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奄美大島からフェリーで行ける加計呂麻島ってどんなところなんだろう?
絶景スポットとかあったら見に行きたいな。
実際に行ったことがある人の感想や情報が知りたい!
この記事では、そんな疑問に答えるため、加計呂麻島の観光スポット・行き方・移動手段・注意点について徹底解説します。
どうも!離島が大好き、エンジニアの旅記録(@0unforgettable0)です!
奄美大島から行ける加計呂麻島は海も景色も何もかもが綺麗でした!
奄美大島の古仁屋港からは加計呂麻島・請島・与路島に行けますが、今回はフェリーの便も多く、奄美大島からも近い加計呂麻島に行ってきました。
奄美大島観光で旅行工程に組み込まれ安い加計呂麻島がどんなところか気になりませんか?
この記事で加計呂麻島観光がうまく行くようにまとめたので、最後まで見ていただけると嬉しいです。
加計呂麻島について
加計呂麻島は奄美群島に属する離島でリアス式海岸の複雑な地形をしています。そんな加計呂麻島は海岸線長が147.5kmと細長い島になっていて、30個ほどの小さな集落に約1,000人の人が住んでいます。
加計呂麻島は美しい海と綺麗な珊瑚礁を見れることが有名で、その美しさは沖縄に匹敵するほどです。ツアーに参加することで、珊瑚礁や海が綺麗なポイントに連れて行っていただけます。
また、加計呂麻島は複雑な地形のため、昔軍の秘密基地や戦艦大和などが隠されていたという歴史もあります。そのため、美しい海や自然の他に安脚場戦跡公園などで戦跡を見ることもできます。
加計呂麻島の観光スポット
加計呂麻島のおすすめ観光スポットを6つ紹介します。
実久ビーチ(さねくびーち)
実久ビーチは加計呂麻島の北西部に位置する実久集落にある海岸です。実久ブルーで有名な綺麗な海を見ることができるこのビーチにはトイレやシャワー施設もあるため、シュノーケリングをしに訪れる人が多いです。
ビーチの前にある「はまのお店」ではシュノーケリングセットのレンタルも行っているため、あまりの綺麗さに「泳ぐ予定がなかったけど泳ぎたくなった!」という方もシュノーケリングをすることができます。
住所 | 〒894-2403 鹿児島県大島郡瀬戸内町実久168 |
アクセス | ・瀬相港から車で約30分 ・生間港から車で約57分 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
注意点 | 特になし |
タカテルポイント
タカテルポイントは峠の上から珊瑚礁を見渡せる絶景スポットです。また、タカテルポイントには丸太の椅子が用意されているため、風に当たりながら休憩をすることもできます。
ここへのアクセスですが、注意点があります。それは、道が手入れされていないため、落石や枝などが道路にたくさん落ちていることです。細い一本道でもあるため、すれ違いも難しい箇所などもあるため、気をつけていただきたいです。
住所 | 〒894-2237 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字花富 |
アクセス | ・瀬相港から車で約24分 ・生間港から車で約47分 |
駐車場 | なし(駐車スペースあり) |
トイレ | なし |
注意点 | 道が整備されていなく、大きな石が転がっています。 |
江仁屋離島 (えにやばなれじま)
江仁屋離島は加計呂麻島の北西沖1.5kmに位置する無人島で、「冒険少年・脱出島」や「よゐこの無人島0円生活」のロケ地になったと言われている無人島です。
写真の通りとても美しい海を見ることができ、上陸した時の感動は今でも覚えています。
この江仁屋離島には事前に加計呂麻島の実久集落の区長さんからの上陸許可が必要です。そのため、江仁屋離島への上陸が組み込まれているツアーなどに参加することをおすすめいたします。
私は奄美大島と加計呂麻島でツアーを行っている「うみガメ隊」のツアーに参加して、上陸することができました。
アクセス | ツアーの船や水上タクシーなど |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
注意点 | 事前に上陸許可を取得する必要あり |
夕日の丘
夕日の丘は加計呂麻島の北西部に位置するその名の通り夕日を綺麗に見ることができる丘です。薩川集落と実久集落の間にあるため、私は実久ビーチに寄った後にここを訪れました。この場所の近くに「大島海峡展望所」という展望所もあるため、そちらからの絶景も是非ご覧になってみてください。
