【2025年最新】シンガポール半日モデルコース!トランジットでも回れる定番観光スポット5選

シンガポールのマーライオンシンガポール

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乗り継ぎ時間があるけど、空港で何時間も待つのはもったいないな…
せっかくだしシンガポール観光をしたいけど、半日で回れる場所ってある?
トランジットでも市内観光できるルートや移動方法も知りたい!

そんな疑問に答えるため、この記事では実際に私がトランジット中にシンガポールを観光した体験を元に、半日で回れる定番観光スポットと移動ルートを分かりやすく解説します。

本記事で分かること
  • トランジットでも観光できる理由と注意点
  • 半日で回れるシンガポール定番観光スポット5選
  • 観光ルートのモデルコース(所要時間つき)
  • 実体験にもとづく効率的な回り方のコツ

こんにちは!エンジニアの旅記録です!

現在はフリーランスエンジニアとして働きながら海外旅行を楽しんでおり、これまでに37カ国を訪れました。
バリ島へ向かう際にシンガポールで2回トランジットがあり、「せっかくだから市内観光をしたい」と思い、実際にいくつかの人気スポットを巡ってきました。

短い時間でも十分に楽しめる場所が多く、「行ってよかった」と心から思えたので、この記事では体験談や現地の情報とともに、旅の情報を共有します。

これからシンガポールを旅する方にとって、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

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シンガポールの基本情報

シンガポールの街

シンガポールは東南アジアにある経済の中心地で、乗り継ぎ(トランジット)時間でも観光を楽しめる国として人気があります。
シンガポールのチャンギ空港は世界的にも評価が高く、市内へのアクセスも整っているため、短時間の滞在でも効率的に観光が出来ます。

ここでは、観光前に知っておきたいシンガポールの基礎情報を紹介します。

シンガポールってどんな国?

シンガポールは「貿易・金融・観光」で成長した都市国家で、国土は東京23区ほどの広さがあります。
全体的にとてもに清潔で治安も良く、女性の一人旅や初めての海外旅行にも安心な国です。

また多民族国家としても知られており、英語・中国語・マレー語・タミル語が話されています。
特に英語が公用語として使われているため、観光客にとってもコミュニケーションが取りやすく安心です。

通貨・言語・気温などの基本データ

シンガポールの基本データをまとめました。

項目内容
公用語英語・中国語・マレー語・タミル語
通貨シンガポールドル(SGD)
※2025年7月時点で1SGD = 115円
時差1時間
※日本のほうが1時間進んでいます
気温年間を通じて約26〜32℃
雨季11月〜2月
※スコールに注意
服装・半袖、半ズボンでOK
・室内は冷房が強めなので羽織りものがあると安心です
ビザ観光による30日以内の滞在であればビザは不要
※電子入国カード(SG Arrival Card)の提出が義務付けられています
コンセントタイプBFタイプ
日本からのフライト時間約7時間
治安良い(外務省による危険レベル無し)

トランジットでも観光できる理由

シンガポールは空港から市内中心部へのアクセスが比較的便利です。
チャンギ空港からマリーナベイエリアまでは、MRT(地下鉄)で約1時間、タクシーなら30〜40分ほどで到着できます。

また、マーライオン、マリーナベイサンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの主要観光スポットがコンパクトにまとまっているため、5〜7時間の滞在でも効率よく観光が出来ます。

以下の条件に当てはまる方には、トランジットでの半日観光がおすすめです。

  • トランジット時間が7時間以上ある方
  • 空港で手荷物を預け、身軽に動ける方

シンガポール観光モデルコース

シンガポールには短時間でも効率よく楽しめる観光地がたくさんあります。
ここではトランジットの合間でも回れる「半日モデルコース」をご紹介します。
実際に私が回ったルートをベースに、「アクセスのしやすさ」や「滞在時間の目安」も含めて紹介しているので、スケジュールや行きたい場所に合わせてアレンジする際の参考になるはずです。

