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沖縄本島から行ける渡名喜島は海が綺麗で、夜もフットライトが幻想的と聞いたことがあるけど、他には何があるんだろう?
実際に行ったことがある人の感想や情報が知りたい!
この記事では、そんな疑問に答えるため、渡名喜島の観光スポット・行き方・移動手段・注意点を徹底解説します。
どうも、離島が大好きなエンジニアの旅記録(@0unforgettable0)です。
日本の離島40島行ってきた私が渡名喜島を訪れた時の情報を元に、渡名喜島をご紹介します!
今回は沖縄本島の泊港から行ける渡名喜島に行ってきました。
「まるで天国のような場所」と聞いていたので、どんなところか気になっていたのですが、本当にその通りでした。
昼間は海が綺麗で、夜は足元を照らすフットライト通りが幻想的で、昼夜問わず楽しむことができました。
渡名喜島について
渡名喜島は沖縄本島の北西約58km、フェリーで約2時間に位置する周囲12.5kmの小さな離島で、人口も360人程しかいません。
そんな小さな離島、渡名喜島の魅力は「海が綺麗」「沖縄の原風景が残っている」「何もない」だと私は思っています。
「何もない」からこそ、慌ただしい現代の日常から抜け出し、綺麗な海を眺め、心を癒すことができます。
「赤瓦の宿ふくぎ屋」では沖縄の伝統的な赤瓦屋根の古民家に宿泊できます。この経験ができるのも、渡名喜島の魅力です。
また、夜になる島のメイン通りがフットライトにより照らされ、幻想的な景色を生み出してくれます。朝から夜まで心を癒してくれるのが、渡名喜島です。
渡名喜島の観光スポット
渡名喜島は小さな島のため、徒歩で観光スポットを巡ることができます。
今回はそんな渡名喜島の観光スポットを6ヶ所紹介します。
また、渡名喜島はウミガメを見ることができることで有名で、満潮前後には「渡名喜港」「ユブク浜」「アンジェーラ浜」の3か所で良く見られます。
あがり浜
あがり浜は渡名喜島で唯一遊泳ができるビーチになります。遠浅のために、安全に泳ぐことができるため、シュノーケリングに自信が無い方でも安心して泳げると思います。
しかし、消波ブロックの近くは潮の流れが強くなっているため、遊泳禁止になっていますので、注意してください。
綺麗な海ですが、私が泳いだ時にはあまりお魚など見られなかった印象でした。また、夕方には夕焼けが綺麗に見えるため、私は夕方前からベンチに腰をかけて海を眺めていました。
住所 | 〒901-3601 沖縄県島尻郡渡名喜村 |
アクセス | 渡名喜港から徒歩約8分 |
トイレ | あり |
注意点 | 消波ブロック近くは遊泳禁止 |
シュンザ
あがり浜からアンジェーラ浜に向かう途中にあるシュンザは屏風のようにそりたった200mにも及ぶ断崖絶壁です。特にここは写真では伝わらないようなスケール感があり、実際に訪れた時には圧倒されること間違い無しです。
また、シュンザの下にはアマンジャキという満潮時でも通行できるようにと作られた旧道があります。現在は通行できませんが、落石があるなど過去に作った方の苦労が伺えます。
住所 | 〒901-3601 沖縄県島尻郡渡名喜村 |
アクセス | 渡名喜港から徒歩約16分 |
トイレ | あり (シュンザとアンジェーラ浜の間) |
注意点 | 特になし |
アンジェーラ浜
アンジェーラ浜は満潮前後にウミガメを見ることで有名なビーチです。写真の通り、アーサの養殖棒がたくさんあるため、ここまで歩いてくれば間違えることはありません。
しかし、アンジェーラ浜は遊泳禁止となっているため、泳ぐことはできませんので注意してください。
アンジェーラ浜はあがり浜からシュンザを超えて海岸線を真っ直ぐ歩いてきたところに位置しています。この海岸線からは遠く広がる、まるで天国のような海の景色を見ることができます。
住所 | 〒901-3601 沖縄県島尻郡渡名喜村 |
アクセス | 渡名喜港から徒歩約22分 |
トイレ | あり (シュンザとアンジェーラ浜の間) |
注意点 | 遊泳禁止です |
ユブク浜
ユブク浜は渡名喜島の南側に位置するビーチで、ウミガメの産卵時期である5月から9月はウミガメが産卵をしにくる浜として有名です。
そのため、ここではウミガメをよく見ることができ、ビーチにはウミガメが歩いた跡が見られます。
また、「神の宿る岩」と呼ばれる神聖な岩の島もあります。
しかし、このビーチは遊泳禁止となっているため、泳ぐことはできません。
住所 | 〒901-3601 沖縄県島尻郡渡名喜村 |
アクセス | 渡名喜港から徒歩約21分 |
トイレ | あるが使えない可能性大 |
注意点 | 遊泳禁止です |
フットライト通り
渡名喜島の村道1号線というメイン通りは夜になるとフットライトによりライトアップされます。
あたりはとても幻想的な雰囲気に包まれ、歩くだけで幸せな気持ちになります。
昼間は海を眺め、夜はこのフットライト通りを歩けば最高の1日になること間違い無しです。
住所 | 〒901-3601 沖縄県島尻郡渡名喜村 |
アクセス | 渡名喜港から徒歩約1分 |
トイレ | なし |
注意点 | メイン通りが全て フットライト通りになります |
てぃだ広場
てぃだ広場は渡名喜島の北側にある広場で、渡名喜港ターミナルからも近いところに位置しています。
