【2025年最新】台南観光1泊2日モデルコース|安平古堡・赤崁楼・花園夜市を巡る完全ガイド

台湾

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台南は1泊2日でどこまで回れる?
初めての台南でも迷わず観光できるモデルコースが知りたい!
日本や台北からのアクセスはどうすればいい?

この記事では、私の1泊2日の実体験をベースに【1泊2日モデルコース】と、費用目安・ベストシーズン・アクセス・注意点までまとめて解説します。

本記事で分かること
  • 台南観光におすすめの1泊2日モデルコース
  • 台南の見どころ&回り方
  • 旅行費用の目安
  • おすすめ宿泊エリアとホテルの選び方
  • ベストシーズン/持ち物/治安・混雑対策

こんにちは!エンジニアの旅記録です。

世界一周の旅を終えた現在はフリーランスエンジニアとして働きながら海外を旅しており、これまでに39ヵ国を訪れました。
そんな私は今回台湾へ約2週間滞在し、まずは台南を観光してきました。

この記事ではその体験をベースに、「1泊2日で台南を満喫できる」モデルコースをご紹介します。
観光ルートだけでなく、食事・ホテル・費用の目安までまとめたので、旅行計画の参考にしていただければ嬉しいです!

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台南観光の基礎知識

台南は台湾最古の都で日本でいう京都のような場所です。
旧市街の寺廟や古跡がたくさんあり、カフェやレトロ建築も楽しめる街です。
短期滞在では「中心部(孔子廟〜赤崁楼〜神農街)」の観光になると思います。

入国条件

パスポートの有効期限やビザ要否、往復航空券の提示、入境カードの扱いなどは運用が変わることがあるため最新情報のチェックが必須です。
以下は日本国籍・観光想定の一般的な目安です。

  • 入国条件の基本情報(日本国籍・観光想定)
    ・観光90日以内はビザ不要(日本国籍)
    ・パスポート残存有効期限:滞在日数以上が望ましい
    ・往復航空券(出国証明)の提示を求められる場合あり

【体験談】
私が訪れた時は荷物を預ける時に帰りの航空券を買っているか、いつ戻るかを聞かれました。
さらに、入国時の保安検査でTAIWAN ARRIVAL CARDへの申請が完了しているかを聞かれました
TAIWAN ARRIVAL CARDは保安検査前にQRコードがあります。
スムーズに入国するためにも、eSIMやSIMカードを購入しておくことをおすすめします。
▷ eSIM / SIMはKlookがおすすめ!

注意
条件は変わることがあります。出発前に必ず最新の公式情報をご確認ください(在台北日本台湾交流協会/台湾移民署 など)。
👉 外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/

ベストシーズン(台南の気候感)

台南は年間を通して温暖・日射強めで、街歩きや寺廟巡りに向いた日が多い一方、真夏は高温多湿で体力を消耗しやすくなります。

  • 10〜3月:比較的観光や街歩きしやすいです
  • 4〜6月:暑く、日中は屋内うまく挟むことをおすすめします
  • 7〜10月:高温多湿+台風シーズンです

月ごとの観光適性(目安)

最高(℃)最低(℃)観光適性特徴
1月2315乾季で歩きやすいです。薄手の上着があると快適です。
2月2415晴れが多く観光しやすいです。花粉・黄砂対策もあると安心です。
3月2618日差しが強くなります。日焼け止めを用意してください。
4月2922日中は暑く感じます。こまめに水分補給をしてください。
5月3124蒸し暑く、にわか雨が増えます。雨具を持つと安心です。
6月3226本格的に暑くなります。屋内休憩を挟むと楽です。
7月3326猛暑。熱中症対策と午前・夕方行動がおすすめです。
8月3326台風シーズン。運休や天候情報の確認が必要です。
9月3225暑さは残りますが、朝夕は動きやすいです。
10月3024雨が少なめで街歩きしやすいです。
11月2721カラッとして快適です。観光のベスト時期です。
12月2416さわやかで歩きやすいです。朝晩は薄手の上着が役立ちます。
出典:Weatherspark(台南市の2024年の気象履歴)

