙連駅から徒歩約10分、駅からまっすぐです。
・注意点:現金支払いです

2日目(十分・九分を観光)

2日目は台北から足を伸ばして十分と九分の観光がおすすめです。
午前中に台北駅から台鉄で瑞芳駅へ行き、十分でランタン飛ばしと十分瀑布を楽しみます。
午後は瑞芳駅からバスで九分へ移動し、九分老街で食べ歩きと夕暮れの幻想的な景色を満喫します。

おすすめのスケジュール:

  • 09:00 瑞芳駅着、バスまたは平溪線で十分へ
  • 10:00 十分老街でランタン飛ばし
  • 11:00 十分瀑布を見学
  • 13:30 瑞芳駅へ戻る
  • 14:30 瑞芳駅からバスで九分へ
  • 15:00 九分老街で食べ歩き&散策
  • 17:00 提灯が灯る九分の夕景を楽しむ
  • 17:30 九分からバスで台北へ戻る

台北から十分と九分へ行くアクセスや観光スポットの詳細については、別記事で写真付きで詳しく解説しています。

▷ 台北から十分・九分への行き方完全ガイド|台鉄+バスで巡る日帰りモデルコース【2025年版】

その他観光候補

初日の到着が微妙な時間帯だったり、帰りの便が遅い時間であれば、台北101や象山の観光もおすすめです。
特に象山は私のお気に入りの場所なので、夜市でお腹を満たした後に訪れてみていただきたいです。

象山(シャンシャン)を観光

台北の象山からは台北の夜景が一望できる

象山は台北101を正面に望む夜景を見れるの短時間ハイキングコースです。
整備された階段ルートで、往復60〜90分と手軽に登れます。
コース序盤から市街地の眺望が開け、六巨石(六巨石展望エリア)付近が人気撮影スポットです。

登山口はMRT象山駅から住宅街を抜けてすぐの場所にあり、夜であっても観光客がたくさんいたので安心して登れると思います。

台北の象山の入り口

登り始めて10分ほどの場所に展望デッキがあります。
これより先にもっと開けている展望デッキがありますが、体力的時間的に厳しい方はここでゴールにしても良いかもしれません。

台北の象山の展望デッキ

さらに登って行った場所にある展望デッキは180度視界が開けているので、体力に自信がある方はこっちを目指すことをおすすめします。
ところどころにベンチもあり、休憩しながら登れますが、ずっと階段のため意外と大変です。

台北の象山の頂上付近の展望デッキ
象山について

所要時間:60〜120分
料金:無料
アクセス
 ・MRT象山駅から登山口まで徒歩
注意点
 ・雨上がりは滑りやすいです
 ・夜は足元が暗くなる場所があります

台北101(タイペイ・イーリンイー)を観光

台北の台北101の外観

台北101はショッピングモールと展望台を擁する台北のシンボルです。
個人的には台北101でサンセットと夜景を鑑賞した後に象山を登る、もしくはその逆がおすすめです。
台北101と象山は徒歩でも行き来することができます。

見どころは、「展望台からの夜景」です。
信義の高層群から松山空港方面まで一望できます。オンライン事前予約を使うと入場がスムーズです。

台北の台北101から見た夜景

モール内は広く特に5階の吹き抜けは撮影ポイントです。
地下にはフードコートがあるので、夜景を見る前後にここで夕飯を食べるのもおすすめです。

台北101について

・所要時間:60〜90分
・営業時間:11時00分~21時30分
・料金:展望台はNT$600(約3,000円)/クレジットカード払い可
・アクセス:MRT台北101駅直結
・注意点:週末・連休は待ち時間が発生します。事前予約がおすすめです。

実際にかかった費用まとめ

実際に観光した2日間の滞在にかかった費用の総額は約97,500円でした。
中でも航空券代が70,560円とかなり高めだったこともあり、しっかり事前に安い便を購入していればもっと安く済むと思います。
※現金払いなどは1NT$ = 5円で計算

項目料金
食費9,942円
交通費74,576円
宿泊費8,553円
観光費4,429円
通信費0円

食費について
台南観光同様に行きたいと目星をつけていたお店で飲食を楽しみました。
超有名な小籠包のレストラン(鼎泰豐) の料金4,210円を考えると、日常的な飲食は2日間で5,000円ほどになると思います。
少し贅沢をして、約10,000〜1,5000円ほどと考えるといいかもしれません。

