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- 海外旅行の準備は何から始めればよい?
- 航空券とホテルを予約した後は何をすればよい?
- 出発直前に慌てないためには、いつまでに準備すればよい?
初めて海外旅行へ行くときは、パスポート、入国手続き、保険、通信、持ち物など、確認することが数多くあります。
しかし、最初から持ち物をすべてそろえる必要はありません。
最初に期限のある手続きを済ませておけば、出発直前になってパスポートやビザの問題に気づく事態を避けられます。
私は初めて一人で海外旅行へ行ったとき、HISで航空券を購入し、Booking.comやSNSで宿泊先を探しました。
その後に海外旅行保険とSIMカードを用意しました。
当時から一人で国内旅行をしていたため何から始めるか迷うことはありませんでしたが、海外へ行くようになってから知ったこともあります。
たとえば、海外で利用できるahamoを契約していたにもかかわらず、確認せずにSIMカードを購入してしまいました。
また、マダガスカルからザンビアへ向かう際には、ザンビアから出国する航空券を提示できず、搭乗前に航空券を購入することになりました。
この記事では、初めて一人または友人と海外旅行へ行く方に向けて、旅行が決まってから出発当日までにやることを時系列で解説します。
結論|海外旅行の準備は期限がある手続きから始める
海外旅行の準備は次の順番で進めます。
| 時期 | 主な準備 |
|---|---|
| 旅行が決まった直後 | パスポート・ビザ・電子渡航認証・入国条件の確認 |
| 2カ月以上前 | 航空券の比較・予約 |
| 旅行先が決まり次第 | 人気観光地・現地ツアー・交通チケットの販売状況を確認 |
| 出発前まで | 到着初日のホテルを予約 |
| 1カ月前まで | カード・保険・通信手段の準備 |
| 1〜2週間前 | アプリ・必要書類・現地情報の整理 |
| 前日 | 荷造り・充電・フライト情報の確認 |
| 出発当日 | パスポート・財布・スマホなどの最終確認 |
特に先に確認したいのは、パスポートと入国条件です。
洋服や日用品の多くは現地でも購入できますが、パスポートの残存有効期間が不足している場合や必要なビザを取得していない場合は出発できません。
私は旅行に慣れているため荷造りは前日に済ませますが、初めての場合は1〜2週間前から必要なものを確認し、前日は最終確認だけにしておくと余裕を持てます。
旅行が決まったら最初に確認すること
パスポートの有効期限と残存期間を確認する
パスポートを持っている場合でも、有効期限だけを見て終わりにしないでください。
国によっては、入国時に3カ月や6カ月以上の残存有効期間を求められます。
空港で残存期間の不足が判明し、予定していた便へ搭乗できなくなる事例もあるため、渡航先ごとの条件を確認しておきます。
日本では2025年3月24日から、顔写真ページにプラスチック素材を使用し、偽造・変造への対策を強化した「2025年旅券」が発給されています。
新しいパスポートは国立印刷局で作成して各都道府県へ配送されるため、日本国内では申請から交付まで通常2週間程度かかります。
ただし、2026年7月1日以降の申請は、申請の集中によって交付まで約1カ月かかる可能性があります。
海外旅行が決まったら、出発日が決まり次第できるだけ早く申請し、申請先が案内している交付予定日も確認しておきましょう。
なお、現在持っているパスポートは、有効期限までそのまま使用できます。
確認する項目は次のとおりです。
- パスポートの有効期限
- 渡航先が求める残存有効期間
- 航空券とパスポートの氏名表記
- 査証欄の残り
- 申請から受け取りまでの日数
航空券へ入力するローマ字氏名は、パスポートの表記と一文字ずつ一致させてください。
姓名の順番やスペルを間違えると、航空会社によっては高額な変更手数料や運賃差額が発生します。
特にLCCでは、搭乗者名の変更が認められず、航空券を取り直さなければならない場合もあります。
予約名とパスポートの表記が一致していなければ、空港で搭乗を断られる可能性もあります。
購入を確定する前に、パスポートを見ながら氏名を確認してください。

ビザ・電子渡航認証・入国条件を最初に確認する
旅行先が決まったら、パスポートと同時に確認したいのがビザや電子渡航認証です。