日本からの台南へのアクセス

台北駅のHSRの様子

台北/高雄に飛び、HSR(台湾高鉄)や在来線で台南へ入るのがおすすめです。
到着時間と宿の場所をセットで決めると、その後の行動が楽になります。

結論

日本から台南へ行く方法は2つ存在します。

  • 直行便について
    日本から台南への直行便は基本的にありません。
    台北(桃園TPE/松山TSA)または高雄(KHH)で乗り継いで台南へ向かいます。
  • 便数が多く計画しやすい:日本 → 台北 → HSR(台湾高鉄)で台南へ行くルートがおすすめです。
  • 距離が近く所要が短い:日本 → 高雄 → HSRまたは在来線で台南へ行くルートも便利です。

ルート別の行き方

台北経由で行く方法と高雄経由で行く方法について詳細に紹介します。

台北経由(便数が豊富)

  • 日本 → 桃園空港(TPE)/松山空港(TSA)
  • 台北市内(台北駅・板橋駅など)から HSRで台南へ約1時間40分
  • 桃園空港 → 台北駅はMRTで約35〜50分、松山空港 → 台北駅はMRT/タクシーで短時間です。
  • 台南到着後は、HSR台南駅から市街へバスやタクシーで移動します。

高雄経由(距離が近い)

  • 日本 → 高雄国際空港(KHH)
  • 空港 → 高雄MRTで左営(Zuoying)駅へ → HSRで台南へ約15〜20分
    (在来線:高雄駅 → 台南駅は約35〜60分でも行けます)
  • 台南到着後は、HSR台南駅から市街へバスやタクシーで移動します。

計画のコツ

計画のコツを3つ紹介します。

  • HSRは事前予約ができ、混雑期は早めの確保がおすすめです。
  • 到着時刻と宿の場所をセットで決めておくと、乗り継ぎがスムーズになります。
  • 早朝/深夜到着は、24時間フロントの宿を選ぶと安心です。

台南1泊2日モデルコース

台南の道路の様子

台南観光は1泊2日あれば、孔子廟や赤崁楼、神農街といった旧市街の名所から、安平古堡や安平樹屋、自然が美しい四草緑色隧道まで効率よく巡ることができます。

1日目は旧市街を歩き、林百貨店で休憩や買い物をしながら、赤崁楼と神農街を経由して夜は花園夜市で食べ歩きを楽しみます。

2日目は安平エリアで史跡と散策を満喫し、午後は四草緑色隧道でボートツアーに参加します。

日程時間帯行程備考
1日目12:00台南着→ホテル荷物預け中心部エリアに宿を取ると観光が楽
12:30台南孔子廟木陰多く散策は快適
13:30林百貨店屋上神社&ご当地みやげ/カフェ休憩
15:00赤崁楼オランダ時代ゆかりの名所
16:30神農街提灯の路地&レトロ雑貨
19:00花園夜市金・土・日中心の開催。食べ歩き天国
2日目11:00文章牛肉湯 安平総店台南で最も有名な牛肉湯の名店
12:30安平古堡オランダ人が築いた要塞
13:30安平樹屋ガジュマルに覆われたフォトスポット
15:00四草緑色隧道マングローブでできた緑のトンネル
18:30台南駅 or 高雄/台北方面へ移動帰路へ

花園夜市の営業日は変動あり。開催日に合わせて初日夜市/2日目安平夜カフェなど柔軟に入替OK。夜市非開催なら「小北成功夜市」等にスイッチも手です。

1日目(旧市街を観光)

台南観光1日目は孔子廟からスタートし、林百貨店でレトロ建築とローカルショップを楽しみます。
その後は赤崁楼を見学し、夕方は神農街のノスタルジックな路地を散策します。
夜は花園夜市で屋台グルメを味わい、台南らしい活気と甘めの味付けを堪能します。

12:30 台南孔子廟(コンズーミャオ)を観光

台南孔子廟にある最高の学府を示す全臺首學

台南孔子廟は清代に整えられた伝統様式が残る台湾最古級の孔子廟で、「全臺首學」と呼ばれてきました。
朱色の壁と燕尾脊の屋根が連なる景観は厳かで、境内は木陰が多く落ち着いて歩けます。
学問の都・台南の歴史を感じられる代表的なスポットです。

