東京にあるシュノーケリングで有名な式根島の行き方・注意点は？1泊2日の旅費を詳細に公開

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この記事では、式根島に実際行った私が式根島の行き方や交通手段などの情報を経験談をもとにまとめます。

式根島について

式根島の基本情報から行き方・食べ物・注意点などを実際に式根島に行った観光者目線で書いていきます。特に、注意点については実際に行かないと分からないことなのでで、私自身も次に行くときは注意したいと思っています。

基本情報

式根島は東京都の南へ約160kmの場所に位置する東京都の離島で、外周約14kmの小さな島です。

そんな式根島には海水浴場・温泉・展望台など見どころがたくさんあります。
特に水着で24時間無料で入れる温泉が3つもあり、その中には潮の満ち引きで形を変える珍しい海中温泉もあります。
また、式根島の海は伊豆諸島の中でも綺麗なため、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツが人気です。泊海水浴場では沖に流される心配が少ないため安心して泳ぐことができます。

行き方

式根島へ行く方法は4つあります。その中でも今回は1番メジャーな方法だと思われる東京の竹芝客船ターミナルから船で行く方法についてまとめます。

船の料金について

2022年8月の東京都竹芝客船ターミナルから式根島までの料金をまとめます。
8月は繁忙期にあたるため、1年の中でもこの料金が1番高いと思われます。

また、運賃はweb予約割引や学生割引があります。
web予約の場合、特1等と特等以外は繁忙期が15%引き、通常期が20%引きされます。
学生割引の場合、いつでも20%引きになりますが、竹芝客船ターミナルで学生証の提示が必要です。

割引額を考えると、圧倒的にネット予約をした方が得なことが分かります。
学生の方は是非学割を使って下さい。

船の出発時刻と到着時刻について

船の出発時刻と到着時刻についてまとめます。
大型客船の場合は、竹芝桟橋を夜に出発して、式根島に早朝に着きます。
ジェット船の場合は、竹芝桟橋を朝または昼に出発して、式根島に昼から昼過ぎに着きます。

※月や日にちによって時間が異なったり、船が出ていなかったりします。正確な時間は東海汽船のホームページをご確認ください。

大型客船とジェット船の違いについて

これまで、大型客船とジェット船の料金や出発時刻・到着時刻について書いてきました。
結局どっちに乗れば良いのか？
と思う方もいると思うので、それぞれの良い点と悪い点まとめます。

運賃については、大型客船の等級の高いものに乗らなければ安く行くことができます。
もし旅費を少しでも抑えたいのであれば、大型客船の2等で行くことをお勧めいたします。

所要時間については、大型客船は夜遅くの出発で所要時間も長いですが島には朝早く着くことができます。大型客船に乗れば島での滞在時間をジェット船よりも長くすることができます。

船の揺れについては、圧倒的にジェット船の方が少ないです。大型客船には長時間乗船しないといけないため、一旦酔ってしまうと結構しんどいと思います。

最後に大きく違うのは、旅をしている感です。
ジェット船は席から動けないため外の景色も見ることができません。しかし、大型客船では自由に甲板に出て外の景色を楽しむことができます。大島・利島・新島など式根島以外の島の港にも少しの間停泊するため、いろいろな島の形や様子を船の上から見ることができます。

私自身は往路が大型客船の特2等寝台、復路が大型客船の2等和室を予約することが多いです。

船のキャンセルについて

インターネット予約の場合でも、キャンセルは電話で行います。と言うのも、インターネット予約のページからはキャンセルの操作をすることができません。

またキャンセルによる手数料は船の客室の等級とキャンセル日によって変化します。

複雑になっているため、詳しくは「東海汽船 キャンセル規定」をご確認ください。

注意していただきたいのは、無断キャンセルについてです。
無断キャンセルをしてしまうと、出航後と同じ100%のキャンセル手数料の支払いになります。

船の運行状況について

運行状況については東海汽船ホームページ内の「運行状況」から確認することができます。
この運行状況については、逐一更新されるため天気が不安定な場合には特に注意して見る必要があります。
ここでは、運行状況の種類とその説明、それぞれの対応について記載します。