日本のパスポートでビザなし渡航できる国であっても、別の申請が必要な場合があります。
たとえば、アメリカへビザ免除プログラムを利用して渡航する場合はESTA、オーストラリアへ観光目的で渡航する場合はETAの申請が必要です。
インドへ入国する場合も、渡航条件に合ったビザを準備しなければなりません。
反対に、渡航先や入国地点によっては到着時にビザを申請できる場合(アライバルビザ)もあります。
ただし、空港や国境で申請する場合は、利用できる入国地点、必要書類、手数料、支払い方法まで確認が必要です。
カンボジアではe-Visaのほか、入国地点によっては到着時にアライバルビザを申請できる場合があります。
アライバルビザを利用する場合は、申請できる空港や国境、必要書類、手数料、支払い方法を事前に確認してください。
現金での支払いが指定されている場合に備え、必要な通貨と金額も用意しておきます。
旅行が決まった段階で確認する項目は次のとおりです。
- ビザの要否
- ESTAやETAなど電子渡航認証の要否
- オンライン入国フォームや電子到着カード
- 申請から許可までにかかる日数
- 申請料金と支払い方法
- 利用できる空港や国境
- 出国用航空券の提示条件
- 滞在先情報の提示条件
ビザなしで入国できると思い込まず、自分の国籍、渡航目的、滞在日数に合った条件を確認してください。
旅行日数と予算を決める
旅行日数を決める際は飛行機の到着時刻だけで観光できる時間を計算しないようにしてください。
予定どおり早い時間に到着しても、入国審査で1時間以上待つ場合があります。
さらに、預け荷物が出てくるまでの待ち時間や、空港から市内までの移動を合わせると、ホテルへ着くまで数時間かかることもあります。
たとえば午前中に空港へ着く便でも、市内まで約1時間かかり、入国審査と荷物の受け取りにも時間を取られれば観光を始められるのは午後になる可能性があります。
到着日と帰国日は予定を詰め込みすぎず、空港から市内までの移動時間も含めて考えましょう。
予算は次の項目に分けると把握しやすくなります。
- 航空券
- ホテル
- 現地交通
- 食費
- 観光施設・現地ツアー
- 海外旅行保険
- SIM・eSIM
- ビザ・電子渡航認証
- 予備費
旅行中の支出だけでなく、欠航や体調不良などで予定外の宿泊が必要になる場合も考え、予算を使い切らないようにします。
渡航先の治安・気候・医療・現金事情を確認する
同じ国でも地域や時間帯によって治安は異なります。
宿泊するエリアを決める前には、次の内容を調べておきます。
- 避けた方がよい地域
- 夜間の移動方法
- 安全に使えそうなATM
- 現地で流通する通貨と偽札の情報
- 雨季、乾季、台風などの気候
- 必要な服装
- 高山病や感染症などのリスク
- 近くに病院があるか
ただし、インターネットの情報だけでは、現在の治安やホテル周辺の状況まで分からないことがあります。
私はホテルへ到着した際に、フロントスタッフへ次のような質問をしています。
- 夜に一人で歩いても問題ないか
- 避けた方がよい通りや地域はあるか
- ホテルへ戻る際は徒歩と配車アプリのどちらがよいか
- 近くで安全に使えそうなATMはどこか
- 現金を下ろすならどの銀行を利用すべきか
現地の状況を知っているスタッフにも確認することで、古い口コミだけでは分からない情報を補えます。
ATMを利用するときは、路上に設置された機械ではなく、銀行の支店内や警備員がいる大型ショッピングセンターなど、周囲の安全を確認できる場所を選んでいます。
利用前には、カード挿入口や暗証番号を入力するキーパッドに、不自然な部品が付いていないかも確認します。
また、国によっては偽札にも注意が必要です。
カンボジアでは米ドルの偽札が流通しており、気づかないうちに紙幣をすり替えられる被害も報告されています。
ATMや両替所、店舗などで現金を受け取ったときは、その場で金額と紙幣の状態を確認します。
不審な紙幣に気づいた場合は別の店で使おうとせず、受け取った場所のスタッフへすぐに申し出ましょう。
ATMから出てきた紙幣の場合は、そのATMを管理する銀行へ相談してください。
航空券・ホテル・観光チケットを予約する
航空券を比較して予約する
私は通常、航空券を出発の2カ月より前に購入しています。
必ず2カ月前が最安になるわけではありませんが、出発日が近づくほど選べる便が減ることがあります。