交通費について
台北での移動のほとんどはバスか電車の利用でした。
交通費の74,576円のうち航空券代が70,560円なので、航空券さえ工夫すればもっと安く済むと思います。
今回行きの航空券が21,050円、帰りが49,510円でした。これは帰りが三連休最終日ということと直前での購入のため高騰してしまったと考えています。
三連休などは航空券代が高騰するため、2ヶ月以上前の予約がおすすめです。

宿泊費について
台北の宿は全体的に高い印象を受けました。ドミトリーでも4,000円以上のイメージです。
その中でも今回私が選んだタイワン ユース ホステル & カプセル ホテルは台北駅から徒歩2分ほどと立地もよく、清潔かつサービスが豊富だったのでおすすめです。

観光費について
九分での食べ歩きなどは食費に含んでいるため、観光費とは入場料、ツアーや体験の費用です。
台北のお寺など入場料が無料のところがほとんどでしたが、台北101展望台の入場料は約3,126円かかりました。
十分でのランタン飛ばしは飛ばすランタンの色の数によって料金が変わります。現金払いなので注意してください。

ランタン飛ばしNT$ 250(約1,303円)
台北101展望台NT$ 600(約3,126円)

通信費について
ahamoを利用しているため海外での通信量はかかっていません。
ahamoは15日間であれば特に設定などを行わなくても、日本と同様にネットワークを利用することができます。
※電話は海外料金がかかるので注意してください。LINE通話などは日本国内同様にできます。

台北でおすすめの宿泊施設

実際に私が滞在した経験と現地での情報収集をもとに、予算別におすすめの宿泊施設をご紹介します。

【予算重視】タイワン ユース ホステル & カプセル ホテル(バックパッカー向け)

台北のタイワン ユース ホステル & カプセル ホテルの客室

料金目安:1泊 約2,500〜5,000円(ドミトリー・カプセル)

タイワン ユース ホステル & カプセル ホテルは、台北駅から徒歩2分の好立地にあるカジュアルなホステルです。
地下通路から台北駅へ直接アクセスできるため、雨の日でも濡れずに移動でき、MRTや台鉄、高鉄への乗り換えも非常に便利です。
24時間対応のフロントと日本語が話せるスタッフがいるため、初めての台湾旅行でも安心して滞在できます。

おすすめポイント

立地:
台北駅から徒歩2分で、地下通路から直接アクセス可能。
MRT・台鉄・高鉄への乗り換えが便利で、十分・九分・台南などへの日帰り観光にも最適です。
周辺にはコンビニや飲食店も多く、深夜到着でも安心です。

施設:
共用エリアが広く、PC作業ができるコンセント付きのテーブルが充実しています。
コインランドリー(NT$50、約250円)が2台あり、無料の物干しスペースとハンガーも完備。
カプセル内は清潔感があり、小さなテーブルも付いているため快適です。

台北のタイワン ユース ホステル & カプセル ホテルの共用ラウンジ

無料サービス:
朝食として食パンが毎日無料で提供されます。
コーヒー、カフェラテ、クッキーがいつでも無料でいただけます。
バスタオルも無料で貸し出しがあるため、荷物を減らせます。

24時間対応:
フロントが24時間対応で、深夜・早朝の到着や出発でも安心です。
日本語が話せるスタッフもいるため、困ったことがあれば気軽に相談できます。

台北のタイワン ユース ホステル & カプセル ホテルは24時間フロント対応

注意点:
鍵付きのロッカーがないため、貴重品は自分で管理してください。
パスポートや現金などは肌身離さず持ち歩くか、フロントに預けることをおすすめします。

【快適重視】シーザーパーク ホテル 台北(台北駅直結)

料金目安:1泊 約12,000〜25,000円(ダブル/時期により変動)

シーザーパーク ホテル 台北は、台北駅に直結した高級ホテルです。
駅直結のため移動が非常に便利で、観光の拠点として最適な立地にあります。
広々とした客室、充実した朝食ビュッフェ、屋外プールやジムなどの施設も整っており、快適な滞在を求める方におすすめです。