モデルコース概要

以下は、シンガポールでの滞在時間が7時間以上ある場合を想定したモデルコースです。

  • 所要時間:5時間〜7時間
  • 移動手段:MRT(地下鉄)+徒歩
  • スタート地点:チャンギ空港
  • 終了地点:チャンギ空港(出発ターミナルに戻る)

こちらがモデルコースの概要です。

① 10:00
チャンギ空港を出発(MRT)

② 11:00
マーライオン公園を観光

③ 12:00
ラオパサで昼食

④ 13:00
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを観光

⑤ 14:00
マリーナベイ・サンズを観光

⑥ 15:30
チャンギ空港に到着(ジュエルを観光)

※空港ではチェックインや保安検査に時間がかかるため、フライトの2時間前には空港に到着しているのが理想です。

モデルコース詳細

それでは、モデルコースを紹介いたします。
タイムラインの時間はあくまで目安だと思ってください。

  • 10:00
    チャンギ空港を出発(MRT)

    まずはシンガポールの鉄道(MRT)に乗って、マーライオン公園最寄りのRaffles Place駅を目指します。
    市内までMRTで約1時間かかるので、乗れるか不安な方や時間に余裕が無い方はGrabなどのタクシー配車サービスや空港送迎サービスがおすすめです。

    空港にあるチャンギ空港駅は第2ターミナルの地下にあるので、第1, 第3, 第4ターミナルに到着する場合は案内板に沿って進み、Skytrainや連絡通路を使って目指します。

    シンガポールのMRT

    空港駅から市内へは必ずタナメラ駅(Tanah Merah)で乗り換えが必要になります。
    空港から市内への移動方法やMRTの乗り方については別の記事にまとめているので、そちらをご確認ください。

    ▷ 【写真付き】チャンギ空港から市内へ!移動手段比較&MRTの乗り方完全ガイド

    MRTについて

    ・空港にあるチャンギ空港駅は第2ターミナルの地下にあります
    ・乗車方法はEZ-Link Card、Tourist Pass、SImplyGoなどありますが、トランジット観光の場合はクレジットカードのタッチ決済で良いと思います
    ・MRTにはルールがあるので注意してください(飲食禁止:S$500(約57,000円)の罰金など)

  • 11:00
    マーライオン公園を観光

    Raffles Place駅から徒歩で約10分ほどでマーライオン公園に到着します。
    駅からの移動はGoogleMapなどの地図を見ながら簡単にいけると思います。

    このマーライオン公園はその名の通りシンガポールのランドマークとも言えるマーライオン像がある公園です。
    頭がライオン、体が魚という不思議な姿をしたマーライオン像の口から噴き出ている水を飲んでいるような写真やバッグに受け止めるような写真はここで撮ることができます。

    シンガポールのマーライオン

    また、半日観光では難しいと思いますが、夜になるとライトアップされるので夜景を見に来るのもおすすめです。
    夜でも観光客は多いので、夜の行動が気になっている方も安心できると思います。

    マーライオン公園観光について

    ・所要時間:20分から30分
    ・料金:無料
    ・注意点:人が多いので写真を撮る時は時間がかかる可能性があります

  • 12:00
    ラオパサで昼食

    ラオパサ(Lau Pa Sat)はシンガポール中心部に位置する歴史ある大型ホーカーズ(屋台村)で、様々なローカルグルメが手軽に楽しめる人気のスポットです。

    シンガポールのラオパサの様子

    その建物はビクトリア様式の鉄骨造りで19世紀から残る文化遺産としても知られています。
    昼も夜も観光客や地元の人々で賑わい、特にランチタイムは多くのビジネスマンが訪れる場所です。

    ラオパサの正面の様子

    ラオパサまではマーライオン公園から徒歩約10〜15分で訪れることができます。
    さらに、ベイエリアの景色を眺めながら歩くことができ、観光ついでに立ち寄りやすいです。
    私もランチの時間に訪れてLAO FU ZIというお店でミシュランビブグルマンに選ばれたラクサを食べました。
    具材も味もシンプルでしたがコクがあり、美味しかったです。