年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどに旅行する場合は、さらに早く確認した方がよいでしょう。
私は航空券を探す際に、主に次のサービスを使っています。
- Trip.com
- Skyscanner
- 航空会社の公式サイト
最初にSkyscannerなどで日程と価格を比較し、その後、Trip.comや航空会社のサイトで手荷物、変更条件、乗り継ぎ時間まで確認します。
料金だけで決めず、次の点も見てください。
- 預け荷物が料金に含まれるか
- 座席指定に追加料金がかかるか
- 乗り継ぎ時間が短すぎないか
- 空港が途中で変わらないか
- 変更・キャンセル条件
- 到着時刻と空港から市内への移動手段
- 乗り継ぎ便が1つの予約で発券されているか、別々に購入する別切り航空券か
数千円安くても、預け荷物や空港移動を追加すると、結果的に高くなる場合があります。
ホテルは予約サイトとGoogleマップの口コミを確認する
ホテルは航空券のように2カ月以上前の予約が必須というわけではありません。
空室があれば旅行当日でも予約できます。
ただし、初めて海外旅行へ行く場合は少なくとも到着初日の宿泊先だけは出発前に決めておいた方がよいでしょう。
入国審査で滞在先を聞かれることがあるほか、到着後に荷物を持ったままホテルを探す負担も避けられます。
初めて一人で海外へ行ったときは、Booking.comやSNSを使ってホテルを探しました。
現在はBooking.comやAgodaで料金と設備を比較した後、Googleマップでも直近の口コミや宿泊者が投稿した写真を確認しています。
総合評価が高くても、数年前と現在では設備やスタッフが変わっている可能性があります。
そのため、評価点だけで判断せず、最近宿泊した人の口コミを優先して見ています。

予約サイトの総合評価だけでなく、次の項目を見ます。
- 最近投稿された口コミ
- トコジラミに関する最近の口コミ
- 清潔さ
- 騒音
- 周辺の治安
- スタッフの対応
- Wi-Fi
- 深夜・早朝のチェックイン
- 駅やバス停からの経路
特に確認したいのが、トコジラミに関する口コミです。
予約サイトやGoogleマップの口コミで、「トコジラミ」「南京虫」「bed bug」「bedbugs」などの言葉を検索し、最近宿泊した人から同じ報告が続いていないかを確認します。
トコジラミは衣類やバッグに入り込み、次のホテルや自宅まで持ち帰る可能性があります。
料金や立地がよくても、直近の口コミで複数の報告があるホテルは避けています。
キャンセル無料のプランでも、無料でキャンセルできる期限は決まっています。
旅行日程が確定していない場合は、予約時にキャンセル期限をカレンダーへ登録しておきましょう。
空港からホテルまでの移動方法を調べる
到着してから調べればよいと思いがちですが、空港によっては市内まで距離があり、深夜には鉄道やバスが終わっていることがあります。
出発前に次の内容を確認します。
- 鉄道・バスの運行時間
- 空港からホテルまでの所要時間
- 配車アプリを利用できるか
- タクシーの乗り場
- 現金が必要か
- 深夜到着時の移動方法
UberやGrabを使う場合は現地へ着いてからではなく、日本にいる間にアプリをインストールし、電話番号や支払い方法の登録まで終えておきます。
東南アジアではGrabが広く使われていますが、国や都市によって利用できるサービスは異なります。
「海外ではUberを使えばよい」と決めず、渡航先で一般的な配車アプリを調べてください。
売り切れやすい観光地・ツアー・交通チケットを確認する
旅行先が決まったら、航空券やホテルだけでなく、絶対に訪れたい観光地のチケット販売状況も確認します。
ホテルは空室があれば当日でも予約できますが、入場人数が決められている観光地は、希望日のチケットがなければ現地へ行っても入れません。
たとえばマチュピチュは、入場日、時間、見学ルートごとにチケットが販売されています。入場枠が限られているため、人気の日程やルートは、旅行の1カ月前に確認しても、希望する時間帯や見学ルートが売り切れていることがあります。

マチュピチュなど旅行の主目的となる場所がある場合は、航空券を購入する前にチケットの空きを確認し、希望する入場枠を確保できる日程に合わせて航空券やホテルを予約します。