1つ目の見どころは、「大成殿(たいせいでん)」です。
大成殿は有料エリアになります。
孔子を祀る中心建築で、左右対称の端正な造りと赤い柱が印象的です。

台南孔子廟にある大成殿には孔子の位牌が置かれています

大成殿の中央には孔子の位牌が置かれ、その上から天井にかけて功績をたたえる勅額があります。

台南孔子廟にある大成殿に掲げられている勅額

2つ目の見どころは、「文昌閣(ぶんしょうかく)」です。
ここには学問の神様が祀られています。
無料で訪れることができて、3階まで階段で上がることができます。

台南孔子廟にある学問の神様が祀られている文昌閣
台南孔子廟について

・営業時間:8時30分~17時30分
・所要時間:40〜60分
・料金:一部有料(NT$70(現金))
・アクセス:旧市街中心部(林百貨店・赤崁楼から徒歩圏)

13:30 林百貨店(リンバイフオ)を観光

台南の林百貨店の入り口

林百貨店は林百貨店は1932年創業の老舗百貨店をリノベーションした商業施設です。
戦前のアール・デコ意匠と台南ブランドのショップがあり、台南みやげの買い物や休憩に便利です。

館内ではクラフト菓子や調味料、デザイン雑貨などお土産が充実しており、各フロアごとにテーマ分けされた台南ローカルブランドの商品を見て回ることができます。
レトロな雰囲気の中でゆっくりとショッピングを楽しめます。

1つ目の見どころは、「屋上の社(末廣稲荷の名残)」です。
日本統治時代に建てられた神社の跡が残っており、当時の面影を感じられます。
屋上にもお土産屋さんもあり、台南の街を見渡せるようになっています。

台南の林百貨店の屋上にある屋上の社

2つ目の見どころは、「ローカルブランドのフロア」です。
台南の特産品や工芸品、デザイン雑貨などが揃い、お土産探しに最適です。
まるで日本のオシャレ雑貨屋さんにいるような雰囲気なので、雑貨屋さんが好きな人は気に入る場所だと思います。

台南の林百貨店の館内の様子
林百貨店について

・営業時間:11時00分~21時00分
・所要時間:40〜90分
・料金:無料
・アクセス:台南孔子廟から徒歩約5〜10分
・設備:お手洗い(無料)、エレベーターあり

15:00 赤崁楼(チーカンロウ)を観光

台南の赤崁楼

赤崁楼はオランダ統治期の城跡に清代の楼閣が重なる史跡です。
台南が交易で栄えた歴史を示す展示や碑が点在し、朱色の外壁と回廊が印象的な観光スポットとして人気です。
敷地内では、オランダ時代の基礎遺構と清代の建築が融合した独特の景観を楽しむことができます。

1つ目の見どころは、「贔屭(びし)に載る石碑群」です。
赤崁楼の庭には亀に似た伝説上の生き物・贔屭の石像が並び、その背中それぞれに石碑が1枚ずつ載った「贔屭石碑」が9基並んでいます。
石碑には清代の功績や出来事が刻まれています。

台南の赤崁楼の贔屭

2つ目の見どころは、「オランダ統治期の城跡と遺構」です。
敷地の一角にはオランダ時代の城砦の基礎部分が残されており、現在の楼閣との対比がとても面白いです。
レンガ造りの土台や城壁の一部をたどりながら歩くと、同じ場所でも時代によって全く違う役割を担ってきたことが分かります。

台南の赤崁楼にある城跡
赤崁楼について

・営業時間:8時30分~21時00分
・所要時間:30〜60分
・料金:NT$70(現金)
・アクセス:林百貨店から徒歩約10〜15分

16:30 神農街(シェンノンジェ)を散策

台南の神農街は雑貨屋さんやカフェが並ぶ

神農街は古い町家が残る細い路地に、小さな雑貨店やカフェが並ぶエリアです。
夕方になると提灯や照明が灯り、ノスタルジックな雰囲気に包まれます。
台南らしい古都の空気を味わえる散策スポットとして人気です。

路地を歩くと、木戸・格子・看板など、建物ごとに違う表情を楽しむことができます。
手仕事の雑貨やお茶、スイーツなど、気軽に立ち寄れる店が点在しており、ゆっくりと散策を楽しめます。

台南の神農街の通り
神農街について

・所要時間:30〜60分
・料金:無料
・アクセス:赤崁楼から徒歩約10分

19:00 花園夜市(ホワユエンイエシー)を観光

台南の花園夜市の雰囲気

花園夜市は台南を代表する大型夜市です。
屋台が密集し、揚げ物・麺・スイーツ・ドリンクまでたくさんの台南の味を一度に楽しめます。
週末を中心に開催され、地元客と観光客で賑わいます。