住所 | 〒894-2403 鹿児島県大島郡瀬戸内町実久 |
アクセス | ・瀬相港から車で約32分 ・生間港から車で約59分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
注意点 | 特になし |
武名のガジュマル(たけなのがじゅまる)
武名のガジュマルは瀬相港から約10分に位置する武名集落にある大きなガジュマルです。小さな案内板から3分ほど森の中を進んでいくと、武名のガジュマルがあります。このガジュマルにはケンムンという相撲が好きな妖怪が住むと言われていて、辺りは不思議な雰囲気に包まれています。
住所 | 〒894-2416 鹿児島県大島郡瀬戸内町武名 |
アクセス | ・瀬相港から車で約10分 ・生間港から車で約37分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
注意点 | 森の中に入るため、 虫やハブに気をつけてください。 |
安脚場戦跡公園(あんきゃばせんせきこうえん)
安脚場戦跡公園は第2次世界大戦の要塞跡地が公園となった場所で、今でも弾薬庫や金子手崎防備衛所の建物跡や砲台跡などが残されています。
広い駐車場に車を駐車して、坂道を登っていくと弾薬庫などが見えてきます。更に上へ登っていくと、開けた場所に出ることができて、絶景を見ることもできます。
住所 | 〒894-2143 鹿児島県大島郡瀬戸内町渡連 |
アクセス | ・瀬相港から車で約39分 ・生間港から車で約13分 |
駐車場 | あり(広い) |
トイレ | あり |
注意点 | 特になし |
加計呂麻島への行き方
加計呂麻島へは直接飛行機などで行くことが出来ず、奄美大島の古仁屋港からフェリーと水上タクシーの2通りの行き方で行くことができます。
古仁屋港は奄美大島の南側に位置していて、奄美空港から車で約1.5時間、名瀬港から車で約1時間かかります。
また、加計呂麻島には港が2つあるため、どちらの港から観光を始めるかをあらかじめ考えておく必要があります。
町営定期船「フェリーかけろま」
町営定期船「フェリーかけろま」への乗船は古仁屋港にある「せとうち海の駅」で乗船券を購入する必要があります。
乗船だけであれば予約は不要ですが、車やバイクを乗り入れる場合は、乗船1週間前から当日まで古仁屋待合所へ予約をする必要があります。
料金表
券種別 | 料金 |
普通券(大人) | 360円 ※片道 |
普通券(小人) | 180円 ※片道 |
往復券(大人) | 690円 |
時刻表
時刻表 | |
---|---|
古仁屋港→生間港 | 08:10発 |
11:40発 | |
16:00発 | |
生間港→古仁屋港 | 08:40発 |
12:00発 | |
16:30発 |
時刻表 | |
---|---|
古仁屋港→瀬相港 | 07:00発 |
10:20発 | |
14:00発 | |
17:30発 | |
瀬相港→古仁屋港 | 07:35発 |
11:00発 | |
14:40発 | |
18:05発 |
参考:奄美せとうち観光協会HP(https://www.setouchi-welcome.com/shiptime)※2022/12/27時点
水上タクシー
水上タクシーには「貸切チャーター」と「乗合」の2種類があります。
水上タクシーはフェリーかけろまと乗船場所も異なり、当日に出発時刻や船の変更もあるため、注意が必要です。
貸切チャーターとは
その名の通り、水上タクシーを個人で予約して、加計呂麻島の港を問わず直接集落の桟橋などへ行くことができます。貸切のために料金も高く設定されています。
また、12人以上乗れる水上タクシーの場合は追加料金が発生するため、注意が必要です。
乗合とは
フェリーかけろまと同様に時刻表が存在し、古仁屋港を出発して加計呂麻島の港へ行くことができます。ただし、12人乗りの場合は地元の方が優先になりますので、注意が必要です。
料金表
区間 | 料金 | |
乗合 | 古仁屋港~瀬相港 | 400円 ※片道 |
乗合 | 古仁屋港~生間港 | 400円 ※片道 |
貸切 | 古仁屋港~瀬相港 | 4,000円 ※片道 |
貸切 | 古仁屋港~生間港 | 3,000円 ※片道 |
貸切 | 古仁屋港~指定場所 | 指定場所により変動 |
時刻表
時刻表 | |
---|---|
古仁屋港→生間港 | 07:30頃(でいご丸) ※日曜運休 |