ほかにも、次のような観光地や移動手段は事前確認が必要です。
- 入場人数が制限されている遺跡や国立公園
- 時間や見学ルートが指定されている観光施設
- 人気の鉄道や長距離バス
- 離島ツアー
- サンライズ・サンセットツアー
- ガイド同行が必須の観光地
- 人数制限がある登山ルート
私は現地で直接予約することもありますが、参加日をずらせない観光地やツアーは、日本にいる間に公式サイトやGetYourGuideなどで空きを確認しています。
予約後は、チケットや予約番号だけでなく、集合場所、集合時間、当日の連絡方法もスマホへ保存しておきましょう。
1カ月前まで|カード・保険・通信手段を準備する
クレジットカードと現金を分けて準備する
海外旅行ではクレジットカードを1枚しか持たない状態は避けています。
日本では問題なく使えているカードでも、不正利用防止の確認によって一時的に決済が止まったり、店舗によって利用できる国際ブランドが異なったりするためです。
盗難や紛失によってカードを失う可能性もあります。
そのため、国際ブランドの異なるカードを2枚以上用意し、すべてを同じ財布には入れません。
保管場所は渡航先によって変えていますが、1つの財布やバッグを失っても、別の支払い手段が残るように分けています。

出発前には、次の項目も確認します。
- カードの有効期限
- 暗証番号
- 海外での利用可否
- 利用可能額
- 海外キャッシングの設定
- 海外旅行保険の付帯条件
- 紛失・盗難時の連絡先
現金もカードと同様に、一度に全額を持ち歩きません。
観光中に使う分だけを財布へ入れ、残りの現金や予備カードは別の場所に保管します。
カードと現金を分けておけば、財布を盗まれたりカードを利用できなくなったりした場合でも支払い手段をすべて失わずに済みます。
海外で使うカードをこれから選ぶ方は、クレジットカードだけでなく、WiseやRevolutも含めて以下の記事で比較しています。
実際に申し込む場合は、旅行までにカードを受け取れるよう、発行にかかる日数や海外旅行保険の適用条件も確認してください。
海外旅行保険の適用条件と補償内容を確認する
クレジットカードを用意したら、付帯している海外旅行保険が実際に使える状態か確認します。
カードに海外旅行保険が付いていても、持っているだけで必ず適用されるとは限りません。
自動付帯と利用付帯のどちらなのか、旅行期間全体が補償されるのか、病気やけがの治療費をいくらまで補償できるのかを確認する必要があります。
私は海外旅行中に、クレカ付帯保険を3回利用しました。
ナミビアでは頭を打ってCT検査を受け、ペルーでは高山病によって救急搬送されました。
さらに、インドで食中毒になった後、タイの病院で点滴を受けたこともあります。
いずれも出発前には予想していなかった出来事でしたが、保険を利用できたため、診察や治療にかかった費用はすべて補償されました。

この経験から、保険が付いているかだけではなく、次の内容まで確認するようにしています。
- 自動付帯か利用付帯か
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 救援者費用
- 補償期間
- キャッシュレス診療の有無
- 日本語サポートの有無
- 家族も補償されるか
特に確認したいのが、傷害・疾病治療費用と補償期間です。
カード付帯保険だけでは補償額や旅行期間が足りない場合は、保険会社の海外旅行保険も検討する必要があります。
クレカ付帯保険だけで足りる人と、別途保険へ加入した方がよい人の違いは、以下の記事で私の保険利用経験とあわせて解説しています。
現在のスマホ契約が海外で使えるか確認する
カードと保険の確認が終わったら、現地で利用する通信手段を決めます。
このとき、最初からeSIMやSIMカードを探すのではなく、現在契約しているスマホの料金プランが渡航先で使えるかを先に確認してください。
私は初めて一人で海外旅行へ行ったとき、海外ではSIMカードが必要だと思い、現地で使うSIMカードを購入しました。
しかし、当時契約していたahamoは海外データ通信に対応していたため、契約内容を先に確認していれば、別のSIMカードを購入する必要はありませんでした。
2026年8月時点のahamoでは対象となる91の国・地域で、国内での利用分と合わせて月間30GBまで追加料金なしでデータ通信を利用できます。