想像以上に広いため、1周するのは大変に思えるかもしれませんが、1番端からは綺麗な海を眺めることができます。
また、とても開けているため天体観測にも向いています。夜晴れていたら是非ここで綺麗な星空を見てみてください。夏には南の方向に天の川が観れると思います。
住所 | 〒901-3601 沖縄県島尻郡渡名喜村 渡名喜島 |
アクセス | 渡名喜港から徒歩約6分 |
トイレ | なし |
注意点 | Mapアプリに載っていませんが、 あります |
渡名喜島への行き方
渡名喜島へはフェリーでしか行くことができず、飛行機などで直接行くことはできません。
そのフェリーには沖縄本島の泊港と久米島の兼城港ターミナルから乗船することができます。
フェリーにも「フェリー琉球」と「フェリー海邦」の2種類ありますが、どちらかに乗船することになります。
ほとんどの人が沖縄本島の泊港から行くことになると思いますが、那覇空港から泊港までタクシーで約10分、モノレールで約25分かかります。
下記の時刻表でも分かる通り、飛行機で那覇空港へ行き、そのままの足で1便のフェリーに間に合うことは難しいかもしれませんので、那覇で1泊することになると思います。
参考までに私は泊港を利用する時には、泊港の真横にあるスマイルホテル沖縄那覇に宿泊して、翌朝余裕を持って港へ向かっています。
時刻表
那覇から乗船する場合
便 | 出発時刻 | 到着時刻 | 運行について |
1便 | 09:00 | 10:55 | 毎月・毎日 |
久米島から乗船する場合
便 | 出発時刻 | 到着時刻 | 運行について |
1便 | 09:00 | 10:20 | 毎月・毎日 |
2便 | 14:00 | 15:20 | 4月から10月 金曜日のみ運行 |
料金表
区間 | 料金 |
那覇〜渡名喜島 | ・2,750円(大人片道) ・1,380円(小人片道) ・5,230円(大人往復) ・1,380円(大人障がい者片道) ・690円(小人障がい者片道) ・2,760円(大人障がい者往復) ・1,380円(小人障がい者往復) |
久米島〜渡名喜島 | ・1,160円(大人片道) ・580円(小人片道) ・2,210円(大人往復) ・580円(大人障がい者片道) ・290円(小人障がい者片道) ・1,160円(大人障がい者往復) ・580円(小人障がい者往復) |
渡名喜島での移動手段
渡名喜島での移動手段は徒歩と自転車の2つになります。徒歩でも回れる広さのため、レンタカーやレンタバイクはありません。
結論、私は徒歩と自転車では、自転車での移動をおすすめします。
私が訪れた8月は日差しも強く、日陰の無いあがり浜からアンジェーラ浜までの道でギブアップしてしまいました。
レンタルサイクルについて、私が訪れた時には新型コロナウイルスのPCR陰性証明必要だったため、訪れる際には渡名喜島のホームページでご確認お願いいたします。
レンタサイクル基本情報
住所 | 沖縄県島尻郡渡名喜村1917-3 渡名喜村観光案内所 |
料金 | ・3時間 600円 ・5時間 800円 ・7時間 1,000円 ・1日(翌朝10時まで)2,000円 |
営業時間 | 9:00~17:00(不定休) |
連絡先 | 098-996-3758 |
台数 | 4台 |
注意事項 | ・予約することはできません ・身分証明書が必要です ・子ども用自転車はありません |
渡名喜島での注意点と対策
ハブの生息について
渡名喜島にはハブが生息しています。ハブは夜行性ですが、日中にも岩や草の影に隠れているため注意が必要です。もし、噛まれてしまった場合はすぐに119番に通報してください。
特に渡名喜島の星空は綺麗ですが、浜にもハブは来ますので気をつけてください。
飲食店の営業について
渡名喜島には飲食店が少なく、特にランチを食べられるお店が不定期営業のターミナル食堂しかありません。そのため、渡名喜島へ来るときには事前に軽食などを持ってくると安心できます。
また、島内に売店などがありますが、島の売店にも商品に限りがあります。もし、大勢で観光をする予定で売店を利用する場合は、事前に連絡を入れておいた方がいいかもしれません。
野営について
渡名喜島ではハブが生息していることもあり、キャンプなどの野営が禁止されています。そのため、島で宿泊をする場合には宿に宿泊をする必要があります。
しかし、宿も予約無しでの当日宿泊はできないため、事前に予約してくる必要があります。
飲料水について
飲食店同様に自動販売機も私が訪れた時には2箇所しか発見できませんでした。そのため、夏場の日差しの暑い日などは熱中症になりかけても直ぐに飲料水を買いに行くことができないため、余分に持っておくと安心できます。
最後に
最後まで記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。
私は離島で出会った旅人に渡名喜島をおすすめされて、訪れたのですが、本当に天国のような場所でした。特に、あがり浜からアンジェーラ浜までの海岸線は絶景で、歩いているだけで気持ちが高揚してしまいました。
今回の旅は沖縄本島の泊港から渡名喜島経由で久米島へ向かったのですが、渡名喜島はまた帰ってきたい離島の一つになりました。
この記事を読んでくださった方に、少しでも渡名喜島の魅力が伝われば嬉しいです。
それでは、良い旅を
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