09:00頃(源丸) | |
10:15頃(源丸) | |
13:00頃(源丸) | |
14:15頃(源丸) | |
16:20頃(でいご丸) | |
17:15頃(でいご丸) | |
18:00頃(でいご丸) ※日曜運休 | |
19:00頃(源丸) ※運休 | |
21:00頃(源丸) ※運休 | |
生間港→古仁屋港 | 07:15頃(でいご丸) ※日曜運休 |
08:00頃(でいご丸) ※日曜運休 | |
09:15頃(源丸) | |
10:30頃(源丸) | |
13:15頃(源丸) | |
14:30頃(源丸) | |
17:00頃(でいご丸) | |
17:30頃(でいご丸) | |
19:15頃(源丸) ※運休 | |
21:15頃(源丸) ※運休 |
時刻表 ※日曜運休 | |
---|---|
古仁屋港→瀬相港 | 07:35頃(みなみ丸) |
09:00頃(みなみ丸) | |
10:15頃(みなみ丸) | |
12:00頃(みなみ丸) | |
13:00頃(みなみ丸) | |
16:20頃(みなみ丸) | |
17:00頃(みなみ丸) | |
20:15頃(みなみ丸) | |
瀬相港→古仁屋港 | 08:10頃(みなみ丸) |
09:25頃(みなみ丸) | |
10:45頃(みなみ丸) | |
12:20頃(みなみ丸) | |
13:20頃(みなみ丸) | |
16:40頃(みなみ丸) | |
17:20頃(みなみ丸) | |
20:30頃(みなみ丸) |
参考:奄美せとうち観光協会HP(https://www.setouchi-welcome.com/shiptime)※2022/12/27時点
加計呂麻島での移動手段
加計呂麻島での移動手段は路線バス・レンタカー・レンタサイクルの3つです。
この中で路線バスは観光に向かないため、今回はレンタカー・レンタサイクルについて紹介します。
どうしてもレンタバイクで観光をしたい場合は奄美大島で借りて、フェリーに乗せてくる必要があります。
レンタカー
加計呂麻島は山道が多いため、十分に観光を楽しみたいのであれば、レンタカーがおすすめです。
加計呂麻島の瀬相港と生間港にそれぞれ2店舗ずつレンタカー屋さんがあります。
繁忙期にはレンタカーが全て借りられてしまう可能性があるため、旅行の予定がたち次第すぐに予約することを強くおすすめします。
レンタサイクル
加計呂麻島では3か所でマウンテンタイプとシティサイクルタイプの2種類の電動自転車を借りることができます。
風を浴びながらの離島サイクリングはとても気持ちがいいですが、特に夏場の日差しの強い日には熱中症対策を忘れないようお願いいたします。
また、加計呂麻島は道路が細く勾配も多いため、港から遠くの観光スポットに行くにはレンタサイクルはあまりおすすめできません。
レンタサイクルを借りられる3か所は利用時間が異なるため、料金を含めてそれぞれをまとめます。
また、レンタサイクルの利用には前日までの予約を加計呂麻島展示・体験交流館へ電話(0997-76-0676)にて行う必要があります。
加計呂麻島での注意点と対策
運転が難しく、急勾配な道が多い
加計呂麻島の集落間の道はほとんどが急勾配な山道であり、海岸線の道路はとても細いです。
そのため、自転車での移動はかなり体力を消耗することが考えられますし、レンタカーの場合にはタイヤのパンクや事故を起こしてしまう可能性があると、実際に運転して思いました。
特にタカテルポイントなどの観光スポットへの道は整備されていなく、大きな石や枝が道にたくさん転がっているため、注意が必要です。
飲食店はやっていないことが多い
加計呂麻島にはいくつか飲食店がありますが、地図アプリでは営業状態でも実際は店が閉まっているということを私は経験しました。
そのため、宿泊を予定している場合などは事前にお店に確認や予約を取っておくことをおすすめいたします。
最後に
最後まで記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。
加計呂麻島は美しい海・珊瑚礁・自然・戦跡などたくさんの魅力が詰まった離島です。
特に珊瑚礁や地形は他の離島の中で1番好きと海好きの友人が語るほどなので、是非訪れた際にはツアーなどに参加して海を泳いでみてください。
この記事を読んでくださった方に、少しでも加計呂麻島の魅力が伝われば嬉しいです。
それでは、良い旅を
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