大型客船とジェット船の運行状況は3つに分かれます。

運行状況の決定時刻は船によって異なります。

欠航は台風などの天気が悪い時はもちろんですが、天気が良い日でも海が荒れている場合には欠航することがあります。

観光スポット

観光スポットは別の記事にまとめています。
式根島には海水浴場から温泉、展望台などたくさんの観光スポットがあります。

【伊豆諸島】離島好きがおすすめする式根島の観光スポット8選

東京都から船で行くことができる東京都の離島、式根島のおすすめ観光スポットの紹介です。シュノーケリングスポットとして有名な式根島ですが、海水浴場以外にも温泉、展望台とたくさんが観光スポットがあります。特に潮の満ち引きによって形を変える海中温泉は旅の疲れを癒してくれるのでオススメです。

unforgettable-life.com

2023.09.04

特に泊海水浴場や大浦海水浴場でのシュノーケリングがおすすめです。
東京とは思えないくらい綺麗な海で泳ぐことができて、魚もたくさん見ることができます。
もし、シュノーケリングセットを持っていなかったり、忘れてしまった場合にも、式根島の至るところでシュノーケリングセットのレンタルができるので安心して下さい。

食べ物・特産品・お土産

づけ丼

づけ丼は島唐辛子が入った醤油ダレに漬けた式根島で獲れた地魚を乗せた丼ぶりです。
式根島では1番大きなスーパーである「おくやま」で売られています。

牛乳せんべい

牛乳せんべいは伊豆諸島では有名なお菓子で、色々な島で売られています。式根島ではサンバレーという名前のレストランで販売しています。固めないせんべいですが、さっぱりとしているため何枚でも食べれちゃいます。

神引

神引は式根島の芋焼酎です。
伊豆諸島の地酒というと青ヶ島の青酎が有名ですが、神引も式根島でしか買うことができない大変珍しい地酒なので、お酒好きの知り合いがいたらお土産に是非買ってみてください。

式根島グッズ

式根島には式根島の文字が書かれたTシャツやタオルが色々なところで売られています。
お土産として買うのもいいですが、是非旅の思い出に自分のために買ってみてもいいかもしれません。

旅費

7月に私が1泊2日をした時の旅費の合計は32,810円でした。
以下に詳細をまとめます。

私はツアーに参加などしていませんが、シュノーケルのツアーなどに参加する場合はプラス5,000円から10,000円ほど必要になると思います。

交通手段

交通手段として考えられるのは、徒歩・自転車・バイク・車の4つです。

徒歩については、あまりお勧めはできません。特に真夏の暑い時期には目的地に向かうだけで疲れてしまいます。

自転車・バイクについては、特にお勧めできます。実際に島の中にはレンタサイクル・レンタバイクのお店が多く、島内を自転車で移動している人をたくさん見かけました。
式根島自体が小さな島なので、自転車やバイクで十分観光スポットを巡ることができます。

車については、少しお勧めできます。やはり車だと短時間に色々なところに行くことができるため、たくさん観光したいけど時間がない人にはお勧めです。
実際私はレンタカーを借りて1泊2日で満足できるくらい色々なところに行くことができました。

注意点

クレジットカードの使用について

式根島ではクレジットカードで支払いができるお店がほとんどありません。
レンタサイクルやレンタカー、宿での支払いも基本的に現金になっています。
そのため、式根島に向かう前にはある程度の現金を用意し、クレジットカードが使えたらラッキーくらいの気持ちでいた方がいいです。
最近はpaypayでの支払いができるようになったので、どうしても現金が足りなくなる心配がある方はpaypayを入れていくと安心だと思います。

電波について

宿の中も含め、式根島では電波の入るところが少ない印象でした。
圏外になることはあまりなかったと思いますが、電波が入りずらいです。
特に注意していただきたい点は、唐人津城のような長い距離のハイキングです。
観光スポットになっているけど、あまり人が立ち入らないような場所もあります。1人で訪れて助けを呼べないと言う状況にもなりかねないので、気をつけて下さい。

夕食や船などの予約について

どの予約についても言えることは、早いに越したことはありません。
ツアーではなく単体で予約をする場合、特に船や宿の予約は直ぐに埋まってしまい、値段の高い船の客室しか予約できないという状況になってしまいます。
また、夕飯も外食をするのであれば予約が必須です。
ネット上では営業していると書いてあるお店でも、当日営業していないこともありますし、予約がいっぱいで夕食難民になることもあります。

よくある質問