ただし、海外で最初にデータ通信を利用した日から15日が経過すると、海外での通信速度が最大128kbpsに制限されます。
この制限はデータ容量を追加購入しても解除されず、日本へ帰国してデータ通信を行うまで続きます。
通信手段は、次の順番で決めます。
- 現在の料金プランが渡航先に対応しているか確認する
- 海外で利用できるデータ容量と日数を確認する
- 旅行中に必要な通信量と比べる
- 不足する場合にeSIM・SIMカード・レンタルWi-Fiを比較する
現在のプランだけで旅行期間をカバーできるなら、別の通信サービスを契約する必要はありません。
反対に、渡航先が対象外の場合や、利用できる期間・データ容量が足りない場合はeSIMなどを用意します。
eSIMを利用する場合は、日本にいる間に対応機種、利用できる国、必要なデータ容量を確認し、購入後の設定方法まで把握しておきます。
ただし、インストールした時点で利用期間が始まるものと、現地の回線へ接続してから始まるものがあるため、有効化するタイミングは購入したサービスの案内に従ってください。
海外ローミング、eSIM、SIMカードのどれを選ぶか迷っている方は、以下の記事で料金や利用方法を比較しています。
現在のスマホ契約だけでは足りない場合は、Airaloで渡航先の対応プランと料金を確認できます。
1〜2週間前|現地で使う情報とアプリを準備する
渡航先で使うアプリを確認する
海外旅行では、現地へ到着してからアプリを登録しようとしても、SMS認証を受け取れない場合があります。
私は次の用途ごとにアプリを準備しています。
| 用途 | 主に使っているサービス |
|---|---|
| 航空券 | Trip.com、Skyscanner、航空会社アプリ |
| ホテル | Booking.com、Agoda |
| 配車 | Uber、Grab、現地で使われている配車アプリ |
| 地図 | Googleマップ |
| 翻訳 | Google翻訳、ChatGPTなど |
| 通信 | AiraloなどのeSIMアプリ |
| 連絡 | |
| 為替計算 | Currencyなどの換算アプリ |
| 空港ラウンジ | Priority Pass |
| VPN | NordVPNなど |
すべてのアプリを入れる必要はありません。
渡航先で使えるサービスと、自分が予約したサービスに絞ります。
香港など、交通系ICカードをスマホへ追加できる地域では、日本にいる間に設定方法を確認しておくと、到着後すぐに公共交通機関を利用できます。
また、中国など普段利用している地図・検索・通信サービスが使えない可能性がある地域では、現地で使える代替アプリとVPNの必要性を事前に調べます。
Googleマップをオフラインでも見られるようにする
海外では空港到着直後や地下、郊外などで通信できないことがあります。
Googleマップでは指定したエリアを端末へ保存し、通信できない場所でも地図を確認できます。
ホテル周辺、空港、市内中心部など、利用する範囲を日本にいる間にダウンロードしておきましょう。

ただし、一部の国や地域ではオフラインマップをダウンロードできない場合があります。
渡航先で利用できない場合は、現地で使える別の地図アプリを準備してください。
航空券・ホテル・保険の情報を保存する
予約情報をメールだけで管理すると、通信できないときに開けないことがあります。
私は旅行前に次の情報をスマホへ保存しています。
- 航空券情報
- ホテル名と住所
- 海外旅行保険の窓口
- カード停止窓口
- パスポートの写真
- ツアーの集合場所と集合時間
- 予約番号
- 現地で連絡する相手の電話番号
特にホテル名と住所は、入国審査で滞在先を聞かれたときにも使います。
現地語で書かれた住所も保存しておくと、タクシーの運転手へ見せる際に役立ちます。
パスポートの写真など、個人情報を含むデータは誰でも開けるアルバムにそのまま保存せず、端末のロックやアクセス制限を設定した保存先で管理してください。
カード番号やセキュリティコードを画像で保存するのは避けます。
緊急連絡先を複数の場所へ残す
スマホを紛失した場合、スマホの中にしか連絡先がないと、カードの停止や保険会社への連絡が難しくなります。
次の連絡先は、スマホ以外にも残します。
- カード会社
- 保険会社
- 航空会社
- 宿泊先
- 日本の家族・知人
- 現地の日本大使館・総領事館