1つ目の見どころは、「台南名物の屋台グルメ」です。
胡椒餅、蝦卷、フレッシュジュースなど食べ歩きが充実しています。
本当に多くの屋台が出ているので、歩いていて気になったものから行列ができている人気店など、是非満足いくまでたくさん食べてみてください。

台南の花園夜市の様子

2つ目の見どころは、「ゲーム・雑貨エリア」です。
射的や輪投げなどのミニゲームなど食事以外にも楽しめる要素がたくさんあります。

台南の花園夜市の輪投げの様子
花園夜市について

・所要時間:60〜120分
・料金:無料
・アクセス:市中心からバスまたは配車アプリで約10〜20分
・注意点:毎日開催されるものではありません。開催日については事前に確認しておくことをおすすめします

2日目(安平エリアを観光)

2日目は安平古堡と安平樹屋を観光して、四草緑色隧道でボートツアーに参加します。
市内から安平古堡の間に「文章牛肉湯 安平総店」という牛肉湯の有名店もあるので、お昼ご飯にぜひ立ち寄ってみてください。

12:30 安平古堡(アンピングーバオ)を観光

台南の安平古堡の様子

安平古堡はオランダ統治時代のゼーランディア城跡を整備した史跡公園です。
要塞としての土台と遺構、見晴らし台からの安平の街と港の眺めが魅力で、周辺には老街が広がり屋台も出ているため、散策や軽食にも便利なスポットです。

敷地内では、オランダ統治時代の城壁の一部や展示室で要塞としての役割や時代背景を学ぶことができます。

1つ目の見どころは、「城跡の高台からの眺望」です。
安平運河や街並みを見渡せ、台南の海辺の景色を一望できます。
階段は狭く譲り合って登り降りするようになっています。

台南の安平古堡の高台の様子

2つ目の見どころは、「当時の大砲と城壁遺構」です。
オランダ統治時代に使用された大砲が配置されており、要塞としての防衛機能を物語る貴重な遺構として見応えがあります。

台南の安平古堡にある大砲
安平古堡について

・営業時間:8時30分~17時10分
・所要時間:40〜60分
・料金:NT$70
・アクセス:市中心からバスまたは配車アプリで約15〜25分、徒歩約60分

13:30 安平樹屋(アンピンシューウー)を観光

台南の安平樹屋の様子

安平樹屋はイギリス商社の倉庫跡がガジュマルの根と枝に覆われた廃墟のような観光スポットです。
19世紀に建てられた倉庫が放置された後、数十年かけてガジュマルが建物を侵食し、今では壁や窓を突き破って成長した根が建物全体を覆い尽くしています。
安平古堡から徒歩圏内にあり、かつての貿易拠点としての安平の歴史を物語る遺構として、合わせての観光がおすすめです。

館内では、レンガ造りの壁や柱にガジュマルの根が絡みつき、天井を突き破って伸びる様子を間近で見ることができます。
回廊デッキが整備されているため、様々な角度から建物と自然の融合した姿を観察できます。

1つ目の見どころは、「ガジュマルの根が壁を突き破る迫力」です。
レンガ造りの壁や窓枠を貫通し、天井まで這い上がるガジュマルの根は、数十年かけて建物を侵食した自然の力強さを目の当たりにできます。

台南の安平樹屋のガジュマル

2つ目の見どころは、「回廊デッキから見る根と建物の絡み合い」です。
高い位置から俯瞰して見るとと、倉庫の柱や梁にガジュマルの根が複雑に巻きついた様子がよく見えます。

台南の安平樹屋の回廊デッキからの景色
安平樹屋について

・営業時間:8時30分~17時10分
・所要時間:40〜60分
・料金:NT$70
・アクセス:安平古堡から徒歩圏
・設備:カフェとお手洗いがあります

15:00 四草緑色隧道(スーツァオリューストンダオ)を観光

台南の四草緑色隧道のボートツアー

四草緑色隧道はマングローブの林が運河の両岸から水面に覆いかぶさって出来る、緑のトンネルを楽しむことができます
ボートで約30分かけて水路を進むツアーが人気で、「台湾のアマゾン」とも呼ばれる景観を楽しめます。
台南市街から少し離れた安平エリアにあり、自然を満喫したい方におすすめです。