    ラオパサのLAO FU ZI
    ラオパサでの昼食について

    ・所要時間:30分から1時間
    ・注意点:屋根がありますが外なので暑いです

  • 13:00
    ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを観光

    ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)は巨大植物園型の都市公園で、未来的なデザインが特長の観光スポットです。
    敷地面積は東京ドーム13個分以上あり、100万本以上の植物がここに集められています。
    マリーナベイ・サンズのすぐ裏手に広がっており、マーライオン公園やラオパサからのアクセスも良好です。

    ラオパサからは徒歩約20〜25分ほどで訪れることができます(タクシーなら約5分)。

    シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

    1つ目の見どころは、「スーパーツリー・グローブ」です。
    ここは高さ25〜50mの人工樹「スーパーツリー」が立ち並ぶエリアで、まるで未来の森を楽しめます。
    さらに、ここは無料で見学でき、夜にはライトアップショー(ガーデン・ラプソディ)が開催されます。
    また、「スーパーツリー」の遊歩道を歩いたりする場合は別途有料のチケットが必要になります。

    シンガポールのスーパーツリー

    2つ目の見どころは、「クラウド・フォレスト & フラワー・ドーム」です。
    世界最大級の温室「フラワー・ドーム」や、霧に包まれた熱帯高地の世界を体験できる「クラウド・フォレスト」は特に人気があります。
    チケットを持っていたとしても入場に約30分かかるため、時間に余裕があれば訪れてみてください。
    また、チケットについては現地でも購入できますが売り切れてしまうほど人気のため、事前にオンラインで購入しておくことをおすすめします。

    シンガポールのクラウド・フォレストとフラワー・ドーム
    ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

    ・所要時間:30分から2時間
    ・料金:
     ・Flower Dome + Cloud Forest:大人S$46(約5,300円)、子供S$32(約3,200円)
     ・Disney Garden of Wonder at Floral Fantasy:大人S$24(約2,800円)、子供S$16(約1,800円)
     ・OCBC Skyway:大人S$14(約1,600円)、子供S$10(約1,200円)
     ・Supertree Observatory:大人S$14(約1,600円)、子供S$10(約1,200円)
    ・注意点:チケットを購入していてもCloud Forestは人気のため入場に30分程かかります
    ・公式サイト:https://www.gardensbythebay.com.sg/en.html

    ▷ ツアーやチケット購入はklookがおすすめ!

  • 14:00
    マリーナベイ・サンズを観光

    マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)はシンガポールと言えばの超高層ホテルで、船の形をした屋上のインフィニティプールが世界的に有名です。
    そんなマリーナベイ・サンズの3つのタワーはすべて直立しておらず、角度をつけて少し外側に開くように建てられています。
    これは風水の考えや重心バランスの配慮による意図的なもので、「傾いている」ように見えるのは設計の一部らしいです。

    ガーデンズ・バイ・ザ・ベイから徒歩約5〜10分で訪れることができます。
    敷地内にはショッピングモールやカジノ、美術館なども併設されており、宿泊しなくても楽しめる観光施設です。

    シンガポールのマリーナベイ・サンズ

    見どころは、「サンズ・スカイパーク(展望台)」です。
    地上200メートルの高さにある展望デッキ「サンズ・スカイパーク」は、シンガポール市街やマリーナエリアを一望できる絶景スポットです。
    特に夕暮れから夜景の時間帯はロマンチックで非常に人気です。

    マリーナベイ・サンズ観光について

    ・所要時間:30分から1時間
    ・料金:
     ・サンズ・スカイパーク:S$28(約3,200円)
    ・注意点:
     ・サンズ・スカイパークのチケットは当日完売になっている可能性が非常に高いため、事前に予約しておくことをおすすめします。時間帯ごとの予約になるのですが、夜の時間帯は特に予約が取りにくく、前日予約でも厳しいです。
     ・インフィニティ・プールは宿泊者限定です。
    ・公式サイト:https://jp.marinabaysands.com/attractions/skypark-observation-deck.html

    私は当日に行こうとしたら全ての時間帯の入場券が完売になっていました!なので、スカイパークへ行きたい方はなるべく早めの予約をおすすめします!