紙のメモ、クラウドストレージ、同行者のスマホなど、少なくとも2カ所へ保存しておきましょう。
前日|荷造りと最終確認を行う
預け荷物と機内持ち込みを分ける
荷造りでは、持ち物を「預けるもの」と「機内へ持ち込むもの」に分けます。
パスポート、財布、スマホ、カメラ、モバイルバッテリー、常備薬、メガネなど、紛失すると困るものは手元に置きます。
私は多くの用品を現地調達できると考えていますが、パスポート、スマホ、クレジットカード、常備薬は簡単に代用できません。

機内へ持ち込むものと預けない方がよいものは、以下の記事にまとめています。
持ち物全体を確認する場合はこちらです。
スマホとバッグの防犯対策を確認する
カードと現金の分散に加えて、荷造りの段階でスマホやバッグの盗難対策も確認します。
私は渡航先の治安や現地での移動方法に合わせて、持っていく防犯用品を変えています。
実際に使っているスマホの盗難防止グッズや、スリに遭わないための対策は、以下の記事で詳しく紹介しています。
変換プラグと充電機器を確認する
渡航先によってコンセントの形状が異なるため、スマホやカメラを充電できるか確認します。
見るべきなのは、コンセントの形だけではありません。
- 渡航先のプラグ形状
- 使用する機器の対応電圧
- 必要なUSBポート数
- 同時に充電する端末数
- モバイルバッテリーの持ち込み条件
変換プラグと変圧器の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
充電器やモバイルバッテリーの選び方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
荷物重量を測る
出発前には、預け荷物と機内持ち込み荷物の重量を測ります。
同じ航空会社でも、運賃プランによって無料手荷物の条件が異なります。
往路だけでなく、旅行中に利用するLCCや復路の航空会社も確認してください。
お土産を購入する予定がある場合は、出発時点で上限まで詰めないようにします。
スマホと電子機器を充電する
前日には次の機器を充電します。
- スマホ
- モバイルバッテリー
- カメラ
- GoPro
- イヤホン
- タブレット・パソコン
スマートタグを使う場合は、電池残量とスマホとの接続状態も確認します。
フライト情報を確認する
私は前日と当日に、次の情報を確認しています。
- 出発時刻
- 搭乗開始時刻
- ターミナル
- 搭乗ゲート
- 遅延・欠航の有無
- 空港までの経路
- 家を出る時刻
航空券に記載された出発時刻は、搭乗口に到着すればよい時刻ではありません。
チェックイン、手荷物預け、保安検査、出国審査にかかる時間を逆算し、航空会社が案内する空港到着時刻と搭乗締切時刻を確認してください。
ゲートは当日に変更されることもあるため、空港到着後も案内表示や航空会社アプリを確認してください。
出発当日|家を出る前の最終チェック
家を出る前に、次の項目を確認します。
絶対に確認するもの
- パスポート
- 必要なビザ・電子渡航認証・入国書類
- スマホ
- 財布
- クレジットカード
- 現金
- 常備薬
- 航空券情報
- ホテル情報
手荷物
- 充電器
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- カメラ
- メガネ
- 防寒着
- 機内で使うもの
予約・通信
- eSIMやローミングの設定
- ホテルの住所
- 空港から市内への移動方法
- ツアーの予約情報
- オフライン地図
- 保険会社の連絡先
自宅
- 戸締まり
- 火元
- エアコン
- ゴミ
- 冷蔵庫
- 長期不在時の郵便物
衣類や日用品は現地で購入できることもありますが、パスポート、必要な入国書類、常備薬は簡単に代用できません。
忘れ物をすべて同じ重要度で確認するのではなく、現地で用意できないものから見直してください。
海外旅行の準備・やることチェックリスト
最後に、出発までの準備を一覧にまとめます。
旅行が決まった直後
- パスポートの有効期限を確認した
- 必要な残存期間を確認した
- ビザ・電子渡航認証を確認した
- 出国用航空券の条件を確認した
- 旅行日数と予算を決めた
- 渡航先の治安・気候・医療・現金事情を確認した
旅行先が決まり次第
- 人気観光地のチケット販売状況を確認した
- 現地ツアーや交通チケットの販売状況を確認した