ツアーではマングローブの根が水面に張り出し、枝葉が頭上を覆う緑のトンネルをゆっくりと進みます。
光が差し込む様子や水面への映り込みが美しく、静かな水路で自然の神秘を感じられます。

見どころは、「緑のトンネル」です。
マングローブの枝葉が覆いかぶさる水路は、まるでトンネルのようで、幻想的な雰囲気に包まれます。
時々頭に当たる高さに木が伸びているのですが、ツアーではこのような場所を通過する時は何故か毎回笑いが起きていました。

台南の四草緑色隧道のボートツアーの緑のトンネル

私はカニしか見れませんでしたが、マングローブの生態系に生息する小さな生き物を探すのも楽しみの一つです。

四草緑色隧道について

・営業時間:8時00分~16時00分
・所要時間:30〜60分
・料金:散策無料、ボートツアーはNT$200(約1,000円)
・アクセス:安平樹屋からバスで約20分、時間に余裕がなければUberやタクシーもおすすめです
・ツアー時間:30分
・注意点:周辺を散策できますが、野犬が多いので注意してください。台湾も狂犬病のリスクがあるため、噛まれたり引っ掻かれた場合は病院へいかなければならなくなります。

実費の目安(1泊2日)

実際に観光した2日間の滞在にかかった費用の総額は約22,646円でした。
※現金払いなどは1NT$ = 5円で計算

項目料金
食費6,035円
交通費11,601円
宿泊費2,760円
観光費2,250円
生活費0円
通信費0円

食費について
行きたいと目星をつけていたお店で満足に飲食してこの金額です。
1度スターバックスでコーヒーも飲んでいるので、たくさん食べてもこのくらいの料金になるのではないかと思います。

交通費について
1度Uberを利用、台北と台南の往復はKlookで購入した台湾高鉄周遊券3日券を利用しました。
台南は台北に比べて交通の便が良くないですが、YouBikeなどを活用するとローカルバス利用に不安がある方はいいかなと思いました。
しかし、市内を外れると野犬がたくさんいるので、YouBikeで郊外へ行く際は十分に注意して森や自然の多い場所を避けるようにしてください。

宿泊費について
Quiet Hostel – Minquan Innに1泊しました。台南は台北よりも宿がリーズナブルな気がします。
宿泊した宿のスタッフの方はとても親切でフレンドリーで、メロンなどのフルーツを無料で提供してくださいました。

観光費について
5箇所観光スポットへ行きました。
どこもリーズナブルに入場できた印象です。
現金払いがメインなので、現金を持っていくように注意してください。

赤崁楼NT$ 70(約350円)
台南孔子廟NT$ 40(約200円)
安平樹屋NT$ 70(約350円)
安平古堡NT$ 70(約350円)
四草緑色隧道ボートNT$200(約1,000円)


生活費について
台南ではランドリー利用などはしていないため、ありません。

通信費について
ahamo利用のため通信費はありません。

台南でおすすめの宿泊施設

実際に私が滞在した経験と現地での情報収集をもとに、予算別におすすめの宿泊施設をご紹介します。

【予算重視】Quiet Hostel – Minquan Inn(バックパッカー向け)

台南のQuiet Hostel - Minquan Innの客室

料金目安:1泊 約2,000〜4,500円(ドミトリー)

Quiet Hostel – Minquan Innは、旧市街の散策に使いやすいカジュアルなホステルです。
共有キッチンや共有スペースにはコンセントもあり、身軽な1泊2日でも快適に過ごせます。
孔子廟・林百貨・赤崁楼・神農街まで歩いて行ける距離で、花園夜市にも出やすい立地です。

おすすめポイント

立地:
旧市街寄りで、主要スポットを歩いて回りやすいです。
夜市やローカル食堂にも出やすいロケーションです。

施設:
共有キッチンやラウンジもあり、しっかりWi-Fiも付いています。
エレベーターは無いので重いスーツケースの方は階段を上のが大変かもしれません。
部屋内のロッカーは鍵付きが最初から付いているので、自分の鍵を使わなくても済みます。

雰囲気:
スタッフの方が本当に親切で、着いた時にはウェルカムフルーツ、ラウンジで作業していた時にはメロンやポテトチップスをいただきました。

台南のQuiet Hostel - Minquan Innでいただいたフルーツ

【安全快適重視】Silks Place Tainan(シルクスプレイス台南/中西区)