    ▷ マリーナベイサンズ スカイパーク展望デッキ チケット(シンガポール)

  • 15:30
    チャンギ空港(ジュエル)

    最後はチャンギ空港へ戻り、時間があれば「Jewel」を観光します。
    チャンギ空港駅へはマリーナベイ・サンズの最寄り駅であるBayFront駅から約1時間かけて向かいます。
    BayFront駅からはDT Expo行きに乗車し、Expo駅でCG Changi Airport行きに乗り換えをします。

    チャンギ空港に着き時間に余裕があれば「Jewel」を観光してみてください。
    ジュエルはチャンギ空港に隣接する複合施設で、ショッピングや世界最大級の屋内滝「レイン・ボルテックス(Rain Vortex)」など楽しむことができます。

    ジュエルは空港の第1ターミナルに直結しているため、シンガポール到着してすぐ「レイン・ボルテックス」を訪れるのもいいかもしれません。
    トランジット時間が短くてもジュエルだけでも観光してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q
トランジットは何時間以上あれば観光できますか?
A

最低でも7時間以上のトランジット時間があることが望ましいです
MRTでの移動は片道約1時間かかるため、空港への往復と観光の時間を考慮すると、4〜5時間は市内に滞在できるスケジュールが理想的です。
また、チェックインや出国手続きや搭乗時間を考えると、出発の2時間以上前には空港に着いていると安心できます。
フライトの出発時刻から逆算して余裕をもったスケジュールを考えてみてください。

Q
チャンギ空港でスーツケースを預けることはできますか?
A

はい、チャンギ空港には荷物預かりサービスがあります
ターミナルごとに「Left Baggage(ラゲッジ預かり所)」があり、1個あたり約S$10〜15で利用可能です。
また、Jewel内にもバゲージサービスがあります。
GoogleMapで「Baggage storage」と検索すると引っかかります。

  • ターミナル1
    • 2階: Departure Lounge
  • ターミナル2
    • 1階: Arriving Hall
    • 2階:Departure Lounge
  • ターミナル3
    • 1階
    • 2階: Departure Lounge
  • ターミナル4
    • 1階
  • Jewel
    • 1階:Public Area
Q
タクシーとMRTのどちがら良いですか?
A

時間と予算によって異なります。
MRTは安価ですが空港-市内間移動に片道1時間かかります。
その一方でタクシーや空港送迎、配車アプリ(Grab)では約S$18〜S$30(約2,000〜3,400円)と高価ですが、片道30分ほどで行き来できます。
時間があまりないけれどしっかり観光したい場合はタクシーがおすすめです。

Q
観光には入場チケットなど事前に予約した方がいい?
A

はい、事前に予約することをおすすめします。
実際に当日予約ではマリーナベイ・サンズのスカイパークはどの時間帯も売り切れ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのフラワー・ドームとクラウド・フォレストも売り切れでした。
なので、限られた滞在時間を最大限に楽しむためにも早めにスケジュールを立てて、公式サイトやチケット予約サイトから事前に購入しておくのが安心です。

まとめ

シンガポールは観光スポットがコンパクトにまとまっているため、トランジットでも観光が楽しめます。
今回ご紹介したモデルコースは、実際に私が回ったルートをもとに構成しています。
移動時間や滞在時間の目安も記載しているので、自分のスケジュールに合わせて柔軟にアレンジしてみてください。
是非トランジットの時間があればシンガポールへ入国して観光に出かけてみてください。

それでは、良い旅を

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