2カ月以上前
- 航空券を予約した
- 預け荷物と機内持ち込みの条件を確認した
出発前まで
- 到着初日のホテルを予約した
- 予約サイトとGoogleマップで直近の口コミを確認した
- トコジラミに関する口コミを確認した
- 空港からホテルまでの移動方法を調べた
1カ月前まで
- クレジットカードを2枚以上用意した
- カードの有効期限と暗証番号を確認した
- 海外旅行保険の条件を確認した
- 現在のスマホプランが海外で使えるか確認した
- 必要に応じてeSIM・SIMを用意した
1〜2週間前
- 配車アプリを登録した
- 航空会社アプリを入れた
- Googleマップをオフライン保存した
- 翻訳アプリを準備した
- WhatsAppなど必要な連絡アプリを設定した
- 航空券・ホテル・保険情報を保存した
- 緊急連絡先を複数の場所へ残した
前日
- 荷物重量を測った
- 機内持ち込みと預け荷物を分けた
- 電子機器を充電した
- 出発時刻・搭乗時刻を確認した
- ターミナルと空港までの経路を確認した
- 遅延・欠航情報を確認した
当日
- パスポートを持った
- 必要なビザ・電子渡航認証・入国書類を確認した
- 財布・カード・スマホを持った
- 常備薬を持った
- ホテル名と住所を確認できる
- 通信手段を準備した
- 自宅の戸締まりと火元を確認した
初めての海外旅行準備に関するよくある質問
- Q海外旅行の準備はいつから始めればよいですか?
- A
パスポートを持っていない場合は、旅行を検討し始めた段階で申請準備を進めます。
旅行先が決まったら、ビザや入国条件とあわせて、絶対に訪れたい観光地のチケット販売状況も確認してください。
航空券は2〜3カ月前を目安に探し、到着初日のホテルは出発前までに予約します。カード、保険、通信手段は、1カ月前までに決めておくと余裕があります。
年末年始や大型連休、人気イベントの開催期間に旅行する場合は、航空券とホテルをさらに早く確認してください。
- Q出発1カ月前からでも間に合いますか?
- A
パスポートを持っており、ビザ取得に時間がかからない渡航先であれば、1カ月前からでも準備できる場合があります。
ただし、航空券やホテルの選択肢が少なくなっている可能性があります。
最初にパスポートと入国条件を確認し、その日のうちに航空券とホテルを探しましょう。
- Q3泊4日の海外旅行でも同じ準備が必要ですか?
- A
短期旅行でも、パスポート、入国条件、航空券、ホテル、保険、通信の確認は必要です。
長期旅行と比べて持ち物は少なくできますが、旅行日数が短いからといって入国手続きが省略されるわけではありません。
- Qパスポートを取得する前に航空券を予約できますか?
- A
パスポート番号を後から登録できる航空会社や予約サイトもありますが、条件は予約先によって異なります。
予約する場合は、パスポートへ記載する予定のローマ字氏名を正確に入力してください。
氏名表記に不安がある場合は、パスポートを受け取ってから予約する方が確実です。
- Q海外旅行で絶対に忘れてはいけないものは何ですか?
- A
最優先で確認するのは次のものです。
- パスポート
- スマホ
- クレジットカード
- 常備薬
- 必要なビザ・入国書類
衣類や日用品は現地で購入できることもありますが、パスポート、必要な入国書類、処方薬は簡単に代用できません。
まとめ|海外旅行の準備は何から始めるかが重要
初めての海外旅行では、持ち物を買いそろえる前に、期限がある手続きから進めます。
最初に確認するのは、パスポート、ビザなどの入国条件、出国用航空券の条件です。
旅行の主目的となる観光地がある場合は、チケットの販売状況もこの段階で確認します。
その後、航空券を予約し、出発前までに到着初日のホテルを確保します。
旅行の1カ月前までを目安に、カード、保険、通信手段も準備してください。
出発が近づいたら、現地で使うアプリや予約情報をスマホへ保存し、前日に荷造りとフライト情報の確認を行います。
私は旅行に慣れた現在、荷造りの大半を前日に済ませています。
しかし、初めての場合は1〜2週間前に必要なものを確認し、前日は忘れ物がないかを見直す日にする方がよいでしょう。
すべてを完璧に用意しようとすると、必要のない商品まで購入してしまいます。
渡航先の条件と自分の旅行スタイルを確認し、代替できないものから順番に準備してください。