料金目安:1泊 約15,000〜28,000円(ダブル/時期により変動)

Silks Place Tainanは、落ち着いた高級感と便利さのバランスがよい人気ホテルです。
屋外プールやフィットネス、雰囲気のよい朝食会場があり、観光の合間にしっかり休めます。
孔子廟・林百貨・正興街などが徒歩圏内で、初めての台南でも観光に便利です。

おすすめポイント

立地:
旧市街の中心に近く、寺廟やカフェ、ローカルグルメへ歩いて行きやすいです。
特に近くにある「莉莉水果店」のかき氷は人気です。

施設:
プール/ジム/ラウンジなどが充実していています。

雰囲気:
カップルや夫婦旅におすすめです。

注意点:
週末や連休は価格が上がりやすいので、早めの予約がおすすめです。
景観指定などは追加料金になる場合があります。

よくある質問(FAQ)

実際に台南を訪れてみて感じたことや自分が気になったこと、他の旅行者からよく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました。

Q
1泊2日で本当に足りますか?
A

旧市街+安平の観光は十分可能です。
加えて井仔脚瓦盤塩田まで足をのばすならもう1日あった方がのんびり観光ができます。

Q
台南と台北、どちらを先に回すべきですか?
A

週末に花園夜市を当てたいなら、その曜日に合わせて台南泊を調整すると良いと思います。
それ以外であれば、新幹線で片道1時間半ほどなので順番関係なく楽しめると思います。

Q
交通はHSRと在来線のどちらが良いですか?
A

時短したいならHSRがおすすめです。
運賃重視・駅前の宿を狙うなら在来線(台南駅前泊)がおすすめです。

Q
荷物はどこかに置けますか?
A

旧市街は徒歩が多くなるので、ホテルに預けるのが最適です。
到着直後に預けて身軽に動くと、観光がスムーズになります。

Q
台南市内観光の移動手段は何がおすすめですか?
A

台北とは異なり、交通が不便ではありますが、「徒歩・YouBike 2.0・配車アプリ」の組み合わせで問題なく観光を楽しめます。
旧市街は徒歩で回りやすく、少し距離があるときはYouBike 2.0が便利です。
暑い時間帯や夜間、安平などへの移動は配車アプリ(Uberなど)を使うと快適に移動できます。
バスはICカード(悠遊卡/一卡通)対応で安いですが、短期滞在では待ち時間が読みにくいことがあります。

Q
現地ツアーを使うタイミングはありますか?
A

井仔脚瓦盤塩田(北門)の夕景は距離があるため、貸切車やツアーの利用がおすすめです。
安平・塩田・帰路までドアツードアで移動できます。

まとめ

台南1泊2日のモデルコースについて、実際の体験をもとにご紹介しました。

1日目は旧市街を満喫
孔子廟で台南の歴史に触れ、林百貨店でお土産探し、赤崁楼で史跡を見学し、神農街でノスタルジックな雰囲気を楽しみます。
夜は花園夜市で台南グルメの食べ歩きを満喫。

2日目は安平エリアと自然を楽しむ
安平古堡でオランダ統治時代の歴史を学び、安平樹屋でガジュマルに覆われた幻想的な景観を楽しみ、四草緑色隧道のボートツアーで「台湾のアマゾン」を体験。

移動のコツ
台北から台南へは新幹線(高鉄)が最速で約1時間45分。
旧市街は徒歩で回りやすく、安平エリアへはバスやUber、YouBike 2.0を活用すると便利です。

費用の目安
1泊2日で約22,646円(交通費・宿泊費・観光費・食費込み)。
リーズナブルに台南の魅力を満喫できます。

おすすめの時期
10月〜3月が観光のベストシーズン。
暑さが和らぎ、街歩きが快適です。

花園夜市の注意点
毎日開催ではないため、事前に開催日を確認しておくことをおすすめします。
開催日に合わせて旅程を組むと、台南グルメを存分に楽しめます。

この記事を読んで、「台南は1泊2日で何が見られる?」「どうやって効率よく回ればいい?」という疑問が少しでも解消されたなら嬉しいです。

台南は歴史・グルメ・自然がコンパクトに詰まった魅力的な街です。
ぜひこのモデルコースを参考に、台南旅行を楽しんでください!

それでは、良い旅を

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