おすすめポイント

立地:
台北駅に直結しているため、雨の日でも濡れずに移動できます。
MRT・台鉄・高鉄へのアクセスが抜群で、十分・九分・台南への日帰り観光にも便利です。
周辺には三越や新光三越などのデパート、微風台北車站(Breeze台北駅)などのショッピングモールもあり、買い物や食事にも困りません。

施設:
屋外プール、フィットネスセンター、ビジネスセンターなどが充実しています。
客室は広々としており、快適なベッドと清潔なバスルームで疲れを癒せます。
朝食ビュッフェは種類が豊富で、台湾料理から洋食まで楽しめます。

雰囲気:
ビジネス客から家族連れ、カップルまで幅広い層に人気です。
スタッフの対応も丁寧で、日本語が通じるスタッフもいるため安心です。

注意点:
週末や連休、旧正月などの繁忙期は価格が上がりやすいため、早めの予約がおすすめです。
駅直結で便利な分、宿泊料金は高めです。

よくある質問(FAQ)

Q
台北は何日あれば主要観光地を回れますか?
A

はじめてなら2泊3日がおすすめです。
旧市街・故宮・101&象山・夜市まで無理なく回れます。
時間がない場合は1泊2日に圧縮可能です。

Q
象山の夜の治安は大丈夫ですか?
A

はい、私が夜の20時ごろに登った限りでは治安に関して問題はなさそうでした。
夜の時間でも観光客が夜景を見に集まります。
しかし、暗いので転ばないように足元には注意してください。

Q
夜市はどこが定番ですか?
A

食べ歩き重視なら寧夏夜市、規模とバリエーション重視なら士林夜市が定番です。
士林夜市は市内から遠いので、さくっと行きたい場合は寧夏夜市がおすすめです。

Q
荷物はどこに置けばいいですか?
A

到着後すぐホテルに預けるのが快適です。
旧市街や夜市は徒歩移動が多く人も多いので大きな荷物は邪魔になってしまいます。

まとめ

台北2泊3日のモデルコースについて、実際の体験をもとにご紹介しました。

  • 1日目は旧市街を満喫
    中正紀念堂で蒋介石の記念堂と交代式を見学し、剝皮寮歴史街区と龍山寺で台北の歴史に触れ、西門紅楼でレトロ建築とショッピングを楽しみます。夕方は迪化街で問屋街を散策し、夜は寧夏夜市で台湾グルメの食べ歩きを満喫。
  • 2日目は十分・九分へ日帰り観光
    台北駅から台鉄で瑞芳駅へ行き、十分でランタン飛ばし、十分瀑布を見学。その後バスで九分へ移動し、九分老街で食べ歩きと夕暮れの幻想的な景色を楽しみます。夜は台北101で展望台から夜景を鑑賞するか、象山に登って台北101を正面に望む絶景を楽しむのがおすすめ。
  • 3日目は未訪問スポットへ
    帰りの便の時間に合わせて、まだ行けていない観光地や気になったエリアを再訪。時間があれば故宮博物院や北投温泉なども選択肢です。
  • 移動のコツ
    台北市内はMRTが便利で、主要観光地はほぼカバーできます。旧市街は徒歩で回りやすく、十分・九分への日帰り観光は台鉄+バスで約1,000円とリーズナブル。
  • 費用の目安
    2泊3日で約97,500円(航空券・交通費・宿泊費・観光費・食費込み)。ただし航空券代が約70,560円と高額だったため、早めに予約すれば6万円台に抑えることも可能です。
  • おすすめの時期
    10月〜3月が観光のベストシーズン。涼しく街歩きが快適で、夜景や夜市も楽しみやすい時期です。
  • 宿泊エリアの選び方
    台北駅周辺がおすすめ。MRT・台鉄・高鉄へのアクセスが抜群で、十分・九分・台南への日帰り観光にも便利です。予算重視ならタイワン ユース ホステル、快適重視ならシーザーパーク ホテルがおすすめ。

この記事を読んで、「台北は何日あれば回れる?」「どうやって効率よく観光すればいい?」という疑問が少しでも解消されたなら嬉しいです。

台北は歴史・グルメ・夜景・郊外観光がコンパクトに楽しめる魅力的な街です。
ぜひこのモデルコースを参考に、台北旅行を楽しんでください!

それでは、良い旅を

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